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AI化による人余りは、一気にやって来る!一気・突然である。

AI先進国のアメリカではAIエージェントの普及により大卒の知的若者の失業率が約11%弱であり、全平均失業率の約4.8%の2倍強(日本経済新聞最新情報)と、とてつもなく高くなり始めています。AIで代替できないブルーカラーの高額収入が注目され、職業訓練校の入学者が増加中。

おなじくAI先進国の中国でもさらにこの差は大きく若者の失業率は中国国家統計局が11月18日に発表した10月の16─24歳(学生を除く)の若年失業率は17.3%、方や25─29歳(学生を除く)の失業率は7.2%で変わらず。30─59歳の失業率は3.8%と大きく乖離している。

■「AIが仕事を奪う」なんて、もう“奪い終えてる”のかもしれませんよ!新商品を発売しても一気に普及する事は無い事と同じように・・もう時間(1〜2年程度)の問題なのですよ!

安心度が高いと云われるブルーカラーでもそのAI失業の波は押し寄せています。1例を上げれば・・これは世界の先進国で一番AI化が遅れている日本での現実です。

最近、日立がエレベーターの保守点検に米エヌビディアの生成AIを導入するというニュースがありました。AIが作業員に「カギを回して」「次はカゴの位置を確認して」と音声で指示を出し、カメラ映像を解析して自動的に報告書を作る。

その結果――必要な人員は半分になりました!(過去形)。AIの声に従って人が動く。そしてそのAIは熟練社員がAIに置き換えられたのです。

もはや、熟練社員は1%以下で良く、新卒や普通の作業員がAIの助手になった時代。いや、人間が“AIの部下”になったとも言えるかもしれません。

しかもこのAIは、日立が新たに開発したものではなく、エヌビディアが無償公開したAIをカスタマイズしただけ。つまり、アメリカ製の無料AIが、日本の現場で黙々と“日本人の仕事を消していく”構図です。無料ソフトが国産人材を置き換える――コスト削減としては完璧ですが、人間が「働く意味」まで削減されそうです。

■エレベーター点検という“最後の人間の現場”熟練工の”感”の重要な現場にもAIが侵入

かつては職人技が光る現場でした。ベテランが耳でモーター音を聞き分け、目視で異常を見抜く――その「勘と経験」が価値でした。しかしAIは、カメラとマイクと膨大なマニュアルを学習して、その“経験”を丸ごとコピーし、しかも自動的に進化させ続けます。

AIは疲れず、文句を言わず、残業代も要りません。こうして「効率化」という名のもとに、人間の存在理由は静かに消されていくのです。

フジテックはスマートグラスで熟練者が遠隔指導。三菱電機はAIがリモートで点検を自動化。東芝は工事を1週間から2日へ短縮。――どの企業も「効率化」を競い合っているようですが、実態は「人件費の削除競争」です。

そして日本人はそれを「便利になった」と拍手して見送る。悪に慣れ、悪を許容する――まるで労働消滅の実験場です。

■AI導入は「人手不足対策」? それとも「人間不要化計画」?

企業はこう説明します。「人が足りないからAIで補う」と。たしかに高齢化で熟練者は減りました。しかし、それを理由にAIを導入すれば、若者の仕事の入口も同時に閉ざされるのです。「人手不足だからAI導入」→「AIが仕事を奪う」→「働く若者が減る」→「さらに人手不足」――という、まるで永久機関のような“自己矛盾スパイラル”が、今まさに静かに回り始めています。

しかも日本ではAIの導入を「国産AI育成のため」ではなく、「海外製AIをただ使うため」に進めている点も深刻です。AIを作るのは海外、使われるのは日本人――。この構図、どこかで見たことがありますね。そう、かつて「安い電化製品を輸入して、国内製造が空洞化した時代」とそっくりです。

■「AIは人を助ける」?――単価の高い人間を削減し、単価の安い人間の価値をあげる。それ、誰のための助けですか?

AIが仕事を奪うというより、「企業のコスト」を助け、「人間の居場所」を奪うのが現実です。AIが報告書を書き、AIが診断し、AIが点検する。人間は“確認ボタンを押すだけ”の存在になっていく。そしていつか?どころか間もなくボタンすらAIが押すように間違いなくなります。

それでも日本社会は、「AIは人を助ける」と言い続けます。本音では「人を減らせる」と思っているのに。
問題を先送りし、現実を見ないのは、日本人の特技なのかもしれません。悪に慣れた社会は、もはや悪を悪と感じなくなる。

■AI力を放置する国(日本)の末路

いま、日本のAI導入は「自然現象」のように放置されています。誰も歯止めをかけず、誰も議論しない。その間に、AIはすでに銀行の窓口、コールセンター、医療事務、翻訳、報道編集、教育現場等々あらゆる労働現場や家庭にまで浸透しています。それを“時代の流れ”と呼んで安心している私たちこそが、この国の最大のリスクです。

かつての日本人は「職人の国」と呼ばれました。しかしAI時代の日本は、「人間を減らす国」になりつつあります。問題を先送りし、AIを他人事のように扱うこの国では、人間そのものが急速に“erase(消す)”されているのです。

便利さに酔って、自分の仕事をAIに引き渡していく。そして気づけば、誰も働く場の無い国になっていた。そうならないために必要なのは、“技術を恐れること”ではなく、「人間とは何か」を、もう一度真面目に考えることなのかもしれません。

■★■★■・総括・確実に2人に1人以上は不要に成り始めます。

エレベーター点検の例でお分かりの様に確実に2人に1人は不要に成り始めます。お役所等で住民票等の各種証明書発行など・・免許と顔を照合して発行するダケですから100%今すぐにでもAIエージェントに置き換えても何の問題も有りません。同様に・・役所の仕事の8割程度はAI化が普通に出来ると思いませんか!

財務省・主計局の資料「令和7年度予算政府案」によれば:

国家公務員:定員ベースで 58.5 万人、 人件費 5.5 兆円程度
地方公務員:232.7 万人、 ・・・・・・人件費 21.0 兆円程度
合計:公務員数 約 291.1 万人、合計人件費 約 26.5 兆円・・・この8割がカット可能なのですね!

さらに役所の非正規雇用の常態雇用の非正規公務員数は 約 100万人〜112万6千人前後程度 程度

非正規人件費概算 = 100 万人とした場合 × 500 万〜700 万円 = 50,000 億〜70,000 億円
→ すなわち 5 兆〜7 兆円 程度・・・この8割がカット可能なのですね!

ほぼ無料AIを活用するだけで税金が合計26兆円も節約可能なのですよ!消費税10%を0%出来る金額です。

人間力が大事だと思われる教師でさえ先進国では、今は個別指導が出来、共感力さえ備えた・予備校で年収5000万円なんて取るカリスマ教師並みのAI教師の方が遥かに生徒の成績が良いと云う結果も出て居ますよ!

デンマークにAIが主導する政党、Det Syntetiske Parti(人工党)が2022年に誕生した。人工党は、芸術家集団「Computer Lars」と技術系非営利団体「MindFuture」が協力して設計・プログラミングした政党だ。AIによる政策立案プラットフォームを持ち、政策はすべてAIが担当。2023年のデンマーク総選挙に立候補

さらに東欧アルバニアのラマ首相は2025年9月11日に、公共入札を監督する新閣僚に、人工知能(AI)大臣を任命!腐敗撲滅を狙う!

エレベーター点検の例でも感働きがとても大事な熟練工でもAIに置き換える事が可能なのです、ほぼマニュアル通りの仕事しかしない役人等が置き換えられない理由など有りませんよね!。

AGI(2027〜2028年頃実現予定)になれば人間しか持たない共感力や感性力も学習して身に付ける様になりますから・・・普通の人間では太刀打ち不可能な時代がすぐに到来しますよ!

さて、さて、人は命の有る限り生きなければなりません。生きる間に人間の価値を保持しなくてはなりません。貴方は・・価値保持・・大丈夫ですか?