いつか来た道!そして、”新の成長”を放棄したら元に戻る”
最近の円安は、まるで国全体をゆっくりと締めつける見えないロープのようです。11月中旬に154円だったドル円は、気がつけば157円台。今朝のレートは156.44円/ドルです。為替レートの数字が上がるたびに、私たちの生活はまるで肺の空気が少しずつ抜けていくように苦しくなる。
それでも日本は静かです。なぜなら、私たちには強欲で「悪に慣れる力」という名の、国家規模の麻酔が効いているからです。
日本は今、じわじわと“限界”が迫る崖の縁で、なぜか強欲政治屋が当選したくて配布する賄賂弁当を広げて談笑しているような状態です。この弁当代、実は貴方の子に請求書を付け回して買ったモノなのですね!背景には鳥肌ものの断崖絶壁がそびえ立っているのに、「まあ、落ちる時は落ちるし」と言わんばかりの悪慣れ平常運転。そう、この“平常運転”こそが最も危険なのです。
円安はたしかに急激です。しかし、それ以上に急激なのは、この国の悪事許容の「問題への鈍感力」のほうかもしれません。2025年11月、農水省が発表したコメ5キロの平均価格は4316円。たった1年で2倍以上の過去最高の値段です。本来なら誰かが声を荒げてもいいほどの異常事態ですが、「米が高い? じゃあパスタにしよう」などと、家計の方が先に心を折り畳む。
しかし、円安が続けばそのパスタすら値上がりします。ええ、逃げ道はちゃんと塞がれていきます。物価高を“選択肢”で避けられたのは、もう過去の話です。
一方で、実質賃金は9カ月連続マイナス。給料は増えず、支出だけが太っていく。借金肥満の糖尿病状態の家計簿がダイエットに失敗し続ける国、それが今の日本です。方や0.3%の大企業ダケは大儲けで内部留保も637兆円の過去最高に積みあがって居ます。
そんなデタラメ政治でも政権支持率は70%前後、若者に至っては80%前後です。この数字を見ると「日本人の悪慣れの忍耐力、もはや宗教では?それも強烈なカルト教団並みの洗脳です」とさえ思えてきます。円安で生活が苦しくなっても、多くの国民は痛みを伴う本質的な問題解決には静かに息を潜め、目の前の施し(バラマキ)には大賛成だと我欲の声を上げ続ける。
まるで「悪党を容認することが趣味」という民族性を、国家ブランドとして輸出できそうなほどです。
しかし、もっと厄介なのは、この円安が“今、急に起きた問題”ではなく、12年以上前から静かに準備されていたという事実です。アベノミクスの異次元金融緩和。蛇口を全開にして円をジャブジャブ市場に流し、「とにかく景気が良くなればOK」というシンプルな祈りとともに走り始めた政策。
本来なら劇変緩和や呼び水のジャブジャブマネーの蛇口は短期的に閉めなければいけません。しかし日本は、「閉める」という”最も重要な操作”を見事に意図的に忘れたまま13年を過ぎ、いまや大量の円が世界で薄まり、円通貨の価値が“影”のように軽くなっています。
そして昨年、金融政策を正常化させる期待を背負って植田総裁が登場しました。「ゼロ金利との戦い」の著者ということで、国民も市場も「ようやく出口に向かうのか」と一瞬だけ光を見た――。しかし、政治からは「金利を今、上げるのはアホやと思う」という牽制が飛ぶ。この瞬間、市場は「あ、出口は封鎖されました」と受け取り、円安が再加速。
努力しようとする人の横で、誰かが平気な顔で電気のブレーカーを落とす。そんな職場、あなたは経験したことがありますか? 日本の金融政策は、今まさにその状態です。
専門家の中には「実質レートは1ドル=270円」との試算も出ています。これはもう“円安”ではなく、“円の蒸発”に近い現象です。
しかし、もっと怖いのは、国の通貨が蒸発しかけているのに、社会全体が半ば「仕方ないよね」と受け入れ始めていることです。
問題が起きても、本気で怒らない。本気で改善しない。本気で変えようとしない。日本人は、災害でも同じような被害を出し続けて全く改善しようとしない、構造問題には弱い。なぜなら、災害は「困る」けれど、まぁ〜起きた時は起きた時だと不思議な感性!!無駄が山ほどあり非効率過ぎる構造問題は「変わるのは困る」です。
しかし、限界はすでに近づいています。社会保障は膨らみ、税収は細り、インフラは老朽化し、人口は減り、円は弱くなり、企業競争力もガタ落ち、政治は未来を語らず、国民は悪を許容し怒らず、ただ目の前の我欲を延々と借金を膨らまして追い続け毎日を回し続ける。
このまま行けばどうなるか。崖から落ちる瞬間まで、日本はきっと平常運転を続けるでしょう。“問題に慣れ放置する力”が強すぎて。
けれど、慣れることと、生き延びることは別物です。いつまでも「なんとかなる」と思い込む国ほど、なんともならない未来に向かって一直線です。
日本は今、限界点のすぐ手前にいます。静かで、穏やかで、しかし確実に沈んでいく音がしています。限界点到来すれば沈没は一瞬で起きます。本当に変わり助かりたいなら、もう“悪に慣れる”のをやめなければいけません。
悲しいかな日本人の多くは・・悪慣れしすぎて・・悪の何たるか?さえ理解出来ない状態なのかも知れませんね!
昔から言われている、日本人は子が子を産む!外形的には大人に見えても、中身は子供のママ!と云われています。80年前に占領軍として日本に降り立ったマッカーサーも・・日本人は全員12歳(以下)だとアメリカ議会で発言しています。
どうやら80年後の今も・・同じかも知れませんね!
まさに歴史は韻を踏んで繰り返すのでしょうね!貴方も近代史を徹底的に学びぬいて、原理原則、第一原理思考で、来るべきどん底をそれなりにつつがなく生き延びる知恵を獲得して、しっかりと99.99%到来するXdayの準備と行動を今の今してくださいね!
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