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複雑骨折が間近!歩行不能の未来!

円安と物価高と金利高が右翼おばさん政権になってから加速度が付いて居る様ですね!ジャブジャブマネーで景気など良くはならない事は多くの論文や歴史的事実が証明しています。そんなデタラメ政治で、デタラメ経営で1本足打法の1本足が骨折しそうな雲行きです。

以下が各国の2024年の平均新車販売価格ですが・・・この先下記の文章の様な中国製の高性能・維持費激安の価格激安BEVが普及し始めると旧来の自動車メーカーの存亡にかかると思います。

1. アメリカ 738万円
2. 日本  264万円・・しかし「301万円以上」の価格帯が約38%を占めている。
3. 中国  654万円・・2025年は平均価格は一気に大幅に下がって居る
4. ドイツ  738万円
5. イギリス 948万円
6. フランス 803万円
7. イタリア 918万円
8. スペイン 885万円
9. カナダ  742万円
10. オーストラリア 383万円
11. 韓国   318万円
12. インド  167万円
13. ブラジル 320万円
14. メキシコ 300万円
15. トルコ  480万円
16. インドネシア  230万円
17. タイ   260万円
18. ロシア  460万円
19. 南アフリカ   370万円
20. サウジアラビア 490万円

中国、新エネ車値下げ競争、EV・PHV販売、200万円台最多

悪慣れの日本人と、迫るBEV革命の影・・上記の一覧を見ると日本車は安いダケの価値で売れている事が良く理解出来ると思います。このところの円安でさらに日本車の価格は下がって居ます。

世界の新車平均価格を眺めると、つい首をかしげたくなる。アメリカは738万円、日本は264万円、中国654万円、ドイツ738万円……。数字だけ並べれば、さも日本の車が安く手に入るかのようだが、実際のところ、この安さは「燃費も性能も旧態依然、ガソリン代・維持費も半端なくかかる」隠れコスト込みでの安さだ。節約しているつもりが、気づけば財布も環境もじわじわ削られている。

その一方で中国では、まさに自動車市場が“バトルロイヤル”状態だ。広州モーターショーでは10万元台(約220万円)の小型SUVEVが登場。急速充電対応や安全装備も十分で、低価格なのに性能はガッチリ。1〜9月には200万円台のEV・PHVが販売の中心となり、全体の22%を占めるという。そしてこれに200万円以下の激安BEVを加えると300万円以下の総販売台数割合は、直近ではこの割合が中国は苛烈な価格競争でドンドン増加して約4割に迫ろうとしています。”昨日の日本経済新聞7面参照してね”

まさに「高性能かつ維持費激安」という、旧来の日本車メーカーにとっては悪夢のような価格帯だ。そして激安高性能BEVが中国市場から溢れ出して欧州やグローバルサウスに拡販の勢いが付き始めている。

2024年、世界シェアの約27%を占める日本車は冒頭の一覧の様に”安いダケの価値”で売れているが・・今後この日本車価格を下回る高性能激安・維持費激安の中国製のEVが日本車を駆逐して世界に溢れ出す事は当然の事である。

思えば、日本の旧態依然とした自動車文化はある意味で「悪慣れ社会」の縮図だ。価格競争は控えめ、値引きも限定的、そして「燃費はほどほどでも気にしない」という不文律。消費者も行政も、「今まで通りで問題ない」という安心感に浸り続け、危機感は希薄だ。欧州の高価格車や米国の大排気量車の影響も受けずに、のんびり自動車ライフを享受してきた。しかし、その平和は、中国製BEVの波によって、突然脆くも崩れかねない。

もちろん、日本メーカーもBEVに取り組んではいるが、遅い。2026年前半に発売予定の中国新興EVは、性能を落とさずに220万円で販売される。対して日本メーカーのBEVは、まだまだ数百万円以上の価格帯が中心で、充電インフラも整備途上。つまり、価格も性能も中国製に後れを取るリスクが現実化しつつあるのだ。

この状況を前にして、日本社会の悪しき習慣は逆に危険度を高める。「後で考えればいい」「他国の動きは関係ない」と先送りし、悪を許容してしまう体質。金融も行政も企業も、どこかで「問題先送り」が標準装備になっている。「今だけ、金だけ、自分だけ」の価値観が染みついた社会では、次世代のBEV市場のような大変革に対応できない。結果、旧来の自動車メーカーの存亡は、ただの理論ではなく、現実味を帯びて迫ってくる。

中国の新エネ車は、国内販売の減益圧力を受けつつも、海外市場への輸出を加速。右ハンドル車を用意し、シンガポールを皮切りに17か国・地域への展開を予定している。

そしてAI力最先端の中国メーカーでは、価格帯に合ったADAS機能やシティーNOA機能もすでに標準化されいて、いずれ自動運転3以上の性能を得たフルオプションで250万円以下の激安車も発売される2026年となる事が色濃く予測される。中国メーカーは海外生産を加速させているので関税や輸出経費はかからず低価格は維持される可能性が高い。

日本メーカーはこの動きに対して、ただ指をくわえて眺めるしかないのか。日本人ダケが信じる高級感やブランド価値を守るのは大切だが、価格と性能で勝負されれば、もはや戦略の甘さがそのままシェア減少につながる。

かくして、私たち日本人は今日も、「安くても旧式、便利でも環境負荷高め」の車に乗り、安心を買っているフリをする。悪慣れした社会の平穏を保つために、危険な未来への目をそらし続ける。だが、中国のBEVが普及し、価格と性能の天秤が一気に傾いたとき、後悔は取り返しのつかないものになるだろう。悪慣れ、悪を許容する文化は、今や単なる無害な習慣ではなく、企業も消費者も巻き込む「危険な麻痺」となってしまったのだ。

こうして、私たちはまた一歩、変革に背を向け続ける。しかし、覚えておきたい。世界は止まらない。低価格高性能+スタイリッシュな中国製のBEVが列をなして押し寄せる中、マルチ”プッツン”うぇ〜で先送りと安心感に浸るだけの日本の悪慣れは、いずれ「安全神話の崩壊」という現実に変わる。それは笑い話でも皮肉でもなく、じわじわと、しかし確実に染み込むような危険だ。

第一原理思考で考えれば・・日本メーカーはヤバイ、ドヤバイ、という事は超簡単に判る事ですね!

ステージTのガン患者が手術の痛みを嫌い・・延々と現状維持で、ステージWBになっちゃったと云うお話と瓜二つですね!