発する言葉と実行動に壮大な矛盾有り!
2025年6月、トヨトミの取引関係者を集めた内燃機関の決起集会「エンジン車不滅大会」。トヨトミ幹部は高出力のエンジンなど数種類を新たに開発し、下請け部品会社にも内燃機関の部品開発推進の激を飛ばした。エンジンの総数は守る考えを打ち出した。
2025年12月5日。静岡県の「未来都市」と名付けるには極少過ぎるマンション群で、トヨトミは“覚悟”を示した――と公式には語られた。開発者の約1時間に及ぶ対談番組を視聴したが・・その感想は・・”時代遅れの幼稚”・・行き当たりばったりを開発者自身が認めている。
開発の覚悟とは「未来へ進む決意」ではなく、「過去を手放さない決意=小手先のカイゼンのみ」だったのかもしれない。この街に参加企業の面子を見ても・・一言で、ショボい!・・この町でやる意味は論理的には微塵も感じられなかった。
ブンブン・シティで披露されたのは、排気量4リットルV8エンジンを積む、1万人に一人も買えないだろう超高級スポーツカー。
環境規制が厳しくなる時代に、あえて環境最悪の肺活量の大きなエンジンを誇らしげに掲げる姿は、どこか昭和の成功体験がまだ温かい炬燵のように残っている日本社会そのものに重なって見える。
しかし、この新型エンジン程度の性能は欧州メーカーが10年前に実現させている性能程度であり、エンジンの燃焼効率に限れば、すでに日本車は中国のニューエコノミーメーカーにもICE車の燃焼効率で大きく負けている事実が存在している。何も今更誇れる技術では無い!
Q1〜Q2クラスの環境経済学や公衆衛生の論文は、すでに何年も前から同じことを語ってきた。CO2排出の先送りは、将来世代への“利払い付き負債”であり、PM2.5の増加は呼吸器疾患だけでなく、心血管疾患や、肺ガン等のガン爆増や認知機能低下とも有意に相関する。つまり、エンジンの轟音はロマンではなく、統計的には「医療費と社会保障費の爆増の予告音」なのだ。
それでもトヨトミは言う。「エンジンにはまだ役割がある」。確かに論文も、内燃機関が即ゼロになるとは書いていない。ただし同時に、過去技術ロックインに固執した企業ほど、転換点で急激に競争力を失うことも、嫌というほど示されている。にもかかわらず、日本ではこの“注意書き”がいつも小さな文字で読み飛ばされる。なぜなら、読まなくても今日の暮らしは何とかなるからだ。
トヨトミは米国ではHVに100億ドル、中国ではEVを現地完結で必死に追いかける。しかし、両方の市場での利益率はとても少ない。その姿は、まるで一人の人間が「健康診断では運動しろと言われつつ、筋トレ動画を見ながらラーメンを食べている」ようなものだ。全方位戦略という名のフルコースは、妄想的満腹感だけが残り、体質改善にはなかなかつながらない。
中国市場での苦戦も、論文的には驚く話ではない。EVと自動運転はスケールとデータの戦争であり、10年、30万km保証やLFP電池を前提に価格を下げてくる企業が圧倒的に有利になる。BYDが高性能ミディアムサイズのビークルを10万元台(220万円〜)で攻めてくる一方、日本は「丁寧な品質」と「空気を読む合意形成」に時間をかける。そして日本で製造するクルマの価格は半分の性能で2倍の価格のママである。その間に、市場は静かに次の駅へ進んでしまう。
それでも日本社会は、どこかでこう思っている。「凄い!トヨトミがやっているなら凄い事だろう」と。これこそが最も危うい楽観だ。Q1論文が警告するのは、巨大企業の判断ミスが社会全体の排出量と健康被害を増幅させる“システミックリスク”である。悪意がなくても、慣れと成功体験だけで環境負荷は積み上がる。
エンジン音に胸を熱くする文化を否定する必要はない。ただ、その音が誰の肺に、誰の医療費に、誰の未来に響いているのかを、そろそろ冷静に数え直す時期だろう。問題を先送りし、CO2とPM2.5の増加を「仕方ない」で済ませ、悪に慣れ、悪を許容してきた日本社会。その延長線上にあるトヨトミの選択は、もはや“企業戦略”ではなく“社会的リスク”になりつつある。
たった1人のボンボン君のマスターベーションが日本社会を時代遅れにして、環境を劣悪にし、確実に破壊する!
未来都市で披露された大排気量エンジンは、時代に逆らう象徴である。しかし論文が教えるのは、時代に逆らえば確実に持続可能性は無くなるという冷たい事実だ。このままでは、日本はまた、過去の歴史で何度も繰り返し続けて言われた来た言葉を言うことになるだろう。「気づいたときには、もう遅かったですね」と。――それをブラックジョークで済ませられるほど、環境も社会も、もう若くはないし、限界点を超えている。
貴方もご自分で調べて、ご自分でエビデンスを確認して、貴方の未来をイメージして見てくださいね!このままトヨトミは凄い!凄いを連呼し続け100年前に消えた”馬車”と同じで良いのですか?・・と・・