貿易赤字拡大⇒経常収支赤字⇒円安⇒物価高⇒金利高時代へ
日本の過去50年余に及ぶ度重なる日本の主力産業の衰退の方程式に次は自動車産業が陥りそうである。日本の貿易黒字の多くを占める自動車産業の衰退と空洞化・・これはもう日本の経常収支を赤字にする可能性が大である。
◆経常収支
貿易・サービス収支、第一次所得収支、第二次所得収支の合計。
金融収支に計上される取引以外の、居住者・非居住者間で債権・債務の移動を伴う全ての取引の収支状況を示す。
★貿易・サービス収支 貿易収支及びサービス収支の合計。実体取引に伴う収支状況を示す。
●貿易収支 財貨(物)の輸出入の収支を示す。
国内居住者と外国人(非居住者)との間のモノ(財貨)の取引(輸出入)を計上する。
●サービス収支 サービス取引の収支を示す。
(サービス収支の主な項目)
輸送:国際貨物、旅客運賃の受取・支払
旅行:訪日外国人旅行者・日本人海外旅行者の宿泊費、飲食費等の受取・支払
金融:証券売買等に係る手数料等の受取・支払
知的財産権等使用料:特許権、著作権等の使用料の受取・支払
★第一次所得収支 対外金融債権・債務から生じる利子・配当金等の収支状況を示す。
(第一次所得収支の主な項目)
直接投資収益:親会社と子会社との間の配当金・利子等の受取・支払
証券投資収益:株式配当金及び債券利子の受取・支払
その他投資収益:貸付・借入、預金等に係る利子の受取・支払
★第二次所得収支 居住者と非居住者との間の対価を伴わない資産の提供に係る収支状況を示す。
官民の無償資金協力、寄付、贈与の受払等を計上する。
日本はバブル崩壊以降海外投資を積極的に進め、リーマンショック後にさらにその海外投資割合を増やし続けた結果現在第一次所得収支が2022年, 35兆3,087億円となり自動車等の輸出の貿易も有り何とか経常収支が黒字となっている国である。
この黒字の状態が今後10年間にかけて大幅に赤字に転落する可能性がとてつも無く高い。企業でも黒字から赤字に転落してそれが3年も続けば信用はガタ落ちして銀行は手のひらを返したように融資を引き揚げにかかる。日本国債の現在シングルAの信用度も格下げになる可能性も大である。
それと同じ事・・周りの国々が途端に冷たくなる事が容易に想定される。そうなった場合、資源の全く無い日本は強烈な円安や日本の将来性を無視され世界で起きる調達競争に買い負けるニッポンとなる可能性が大 。交易条件の悪化は、国内で生じた付加価値の海外への漏出をもたらす。
★冷たくて、孤立無援の、民族の・金が無くなる、価値も無くなる EQ力最低、利他心最低の民族