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ド古い工場と人ダラケの工場をユーチューブに恥も無く流すCEO

「知らねえってことはな、怖えことなんだよ。物事知らねえとな、知ってるやつにいいようにされちまうんだ。」某人気ドラマのセリフです!

私が日々言って居る世の中には2通りの人間しか居ない。@仕掛ける人間、A仕掛けられる(搾取される)人間・・これを解りやすいセリフで表現していますよね!

トヨトミ2025年度上半期の世界販売台数が”過去最高” 北米・中国でハイブリッド車の販売が好調

しかし、その下請けで働くティア2以下の圧倒的に多くの人間の幸せは”過去最高”になっているのでしょうかね!そこをマスゴミは完全スルー!

「過酷下請けニッポン製造業」──笑えないジョークの国で 沈みゆく“金型立国”

かつて「日本のモノづくりを支える縁の下の力持ち」と呼ばれた金型産業。金型は、金属や樹脂、ゴムを成形する「型枠」であり、・自動車・家電・建設・電子部品などあらゆる産業の母体をなす。金型の精度が製品の品質を決める

金属や樹脂を成形する“型の王様”であり、自動車も家電もスマホも、金型がなければ生まれなかった。だがその王国(日本)はいま、音もなく沈んでいる。メーカーやティア1企業が金型の製造企業ティア2〜3の企業に使われなくなった金型の無料保管を強制していると、何度も何度も摘発され続けて居ます。2025.11.01の日本経済新聞7面左上参照

かつて日本に約1万3,000社あった金型企業は、2025年には約4,000社前後にまで減少。帝国データバンクによると、今年(2025年)1〜9月だけで倒産36件、休廃業・解散90件、合計126社が市場から姿を消した。その一つひとつに「熟練の技」と「家族経営の誇り」があったはずだが、帳簿の上ではただの数字である。

原因は明快だ。上には吸血鬼のごとく吸われ、下が削られる「多重下請け構造」という日本的ピラミッド。上層のメーカーが“神”なら、下請けは“供物”又は銀行と大企業が結託して借金漬けで言う事を効かせる”奴隷”だ。原価を提示すれば「コスト削減努力が足りない」根拠無き毎年繰り返されるコストカットの強制!、価格転嫁を求めれば「空気が読めない」。まるで“服従契約”が慣習法のようにまかり通る国である。・・日本の大企業は平社員迄”勘違い”している人が多い!

何時も私は過大な住宅ローンを平気で借りる人に向けて何時も正直に語るので嫌われる。「貴方の勤務する大企業なら銀行はこんな過大なローンも許可が出る、しかし、貴方の実力では無い!その大企業でどんな仕事をしているか!!!がとても大事すよ」・・と申し上げる。大企業にも”部品社員”は山ほど居る。部品など不要に成ったり劣化したり、もっと良い部品が後から来たら・・”ポイ”・・とゴミ箱へ・・それが大企業の本質ですよ!

まだ”ポイ”なら救われる!日本にはやっかいな労働基準法と云う法律故に・・意図的に人間破壊(うつ病化)が行われている現実もある。

老いとともに消える技術

金型職人の平均年齢は50代後半。若者は来ない。「手取り足取り教えられる余裕がない」と現場の声。技能は暗黙知のまま消え、機械は老朽化。政府の補助金制度も“生きてる間に届かない助け舟”だ。審査に半年、入金に数カ月。その間に会社が倒れても、国の帳簿は痛まない。助成金とは、皮肉にも“死後に届く手紙”のようなものである。

デジタル化や自動化の波も遠い話。CADソフトもCNC機も高すぎて手が出ない。「勘と経験」が武器のまま、時代はAIとロボットで戦っている。勝てるはずがない。だが、誰も戦線離脱を許してはくれない。

オギハラとBYD──“吸われた技術”

2010年、中国のBYDが日本の老舗金型メーカーオギハラの館林工場を買収した。80人の従業員とともに、土地も技術も引き継がれた。BYDは「日本のものづくりを学びたい」と語ったが、実際には“学ぶ”ではなく“吸う”に近かった。彼らは日本の金型技術を吸収し、電気自動車という新時代の“武器”に変えた。

つまり、「日本人が汗水垂らして磨いた技術が、今や中国製EVのボディを形づくっている」という、笑うしかないブラックジョーク。オギハラは象徴だった。彼らの悲劇は、“下請け根性”が国全体の習性になっていることの証でもある。それでも日本人は怒らない。「外資が入るのはチャンスだ」などと笑う。いや、それは“輸血”ではなく“抜血”である。

悪慣れという国民病

日本人は不条理に慣れすぎた。価格は上がらない、賃金も上がらない、でも責任だけは上がる。この構造を変えようとする政治も企業も少ない。むしろ「悪慣れ」こそが日本の国民的スキルになった。

悪慣れの代表例としてはJapan Mobility Show2025に出展している大企業のCEOが情熱も哲学も無く小デブの醜い体をさらしながら自らプレゼンしている動画や製造工場の映像などを見ても・・30年前の工場か?と思える程に変化していない、よくも恥ずかしくも無くこのようなプレゼンが出来るのか!と・・お口あんぐりである。

かつて“匠”と呼ばれた人々が、今や「価格交渉力ゼロの職人」として淘汰される。「モノづくり大国」と誇ってきたが、実際には“モノづくらされ大国”だった。金型がなくなれば車も作れない。それでも国は「補助金を配った」と胸を張る。火事場でバケツリレーのバケツを点検しているような話だ。

金型産業の崩壊は、製造業全体の縮図であり、日本社会そのものの鏡である。この国は、下へ行くほど冷たく、理不尽で、搾取的だ。それでも「我慢は美徳」と教えられた私たちは、今日も黙って働く。

けれど――黙っていれば、国も産業も、音もなく消えていく。「悪に慣れる国」に未来はない。金型のように精密に削られ、磨かれた技術を継ぐために必要なのは、もう“根性”ではない。構造を変える勇気である。

この国では、下請けがいつも「悪役」で、上請けが「常識人」。でも、よく見れば、悪慣れしたのは国全体だ。そして今、笑い話のような現実が、冗談抜きで未来を削っている。

今の今!中国車が世界ダントツ1位になった。日本の大企業経営者への疑問や搾取に気付き、社内で排除された日本人が、中国車の開発メンバーとなり開発しているからである。中国は世界中から好待遇で有能な技術者を集めまくって、自由に車両開発を、ここ10年して来た、技術者は嬉々として自分の思う通りに開発をして来た。そして時代スピードは3カ月ひと昔の日本の20倍のスピード感で動いている。

日本企業でダメ経営層のダメ、ダメ、ダメ、それじゃダメ・・の訳の分からないダメ出し、時間が最も大切と時間飢餓状態の開発者を無駄な、会議、会議、会議、懐疑で時間搾取をされていれば誰だってモチベーション最低となる(私もサラリーマン時代に経験済み)。

日本人は@仕掛ける人間、A仕掛けられる(搾取される)人間・・仕掛ける人間の大悪党の@の大企業が大好きである。自分が強烈に搾取されている事さえ理解出来て居ないと云う、とてつもない洗脳から醒めてはいません。日本の大企業の生産性が高い!それはそうだ、下請けや社員や顧客から搾取しているダケだからである。

まぁ〜今の日本の実態を正しく見ようとする為には、江戸時代末期を考察すると今と瓜二つと云う事が判りますよ!今も江戸も五公五民、7%程度の侍が支配、侍の組織、各藩が大企業・・全く同じですね!

黒船が・・テスラや中国ニューエコノミー企業やGAFAM党のAI最先端企業・・全く瓜二つですね!

すでにテスラは”自動車産業を終わらせる”と宣言をしています。現在のテスラの時価総額233.7兆円の内、バンクオブアメリカの分析によると自動車製造販売分は、たったの12%(28兆円)分の評価しかないのですね!ロボタクシー45%、ヒューマノイドオプティマス19%、エネルギー部門6%の企業価値と移行していて、自動車製造部門は今後ドンドン減少してい行くのです。

今の今!自動車ショーでどこやらの大企業の経営者が、我が社は今後も(昭和の時代の様な)社会に役立つ製品を作り貢献して行くと宣言をして居た!この御人”痛い”正直”痛すぎる”。数千万円の新型車のモデルの前で・・超高級車の生産をして社会に貢献?と・・・こんなの誰が買えるの?・・・テスラの言う様に排気ガスゼロの激安移動インフラ化以上の社会貢献は無いと思うけどね・・

そのテスラでさえ自動車製造は中国のニューエコノミー企業には全く勝てない!と判断しているのですね!等々中国のEV比率は57.2%に達した。欧州やアメリカや日本の自動車価格の1/3〜1/5価格で高性能品が製造出来て居て、AI化もドンドン進む中国ニューエコノミー企業。さらにこの差は開く事は確実な情勢です。古すぎる「クルマ屋しか出来ないクルマを作る」なんて昭和の企業哲学の日本企業が勝てる事は99.99%無い。自動車産業で働く日本人558万人の受難の時代はすでに始まって居ます。

「知らねえってことはな、怖えことなんだよ。物事知らねえとな、知ってるやつにいいようにされちまうんだ。」