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小学低学年の”算数”レベルの問題が理解不能の有名大卒

マルチプッツンウェーという名の「全部やるから何も決めない」戦略――トヨトミはなぜ時代を外したのか

トヨトミは賢い。日本で一番の優良企業で有り、大人気企業である。社員も超優秀な人しか入社出来ない企業である。少なくとも、そう信じられてきました。「EV一本足打法は危険だ」「マルチプッツンウェーこそ現実的」「地域ごとに最適解がある」一見、冷静沈着。しかし冷静に見えて、AI時代の変化スピードの前提だけが完全に抜け落ちている。

■ 自動車は“製品”ではなく“稼働率ビジネス”“社会のOSビジネス”に変わった!馬を自動車と呼ぶ事が不適切な様に自動車も、この名詞そのものが今後5年〜10年の内には消える事になる。

自動車産業の本質は、もはや「何で走るか」ではありません。どれだけ走らせられるか!⇒どうれだけ走らせないか!へ移行するのです。

・個人所有車  :稼働率 約5%
・AIロボタクシー:稼働率 50〜70%・⇒稼働率を上げ尚且つ移動全体をなるべく少なくする社会へ

ここで起きているのは技術競争ではなく、需要の蒸発です。稼働率が10倍になれば、車は10分の1で足りる。これは小学低学年の”算数”レベルの問題です。この”算数”が日本のトップレベルの大企業の経営層には理解不能となって居る現実は・・とてつもなく恐ろしい事なのですね!

この構造の前では、HVが何%燃費改善しようが、ICEがどれほど静かになろうが、FCVが水しか出さなかろうが台数が売れない。

マルチプッツンウェーは、「どのエンジンが勝つか」という20世紀の問いに答え続けています。しかし21世紀の問いは、「そもそも何台要るのか?」です。

■ 自動車産業の基本が別次元へ様変わりする!

私はすでに20年以上前から環境意識、環境問題をとても研究をしていて、かねがね60sの人間を1800sの自動車で地球に最悪の排気ガス垂れ流しながら運ぶ事なんて、合理性が無い!と発言し続けて来ました。

自動車は”人流と物流”を最適化する為の道具です。第一原理思考で考えれば、自動車を開発し増産するのではなく、人流と物流を合理的に改善し再定義する事の方が遥かに価値があるソリューションになるのです。このソリューションが簡単に出来る様になったのが、現代のAI技術なのですね!

そもそも論としてテスラのサイバーキャブ工場の様に、工場そのものがほぼ無人のロボットに成りつつあります。イーロンマスクもテスラの最大の商品は工場その物だ!と宣言しています。既に商品のデリバリーさえ生産したビークルが無人でラインオフと同時に顧客の元迄、勝手に走っていきます。地産地消が簡単に可能となります。

今までの巨大な工場を建てて、最適化し、コスト低減を図り、日本全国や世界にデリバリーする事が意味が無くなります。AI時代には巨大工場の経済的メリットも無くなるのです。工場そのものが最適化されたロボット商品となり、数カ月で建設出来たり、数週間で解体、数カ月で移転も可能となります。地産地消の最適化が可能になるのです。

今の行き過ぎた商業主義社会の様に商社が地球の裏側から安い商品を仕入れて持ってくるなんて事も無くなるでしょうし、北海道で仕入れたモノを九州で販売するなんてアホ過ぎる事もAI時代には無くなります。

そして個人、個人の商品のデリバリーも、フィンランドで既に実用化されている小型のAIラストワンマイルビークルが担う様にもなるでしょう。

実店舗での商品選びも不必要になります!貴方専用の貴方の趣味や嗜好や考え方や価値観を99%理解したAI秘書が、最適品をコーディネイトや推薦や購入をしてくれる様にも成ります。

これ全部新しもの好きの人では5年後、普通の人でも10年後には実現可能なのがAI時代(今)2026年末のエマージェントアビリティー越えの爆発進化⇒AGI(2027〜2028年)⇒ASI(2029〜2035年)時代なのですね!

■ 資本主義は「時間差=発展差」を食べてきた・・この昭和のビジネスモデルで低開発国には古い技術のエンジン等の低価格商品が最適という論理がマルチプッツンウェー!

近代資本主義とは何だったのか。それは一言で言えば、「時間差による搾取」でした。

・先に工業化した国が、遅れた国に大量生産品を売る
・先に資本を持った者が、後発に金を貸して利を得る
・先に流行を作った側が、価値判断できない相手に高値で売り抜ける

すべて、「先に行った者」が、「遅れた者」から利益を得る仕組みです。しかし、このマルチプッツンウェーを支える”地域最適化商品を売る”と云う論理はAI時代には通用しません、なぜか!それは「リープフロッグ」が確実に起き「時間差による搾取」が出来なくなると云う事です。

■ トヨトミが避け続ける“ロボタクシー前提”という現実

ロボタクシーが社会インフラになると、自動車メーカーは次の選択を迫られます。@ OS・AI・データ側に移行する。A 単なる車体供給業者になる。テスラや中国勢は、迷わず@を選びました。トヨトミはAを否定しつつ、@にも踏み込まない。

その結果が、「全部やるから、どれも本気でやらない」マルチプッツンウェーです。これは多様性ではありません。決断回避のポートフォリオです。

■ HVは“技術の勝利”ではなく“時間稼ぎ””騙しの勝利”だった

HVは素晴らしい技術と思われがちですが原理原則、第一原理思考で考えると走行時の低燃費の分を製造時にその分以上を負担しているダケで、何の価値も有りません。複雑でエンジンもバッテリーもモーターも必要で”重い””高額”な訳ですから当然の事です。

人とは・・こんな超簡単な”算数”さえ理解出来ない人が殆どなのですから・・ふぅ〜〜〜っとため息しか出ませんね!

しかしその騙しが通用するのは、過渡期に限っての話です。HVが成功した理由は単純です。「EVがまだ未成熟だった」「自動運転が前提になっていなかった」

つまり、時間差の勝利です。ところがトヨトミは、この時間稼ぎを「恒久戦略」と勘違いしてしまった。世界が「EV × ソフト × 自動運転 × サービス化」へ進む中で、トヨトミだけが「ICEもHVもFCVも、全部やる」と宣言する。これは柔軟性ではなく、時代感覚の遅延です。

■ マルチプッツンウェーが成立するための“前提条件”

マルチプッツンウェーが成立するには、次の条件が必要です。

@ 自動車が今後も個人所有され続ける
A 台数が減らない!トヨタは台数が増え続けEVは増えてもエンジン車は減らない前提での事業計画です。
B AI・OS・サービスが付加価値にならない

しかし現実は真逆です。・所有は減り、利用が増える・台数は激減する・価値は車体ではなくAIとデータに移る

つまり、マルチプッツンウェーは前提条件ごと崩壊している。それでも戦略を変えないのはなぜか。答えは簡単です。変えると、過去の正解が否定されるから。ボンボン君の決断の誤りが証明されてしまうからです。

■ 日本社会はトヨトミを「賞賛」し続ける

日本社会は優しい。山ほど間違い発言をしている、ぼんぼん君の失敗を指摘しない。「世界一の企業だから」と思考停止する。しかしその優しさが、致命的な遅れを正当化する。トヨトミのマルチプッツンウェーは、日本人の精神構造そのものです。

決断しない!問題を先送りする!どちらも正しいと言って選ばない!それを「日本的経営」と呼び、時代が先に終わっていることに気づかない。

■ 結論:マルチプッツンウェーは戦略ではなく!妄想的確証バイアスの自分勝手な“祈り”

マルチプッツンウェーとは、「どれかが当たってくれればいい」という祈りです。しかしAI時代に、祈りは戦略になりません。

2026年〜、ロボタクシーが徐々にインフラになり、自動車製造が激減したとき、トヨトミは言うでしょう。「我々は間違っていなかった」「環境は予想以上に変化した」――それは違います。変化は最初から見えていました。

見えなかったのではなく、”見ないことを選んだ”だけです。マルチプッツンウェーは慎重さではありません。時代感無視の遅延戦術です。そしてそれを許してきたのは、トヨトミだけでなく、私たち日本人自身なのです。

まさに自業自得の5年後を見てみましょう!さぁ〜貴方はどうなると思いますか?