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10年後 ―― を勝手に妄想

日本の忖度メディアは「EV減速」「HVが主流」とかまびすしい!・・しかし、これは超要約した誤魔化しである。82年前の・・日本軍は勝った、勝った!の偽報道と同質である。日本の大手メディアも同一表現である。

世界全体平均で見てもEV生産割合は増加している。欧州など27%増であり、特に中国や北欧ではEVが標準、アジアでは爆増状態です。世界を見渡すと、日本とアメリカ以外では、EVは今日も静かに、しかし着実に増え続けている。欧州では2024年1〜11月、EV販売は前年同期比27%増。ドイツは41%増、英国は26%増、31カ国中26カ国がプラス成長だ。

東南アジアでもEVは2025年中頃より急カーブで増大している事実を日本の大手マスゴミから、ショボすぎる自動車ちゃーナリスとは知って居ながら真逆の記事を書く!まるで嘘と知りながら売れる事=金儲けを優先し、80〜84年前の大嘘を垂れ流すマスゴミと瓜二つである。日本軍は”勝った”と書かないと販売部数が伸びなかった。・・・日本人の病理は今も昔も変わらない。ふぅ〜〜

冒頭の「EV減速」は正しくは「EV技術の”劣る”日本メーカーやアメリカメーカーでは大減速」が正しい表現です。

現実はどうでしょうか。日本のICE車もBEVも、中国製に比べて、@動力性能・A価格・B操安性・C安全性・D乗り心地・E装備品・FAI自動運転・G環境性能・H空力性能・I耐久性・J室内空間・Kユーザーインターフェース・Lデザイン性・M維持費・N充電性能や利便性・O保証・Pエネルギー効率・・ことごとく日本車は負けています。もう「全部負けオールスター」です。項目を挙げれば挙げるほど、日本車は”性能=技術力”で負け続けています。

じゃぁ〜何故にトヨトミ製は大量に売れているのか?それは”安い”から!この1点のみ!しかし、今後、中国車の生産設備が拡充され、技術移転が欧州メーカーを中心に進めば、どうなるのでしょうかね!日本車は”安い”から!の価値でも負けています。すでに日本車天国、日本車シェアが圧倒的なタイやベトナムやインドネシア等々では日本車のシェアが大縮小をし始めています。

10年後 ―― を勝手に妄想して見よう(トヨトミ編)・・これは現実性の無いであろう私の妄想です。

2025年、中国で運転支援技術を外部に提供する事業はファーウェイや新興のモメンタやディープルートや大疆車載(DJI Automotive)、BYDなどなど多くの企業が先行してきた。

アメリカでは無人運転を2025年に実現しているテスラやWaymo(ウェイモ)・親会社:Alphabet(Google)や、その他、Aurora Innovation(オーロラ)、Mobileye(モービルアイ)・親会社:Intel、Zoox(Amazon傘下)、Nuro・用途:無人配送車等々の企業が猛烈に開発中です。

イスラエルでは、欧州自動車メーカーの40%やニッサンの採用して来たMobileye(モービルアイ)やイギリス製の、Cognata(コグナータ)、Foretellix(フォーテリックス)、イギリス製のWayve(ウェイブ)⇒2027年よりニッサンが搭載予定・・

悲しいかな・・日本企業では自動運転ソフト開発企業は幼稚なスタートアップしか有りません。トヨトミも何千億円も投資し何千人ものソフト開発社員を投入したが、その設立目的が、ボンボン4世を社長に据える為の実績づくりと云う画策が見破られて・回りが茶坊主ばかりのリーダーになり・・ヒラメ族ばかりの社員のモチベーションは最低で・・実績を残せずフェードアウトしそうだ。

E2E型のAI自動運転の性能は2026年より、エマージェント・アビリティー越えを果たした最先端企業の一部では飛躍的に進化して・・それ以外の自動運転開発企業は低コスト化(2025年現在30万円⇒20万円⇒10万円⇒5万円程度)で生き延びようとしたが、その圧倒的な性能差がドンドン開く事で年々半減と淘汰されて行った。

そして、10年後の2035年。世界の主要都市から内燃機関車はほぼ姿を消した。欧州、中国、北米の大都市圏ではハンドルもペダルも無い自動運転レベル5のAi-BEVと次世代モビリティが標準となり、「排ガス規制」という言葉自体が死語になった。

トヨトミは、そこにいなかった。

ボンボン三世の指名した全く実績らしい実績の無い傀儡の茶坊主社長と茶坊主ばかりの経営陣では、今のAI大戦争時代は生き残れない事など・・普通に考えれば当然の事だろう。歴史が教える様に大変化の時代は強烈なカリスマ力の有る、創業者の強引なリーダーシップが不可欠なのです。

世界販売台数ランキングで、トヨトミはかつての王座から静かに滑り落ち、「かつて巨大だったが影響力の乏しい企業」という分類に移された。販売台数はまだそれなりに多い。しかし、それは価格競争や最先端企業の下請けの末に残った“数量”であって、技術的主導権ではなかった。

中国市場での存在感は、ほぼ消滅した。かつて最大市場だったはずの場所で、トヨトミ車は「旧世代向け」「地方向け」「未開発地向け」「法人用」というラベルを貼られている。若年層の購買リストに、トヨトミの名前はない。

ソフトウェア人材の流出は止まらなかった。「車づくりの本質は変わらない」という言葉を最後に、優秀なエンジニアは次々と中国・米国・新興EV企業へ移った。残ったのは、無能な茶坊主ダケ、忖度力の高い会議資料を作る能力に長けた人材だった。有能未満の茶坊主さえ見限り居なかった!

サプライヤーは守られなかった。30年以上前の過去のHVという“過渡技術”に依存し続けた結果、EV前提の部品構成へ転換できず、日本国内の地方の中小企業は次々と淘汰された。「雇用を守るために慎重だった」という説明は、雇用が消えた後には何の意味も持たなかった。

トヨトミは「環境対応を軽視した企業」の失敗例として歴史教科書に載ることになった。そして、もっと厄介な評価を受けた。「分かっていて遅れた企業」である。

2023年以降の明らかなティピングポイント越えの高温化の気温データ、国連の“地球沸騰”宣言、各国の政策転換。すべて社内資料には存在していた。それでも経営判断は変わらなかった。その事実だけが、後世に残った。

株主総会では、株価が暴落した株主のため息しか聞こえない。もはや「なぜEVに出遅れたのか」という質問は出ない。代わりにこう聞かれる。「なぜ、分かっていたのに決断しなかったのか」。

答えは残っていない。当時の経営者たちはすでに退任し、講演では「難しい時代だった」と語っている。だが気候は難しさを理由に猶予を与えなかった。

日本社会にとって、トヨトミの失速は象徴的な出来事として記憶される。技術力の問題ではない。資金力の問題でもない。成功体験を捨てられなかった意思決定の問題だった。

10年後の日本で、誰もこうは言わない。「仕方なかった」。

代わりに、こう言われる。「避けられた失敗だった」と。自己顕示欲が過大過ぎるボンボンさえリーダーにしなければ良かったと!!!28年ぶりでトヨトミの低迷を救う為に創業家以外で社長になったO氏の実力主義を貫く為の創業家排除を邪魔した茶坊主の罪は途轍もなく重い!

2035年、空疎な叫びしか聞こえない。