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目の前の現実!と近未来の大変化確実のイメージが重要

悪慣れの国・日本──環境時代に逆らう「安心を妄信する日本人の不安」

世界が電気自動車(EV)へと加速するなか、日本だけが後退している。国際エネルギー機関(IEA)によれば、2025年、世界のEV販売は2000万台を突破し、乗用車の4分の1を占める見通しだ。中国では新車の6割、欧州では4割がすでにEV。もはや日本とアメリカ以外では「エンジン車(HV含む)」は、過去の遺物として静かに退場を始めている。

一方、日本。昨年のEV販売台数はわずか6万台弱、6万台/457.5万台(シェアは1.3%未満。しかも前年比で33%減という“逆噴射”ぶりだ。EVの代わりに街を走るのは、カタログ燃費の2/3しか走らないハイブリッド車(HV)。この状態でどこやらの大企業は、マルチパスウェ〜〜なんて宣言しているのだから不思議である。

HV(ICE車)1本足打法であり、マルチパスウェ〜には宣言から4年2カ月の経過後も全くなって居ないシングルパスウェ〜(single pathway)1本道である。

私たちが誇らしげに掲げる「HVエコカー」は、世界から見れば“過渡期のまま取り残された車”に過ぎない。

心理学では「ステータス・クオ・バイアス(現状維持バイアス)」と呼ばれる現象がある。変化を恐れ、今のままでいたいという人間の心理だ。どうやらこの病は、社会全体に蔓延しているらしい。EV充電設備の不足、電気料金の不安、冬場のバッテリー性能…。理由はいくらでも並べられる。だが本質は、「変わりたくない日本人の安心への執着」である。

都市社会学のQ1論文(Environmental Sociology, 2023)によれば、「環境行動は知識よりも慣習によって決まる」という。つまり“正しいこと”を知っていても、慣れた生活が変わらない限り、人は動かない。日本の“悪慣れ”は、もはや文化の域に達している。

トヨタの現状も象徴的だ。グリーンピースの分析では、2023年のトヨタ車によるCO₂排出量のうち、98.9%が内燃機関車とHVに由来していた。1台あたりの排出量はBEVの3倍超──もはや「エコの看板」も看板倒れである。にもかかわらず、同社は2026年のBEV生産計画を150万台から80万台へ縮小。失われた削減量は、日本の約870万世帯分の排出に相当する。

それでも「我々は環境に配慮している」と胸を張る。だが、その姿は、沈みゆく船で水をかき出しながら「まだ浮いている」と言い張る乗組員のようだ。

行動経済学の研究では、人間は「遠い未来の危機」を過小評価し、「今の快適さ」を過大評価する傾向がある。これを「時間割引バイアス」と呼ぶ。気候変動の危機は理解しているつもりでも、「まあ、今はまだ大丈夫だろう」と思ってしまう。日本社会はまさにこの心理に支配されている。原発、少子高齢化、財政赤字、そして環境問題──すべてが“未来の誰かが何とかしてくれる”方式で、今日も元気に先送りされている。

社会心理学の知見では、「悪を見過ごすことに慣れる」ことを**モラル・ディセンシタイゼーション(道徳的鈍化)**という。最初は小さな妥協だった。「HVならまだマシ」「日本は地震国だからEVは無理」、しかし真実は「日本は地震国だからこそ蓄電池のBEV」─EVは停滞との大嘘と─その言い訳が積もり積もって、今では“化石燃料依存の言い訳列島”が完成した。

我々はいつの間にか、「努力しているフリの名人」になってしまったのかもしれない。

皮肉なことに、日本人は世界屈指の「技術好き」であったが・・今は中国やテスラ等に置いてきぼり状態の技術劣等国。スマホもアニメも、トイレの洗浄機能までかつての最先端を後生大事に守り続ける。しかし、環境や社会構造のような“面倒な領域”には腰が重い。そこに「共通善」を支える仕組みが存在しないからだ。Q1論文(Journal of Cleaner Production, 2024)はこう述べる。「個人の努力ではなく、社会制度の変革がなければ脱炭素は実現しない」。つまり、日本の問題は「技術の遅れ」ではなく「意思の欠如」なのだ。

この国では、問題が大きいほど“話題にしない”という美徳がある。だが、それはもはや沈黙ではなく、共犯である。環境時代に背を向け、内燃機関の音を心地よく感じているうちに、世界は次の時代へと静かに走り去っていく。

私たちは「変わらない安心」という鎖に繋がれたまま、未来の海に沈み始めている。この悪慣れを断ち切らなければ、日本は“温暖化”ではなく“茹でガエル化⇒干しガエル”で滅びるだろう。

──悪に慣れた社会ほど、崩壊は静かに、かつ急速に進む。戦争と同じで、誤った道を進みテッピングポイントを超えるともう後戻り出来ない、これはマズイと気づいたときには、もう誰も後戻りは不可能で奈落の道への加速を止められないのだ。

(NIB)蓄電池等の激安高性能進化+製造革命(工場その物がロボット)+⇒AGI(2027〜2028年)⇒ASI(2029〜2035年)で時代スピードは爆速で加速度を付けて居ます。@「AI-BEV=安くて便利で快適で安全で環境に良い!」方や日本の自動車メーカーの作る A「ICE車HV等=高くて不便で不快で危険で環境に最悪」

もう答えは出ていますよね!アホな日本人はAが良いと洗脳されていますから、困ったモノですね!

イーロンマスクなどは”自動車の時代を終わらせる”と宣言をしている。AI時代(今)2026年末のエマージェントアビリティー越えの爆発進化⇒AGI(2027〜2028年)⇒ASI(2029〜2035年)時代を考えれば、自動車の時代は5〜10年以内に終わる事が容易に推定可能である。

さて、時代に取り残される日本の1本足打法の自動車がコケると・・・心配ですね!

特に自動車県の愛知県は日本最大の被害を受ける可能性も有り得ますから特に心配です。

さて、時代は大きく変わる事は間違いなさそうです!貴方はAI時代の大変化にどのように対応しますか???