人類500万年の内、長い歴史の中で起きた変節ポイントは今までにたった12回しか無かった、そして今の今13回目の変節ポイントが指数関数的に伸びるクリティカルポイントを超えた、超激速時代変化に真っただ中・・・経営判断を誤ると・・・それはもう命取りになる。変化しずらい大組織ほどその影響は極大化する。
ICE車の利益総額は2023年には約1/3程度まで激減、方やBEVのソフト化を含めた価値は2035年には2.6倍以上になると云うボストンコンサルティングGの経済予測も存在する。
もう10年程前から・・モノからコトへ・・と云うスローガンが各地、各産業で聞かれるように有形資産から無形資産へその価値ウエイトは急速に移行を始めている。日本人の希望の”ぼんぼん53大企業”は有形資産対無形資産比率が未だに10対1なんて超オールドエコノミーの権化の状態
古すぎる頭では、時代はリープフロッグの時代と云う事をあまり理解出来ていない、日本車の独壇場であったタイ市場でもBEVの普及率は2023年に入り2%からたった4カ月程度で7.5%と3.5倍の爆速の伸びである。その殆どはBYDとテスラと格安中国製BEVが占める。タイにはHVやPHEV売り込むなんて計画しているオールドエコノミーの利口ウマシカ(従来カテゴリーでは勝ち組エリート)集団の以下の目論見はどうなるか?見ものである。
トヨタ自動車は2026年までに年150万台の電気自動車(EV)を販売し、22年の実績に比べ60倍超に増大計画を根拠皆無で発表
BEVは米テスラや中国の比亜迪(BYD)が急速に年率40%(テスラ)〜284%(BYD全体208.64%)の成長率で販売を増、全体の売上微増のトヨタは販売ド不調の大赤字BEVを収益面で支えるためには、ハイブリッド車(HV)を中心とした新興国での販売増を計画。
販売台数について「先進国では変わらず、新興国で伸ばす」「新興国は収益力の上がったHVで対応し、稼ぐ源泉とする」と宣言。
トヨタは2022年の販売台数は海外比率が87%⇒新興国はまだBEVに強いテスラやBYDも足場がない。足場のあるトヨタは新興国販売はHVで新興国に販売攻勢をかけ利益を出し時を稼いで2026年のBEV発売へ繋ぎたい思惑・・しかし、時代変化のスピードは3年は待ってはくれないと私は感じている。
ボンボン53氏は「我々は多様化するニーズに応える『量産を大事にする会社』」と、先進国や富裕層に限らず「全方位」で顧客を広げると宣言⇒BEV1点集中のテスラのビジネスモデルとは真逆、イーロンマスクの伸びる多様な産業(宇宙や人口知能やソーラーや蓄電池等)ポートフォリオとも真逆
トヨタの思惑はHVは今後、世界で年率2割増の勢いで伸びる?。2026年に約1000万台と、2022年からの4年でほぼ倍増する見通し。特に有望なのがアジア太平洋で、2026年にはおよそ630万台と2022年比で2.3倍になる。世界の増加分のうち7割にあたる350万台がアジア太平洋。
2022年のHVの世界販売はトヨタは260万台で、世界シェアで推定5割⇒2026年にはトヨタHV世界販売は500万台の2倍になる目論見・・・中国市場ではHV車は全く増加して居ない現実もある。
確実に今の今タイやベトナム、インドネシア等で起きているリープ・フロッグ現象を甘く見た戦略
来年2024年には激震(ディスラプション)が起きる、テスラやBYDは現状のBEVの原価を半減したトヨタのHVとほぼ同じ値段のガチンコのBEVを25000ドルでの販売を2024年より開始との報道もある。トヨタのBEVの半額プライスの25000ドルでも利益が出ると云う事実をどう判断するのか?
トヨタBEVは販売台数を伸ばしても、BEVは当面赤字は不可避、米フォード・モーターも投資がかさみ、23年12月期のEV事業は30億ドル(約4000億円)の赤字、BEV1台当たり▲450万円の赤字。等々GMは我慢しきれず自社製のBEVの生産を一時停止した。
トヨタは2023年5月10日に23年3月期の連結決算予測では12%減の2兆6400億円で、2023年度今季予想は前期比15%増の3兆487億円⇒HV増が利益を拡大?「HVなどによる収益増」と「EVの競争力向上」という2点を着実に実行と宣言⇒下請けがさらに乾いた雑巾を絞られる運命は確実である・・ふー。
そして今の今起きている事はオールドエコノミーは世界の物価高によりコスト増、ニューエコノミー物価高のコスト増を上回る技術革新をオールドエコノミーの3倍以上のスピード感で実行してコストを半減可能にしているという現実をキチンと理解する必要が有る。蓄電池技術でも先のブログでも述べたように下記の現実を直視する必要が不可欠・・仮に数年後の日本の企業が全個体電池を開発出来たとしても時、すでに遅しである。
テスラの次期4680バッテリーセルは、300Wh/kgを超えるとも予想・・以下現状の各電池の性能と未来
1,リン酸鉄リチューム電池(LFP)170Wh/kg・・一番多くBEVに使用されている⇒発火危険無し
2,三元系リチューム電池 (NCA)260Wh/kg・・高価で高性能BEV用⇒発火の危険性有り
3,東芝リチューム蓄電池 (SCiB)69〜84Wh/kg
4,ニッケル水素電池 95Wh/kg
☆5,CATL半固体電池 500Wh/kg・・2023年内にも量産⇒本当ならとてつもなく恐怖
☆6,ナトリュームイオン電池 160Wh/kg・・2023年中に実用化、今200Wh/kg開発中価格半減?
7,全個体リチューム電池 350Wh/kg・・耐久性とコストで実用化未定状態
上記5番、6番が日本の全ての自動車生産企業の命を絶つ可能性が有りえる。恐ろしい今を理解すべきである。特に上記6番のレアーメタルを使わないナトリュームイオン電池が高性能化して価格が下がりソーラーパネルとミックスして発売されれば日本の電力産業も激衰退をする⇒原発なんて論外になる。
三元系リチューム電池は2010年には1kWhあたり1,200ドルを超えていたが、その後下がり続け、2021年にはLFPが主流となり132ドル/kWhと約9分の1となった、しかし希少金属の特性とBEV爆発販売増で・・今後1〜3年は蓄電池価格は横ばい・・場合によっては少し値上がりと予測。
しかし、これもリープフロッグでリチュームイオン電池パックのコストを2025年に100ドル/kWh以下に下げ、2030年には全固体電池の導入準備を進めつつ同80ドル/kWh未満を狙うとの大手電池メーカーの発表もある。さらにレアーメタルを使わない☆6,ナトリュームイオン電池は価格が低い事は当然の事、2025年に70ドル/kWh以下、2030年に50ドル/kWh以下・・なんて事になる可能性も有りである。
そうなれば極端にシンプル化され既製品化されたインフラ用の自動運転BEVが10000ドル/台(134万円)なんて事も実現可能である。すでに中国の低所得層や新興国向けに中国資本下にあるイギリスブランドGMが4人乗りのオシャレなコンパクトBEVを130万円で売り出した。
そしてもう一つの価値の大転換は・・・ハードからソフトへビークルも価値移動を確実にしている事である。ニューエコノミー企業はこのソフト分野でもすでに創業期より莫大は人員で開発を進めている。金出してどこやらから部品の1つとして買えばよいなどと思って居るオールドエコノミー経営者には理解すら出来ない事かも知れない。
車1台当たりのコストでソフトとシステムの比率は、2000年の20%程度から30年は50%に高まる見通しだ。部品メーカーが中心だったソフト開発の主導権を、自動車メーカー側が取り込むため、独フォルクスワーゲン(VW)は、ソフト内製率を19年の10%未満から25年までに60%以上へと高める方針、トヨタグループもグループ全体のソフト開発者を18000人に増加するとの事、多くのメーカーの開発拠点もアメリカと中国となるとの報道もある。
現状トヨタグループのソフト部門は2019年1月にトヨタ系IT企業3社が統合し誕生トヨタシステムズが担当、人員は3,192人(2023年4月1日時点 派遣社員含む)以下の会社のITソリューションを担当
株式会社豊田自動織機 / 愛知製鋼株式会社 / 株式会社ジェイテクト /トヨタ車体株式会社 / 豊田通商株式会社 / 株式会社アイシン /株式会社デンソー / トヨタ紡織株式会社 / トヨタ不動産株式会社 /株式会社豊田中央研究所 / トヨタ自動車東日本株式会社 / 豊田合成株式会社 /日野自動車株式会社 / ダイハツ工業株式会社 / トヨタホーム株式会社 / トヨタ自動車九州株式会社 /トヨタモビリティ東京株式会社 /株式会社東海理化電機製作所 / フタバ産業株式会社 / 豊田鉄工株式会社 /愛三工業株式会社 / 林テレンプ株式会社 / 小島プレス工業株式会社 /トヨタ自動車北海道株式会社 / プライムアースEVエナジー株式会社 /トヨタ輸送株式会社 / トヨタモビリティサービス株式会社 / 株式会社FTS /大豊工業株式会社 / トヨタコネクティッド株式会社 ほか
その他にもトヨタには9カ所以上の本社研究所等の多くのソフト開発の研究組織が存在する!オッカムの剃刀の法則には大違反をしている大企業病である。こんなに山ほど居ても・・無形資産価値は全く伸びていない。
★私が指摘したいのは・・・全部バラバラ・・・ソフト開発でも船頭がこんなに多くてまとまるのか?不思議でならない。そもそもソフト開発で1番重要な事は1人の天才を見つける事である。その後のサポートプログラマーもそれなりの数は必要?(ChatGPTXが代替えして居る可能性も有り)だが・・・女王バチの居ないハチの巣は、働きバチは増える事は無いしはちみつが増える事も無いと同じく・・・数さえそろえれば何とかなるなんて事は100%無い!
また人も車も見掛けが大事、決算発表に出てきたSimon Humphries Chief Branding Officerクルマ開発センターデザイン領域(統括部長)氏も・・・あのオラオラ顔MAXのロクでも無いデザインを良しとする人である。
BEVはICE車と比して一番大事な事は「CD値が小さく軽く造る」と云うのが基本中の基本であるが・・・オラオラ顔が売れるからとデザインが全部真逆(CD値最悪の時代逆行)である。これが出来ない分を一番大事な車体の骨格の安全性を無視して軽くしている事は衝突実験映像を見れば明らかな事である。
トヨタのグループ会社は系列会社で多発している改ざんや隠蔽、誤魔化しがそれ(金しか無い経営哲学)を証明して居る。
日本国の官僚や大企業が皆同じ縦割り(利口バカ)多くの超生産性の低いヒエラルキー型組織集団の限界である。
★大組織、時代の変化、苦手なり・・・断捨離出来ず、皆々沈む シンプルイズベスト
★巨大船、積み荷は多く、優秀に・・・見える錯覚、愚者の妄想 沈み始めるともう荷物が多すぎて打つ手が無い!2014年のボンボン66お坊ちゃまの判断ミスは命取りとなる可能性が大である。
★三つ子の魂100迄・・★創業家、忖度慣れて、本質を・・・見ざる大愚の、時代価値無し