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毎週更新と・・・5年毎更新・・・どちらが勝つか?

”◆トヨタ豊田会長、自動運転は段階的に浸透 「新車サイクル5年毎で実装」”2026年2月2日発言

2026年3月4日、日本経済新聞31面・中央記事参照

この発言ニュースを見て”ガクゼン”とした・・・ガクぅ〜〜〜〜〜〜である。

テスラやファーウェーでは1週間毎〜3カ月毎で・・自動運転性能は進化して行っている。ECUの知能のハード性能も、1〜2年毎に10倍〜40倍の性能のモノが新規に搭載され、それに合わせて自動運転AIソフトは劇的に進化をしている。

現在の自動車産業は、単なる「技術の進化」ではなく、第一原理思考に基づく「産業そのものの消滅と再定義」という断絶の渦中にあります。

テスラのAI投資と計算資源の真実(2026年最新)テスラは2026年度、前年の約85億ドルから一気に2倍以上となる200億ドル(約3兆円強)超の設備投資(CapEx・「Capital Expenditure」)を計画しています。この投資の大部分は、もはや「車を作る工場」ではなく、「AIを訓練する脳」と「ロボットの肉体」に注ぎ込まれています。

絶望的なまでの「開発スピードと投資」の差テスラやファーウェイは、自動車を「ハードウェア」ではなく、「AIを搭載した自律走行ロボット」と定義しています。

テスラ(Tesla)や中国のシャオペン(XPeng)、ファーウェイ(Huawei)などのニューエコノミーメーカーは、AIの「スケーリング則(計算資源とデータ量を増やせば知能が指数関数的に向上する法則)」を信仰し、毎週〜数ヶ月単位でOSをアップデートする!搭載ECUは1〜2年で全面リニューアル「シリコンバレー流」で動いています。

一方、トヨタはハードウェアの信頼性と、法規制・インフラとの整合性を重視する5年毎の更新と「慎重な漸進主義」を掲げています。

テスラの「スケーリング則」への全振り: テスラは2026年にAI訓練用に200億ドル(約3兆円)以上を投じ、(過去数年間にも年間兆円単位の投資を継続中)NVIDIAの最新H100/B200チップを数十万個並べたスーパーコンピュータを持つAI開発企業「xAI」をフル稼働させています。これにより、FSD(完全自動運転)は人間のエンジニアがコードを書くのではなく、「AIが数億マイルの走行映像を見て勝手に学習する(End-to-End)」フェーズに入っています。

さらにイーロン・マスクはスペースXにxAIを買収させ、今回の取引でスペースXの企業価値は1兆ドル、xAIは2500億ドルと評価された⁠。上場して資金を1兆ドル〜1.5兆ドル(150〜225兆円)確保しようと決断をしました。・・この資金の多く(少なくとも数十兆円)はAI開発に投入されるでしょう。

その目的は宇宙空間での発電と、それを使った宇宙空間での巨大なAI開発センター構築をする壮大な計画しています。AI開発に何百兆円以上の投資となると予測されています。

ファーウェイ(Huawei)の垂直統合: ファーウェイは通信インフラで培った超高速通信、自社設計のAIチップ、そして数万人のソフトウェアエンジニアを動員し、ADS 3.0という「3ヶ月ごとに劇的に進化する」自動運転スタックを完成させています。

テスラを筆頭とするニューエコノミー企業が見据えているのは、移動コストを現在の自家用車の100円/kmからAIロボタクシー化で19円/kmへと劇的に引き下げ、稼働率を10倍以上に高め、製造革命を起こしAIビークル原価を半額にして、耐久性を3倍にすることで、社会が必要とする車両生産数を現在の60分の1以下に削減する未来です。

イーロン・マスク氏が製造設備の拡大に消極的なのは、データ収集に必要な数さえ確保できれば、将来的に不要となる膨大な過剰設備を持つことが最大の経営リスクになると確信しているからです。

テスラのAI5/AI6へのハードウェア進化、FSDのEnd-to-End化、アンボックスドプロセスによる製造革命、そしてAGI(汎用人工知能)が物理世界を操作し始める臨界点が2026年です。

この前提に立つと、豊田会長が語る「5年ごとのモデルチェンジ」という時間軸は、AIが常時自己学習し、週単位でOTAアップデートされ、AGI(汎用人工知能)搭載のフィジカルAIが製造コストを指数関数的に下げ破壊していく世界において、致命的な遅延となりかねません。

【3年後:2029年】「知能のコモディティ化」とトヨタの焦燥
3年後の2029年には、ロボタクシーの普及により「車を所有する」という概念自体が崩壊し始め、トヨタの誇る巨大な国内生産体制は、維持するだけで利益を圧食する「負債」へと変貌する恐れがあります。

状況: テスラはAI5(2027年・現在のAI4の40倍の性能)⇒AI6(2029年・スパコン並みの演算力)の量産により、車載コンピューティング能力でトヨタのArene OS搭載車を100〜1000倍以上引き離します。無人ロボタクシーは全米・中国主要都市で「当たり前のインフラ」となり、自家用車を所有する動機が激減します。

トヨタの危機: 5年サイクルで設計されたトヨタ車の「脳」は、納車時点で遥かに劣り、発売から1年でテスラのAI進化(週単位のFSD更新)に指数関数的に置いていかれます。トヨタはハードウェアの完成度では、良い勝負をしていますが、ユーザーは「賢くならない機械」にコストを払わなくなります。

トヨタが「5年サイクル」を公言したのは、裏を返せば、「物理的な安全性の担保にはこれだけの時間がかかる」という製造業としての悲鳴に近いかもしれません。しかし、AGIがその検証プロセスさえも秒単位でシミュレーションし、解決してしまう未来において、トヨタが「職人気質の呪縛」をいつ脱ぎ捨てるかが、3年後の生死を分けることになります。

5年後の2031年には、AI6(2029年)⇒AI7(AGI又はASI搭載)と進化し、量産され、アンボックスドプロセス工法と人型ロボットによる無人工場が主流となり、人間主体の「カイゼン」ではコスト面で太刀打ちできない現実が突きつけられるでしょう。

8年から10年後の未来において、トヨタが生き残る道は、車両を「売る」ビジネスから完全に脱却することにあります。1台あたりの寿命がICE車の3倍に伸び、超高稼働・超低コストが求められる世界では、トヨタが長年培ってきた「壊れない・直しやすい」という物理的な信頼性こそが、AGIという魂を包む「究極の器(デバイス)」として再定義されます。新車販売台数が激減する中で、トヨタは世界中の移動インフラを支える「高耐久ハードウェア・プラットフォーマー」へと、その存在理由を根本から転換することを迫られるはずです。

最終的に、トヨタの未来は、製造業としての矜持である「5年サイクル」を、物理的な安全性を担保する「監査期間」へと昇華させつつ、内部のソフトウェアと製造プロセスについてはテスラ流の第一原理思考を全面的に取り込めるかどうかにかかっています。移動が空気のように安価で当たり前のインフラとなった時、トヨタが「信頼の象徴」としてその物理的基盤を担い続けているか、あるいは巨大な生産設備の重みに耐えかねて縮小するかが、この10年で決着することになります。

豊田会長の「5年サイクル」は「守り」の宣言
豊田会長の言葉は、AIの進化を止めるものではなく、「AIの暴走を自動車の信頼性という枠内に閉じ込めて制御する」という、製造業としての最後の過去の無価値になった矜持の様ですね。

しかし、エマージェント・アビリティによってAIが知能爆発し「人間を超える高度な安全性」をデータで証明してしまった現在、そして2027年前後にはAGIに進化すると自律的に爆速で成長して行く。

現在でもトヨタ車より推定10倍も事故が少ないテスラ車の安全が3年後には100倍以上安全になり、同様な事は中国のファーウェー等のAIビークルでも起きる。そして激安移動が可能になる。貴方はわざわざ高くて危険で使い勝手の悪い、環境に最悪のICE車を買いますか?、10年後には、もうクルマなんて自分で買う事自体がアホのする事になります。

AIロボカーは・・・自分も使う事が出来、95%の自分が使わない時間には、AIロボタクシーとして、お金を稼いでくれる投資対象となるのです。

トヨタの慎重さは「安全」ではなく「リスク(技術の停滞)」と見なされる重大な分岐点を、2030年前後に迎えることになるでしょう。

さぁ〜〜3年後を見てみよう!!!AI時代の5年はかつての20年間と云う事が良く理解出来るハズである。