「EVは減速している」という言説は日本ダケ!
「EVは減速している」という、世界に通じない日本語
世界を見渡すと、日本とアメリカ以外では、EVは今日も静かに、しかし着実に増え続けている。欧州では2024年1〜11月、EV販売は前年同期比27%増。ドイツは41%増、英国は26%増、31カ国中26カ国がプラス成長だ。
東南アジアでもEVは2025年中頃より急カーブで増大している事実を日本のマスゴミは知って居ながら真逆の記事を書く!まるで嘘と知りながら売れる事=金儲けを優先し、80〜84年前の大嘘を垂れ流すマスゴミと瓜二つである。
IEAやEnergy Policy、Nature EnergyといったQ1論文が示す通り、EV普及は一時的な政策変動を挟みながらも、長期トレンドとしては減速していない。
ところが日本ではどうだろう。新聞を開けば「EV停滞」「EV減速」「やっぱりHV最強」といった安心ワードが並ぶ。世界が27%増えている横で、日本だけが“心理的ブレーキ”を踏み続けている。
この奇妙なズレは、技術の進化を否定する日本人ダケの独特の問題であり、日本人社会の癖(悪意)の問題だ。
問題@:日本人は「世界平均」を信じない!と云うより自分が常に一番で他者は自分より劣ると考える日本人の深層心理、DANの癖の問題である。
行動経済学のQ1論文では、人は自分に都合の良い情報だけを集める「確証バイアス」に極端に弱いとされる。日本ではこの傾向が、なぜか“国技レベル”で発揮される。
・EVが伸びる → 「補助金のおかげだから無効」
・EVが一時的に鈍る → 「ほら見ろ、失敗だ」
欧州で11カ月連続2桁成長しても、「自主登録があるから本物じゃない」と言えば、思考はそこで終了する。まるで健康診断で数値が悪いと、測定器のせいにする人のようだ。
欧州の2035年ICE車全面禁止の緩和策は欧州の地場メーカーがBEVでは中国勢に圧倒的に負けている現実を踏まえて、規制をたった1割緩めたに過ぎない事実さえ、日本のマスゴミは”欧州もBEV化を諦めた!”なんて記事が日本では多発する。
AI-BEVビークルがICE車と比較して圧倒的に優れている事実など、もうエビデンスとして今でも存在している。欧州や日本やアメリカのオールドメーカーの、競争力が有るAI-BEVビークル製造をする技術力が無いダケの話である。
今の所、中国のニューエコノミーメーカーの生産設備が整わないので、日本車はそれなりに売れては居るが、この生産設備が消費地で整えば・・・劇的置き換えが進む可能性が高い。タイなどは9割のシェアが3年で7割となって居て約2割減であり、加速度を付けて日本車の減少は進むだろう。
日本車の”安いダケの価値”がいきなりなくなるのだから・・当然と云えば当然の事ですね!
問題A:メディアは「変化=真実」より、嘘と承知して金儲け優先で「安心」を売る!
日本の多くのメディアは、事実よりも“読者の安心感”を優先し日本人の確証バイアスを満たす売れる記事を書く事で金儲けをする。EVが伸びている現実は、「これまでの常識が間違っていたかもしれない」という不安を呼ぶ。それよりも、「EVは減速」「様子見が正解」という記事の方が、心地よく日本人は真実より自己妄想を満たす記事を好み多数売れる。
Q2論文でも、メディアの論調は産業構造と広告依存度に強く影響されることが示されている。要するに、メディアの利益の為に「スポンサーが不安になる話は、あまり大きくしない」という、大人の事情だ。
問題B:問題先送りが“文化”になった国
欧州はCO₂規制に合わせてEV車種を拡充し、25〜26年に140モデル以上を投入する。EUは2万ユーロ以下(約360万円)の小型EVを本気で狙い、日本の軽自動車すら研究対象にしている。中国ではコンパクトサイズなら150万円からであり、ミディアムサイズのADAS付きで200〜300万円の高性能BEVが標準となり売れまくって居る。
一方、日本はどうか価格はニューエコノミーメーカーの2〜3倍。出て来る経営者の言葉は「次世代」「検討」「慎重に」「将来の可能性」。未来の話だけが、現在形にならない国だ。
社会心理学の研究では、問題を先送りする集団ほど、リスク耐性が低下し、変化に弱くなるとされる。それでも日本は、悪慣れし、悪を許容し、「まあ大丈夫だろう」と微笑む。
最後に:一番危険なのは、何も起きていない顔をすること
EVの本当のリスクは、売れるか売れないかではない。変化が起きているのに、起きていないふりをする社会そのものだ。世界が静かにアクセルを踏む中で、日本だけがサイドブレーキを引いたまま「エンジンは快調です」と言い張る。それは慎重なのではなく、ただの思考停止だ。
このまま環境意識が最低水準で、問題先送りが常態化し、悪に慣れ、悪を許す社会でいいのか。EVの減速を信じる前に、私たち自身の感覚が、どれほど時代から減速しているのかを、そろそろ点検する必要がある。
静かで、しかし確実に、世界は次のカーブに入っているのだから。