3度は読まないと真意は伝わらない事を理解している日本人は皆無
私が良く読む作家さんの1人が「橘玲(たちばなあきら)氏」である。以下の書籍もとても面白いし、今の日本人のリアルであり、ファクトを端的に表現しているので、貴方にも是非読み込んで欲しい、3度は読まないと真意は伝わらない書籍と感じている。
【バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)】橘玲 (著) ⇒日本人の為の書籍!
まさに原理原則⇒「敵を知り己を知らば百戦危うからず」のAI大戦争時代を生き抜く知恵となるでしょう。
大前提の原理原則!この世には2種類の人間しか居ない。@、仕掛ける人間 A、仕掛けられる人間
悪慣れした日本と、ネットの泥沼―ゴミ情報を泳ぐ私たちの「情報鎖国」―
私はいわゆる活字中毒者である。朝のコーヒーよりも先に大量の文字を読み、夜の睡眠時間迄の殆どを活字を読み込み、考え、読み、考えて、読み、考え抜いて行動している。そんな活字人生を26歳より数十年余送ってきた結果、日々痛感するのは──「なんとネットにはゴミ情報の多いことか!」という現実だ。もちろん、これは今時代に大量に発売される書籍にも共通する事でもある。
ゴミ情報は、確実に脳疲労を起こす!ノイズがストレスを過大にする!考える脳力がトレーニングされていな多くの日本人は、考える苦痛に耐えられない!、ネガティブケイパビリティ―の耐力が全く無い!間違って居ても常識と云うオブラートさえかければ安心する。正しい思考に不可欠なファクトを調べる為にQuartile(四分位)の高いQ1〜Q2論文読破が重要!
Q1:トップ25%、最高評価の国際誌⇒「論文としての価値が高い」=Q1ランクのジャーナル
Q2:上位クラス、十分に評価される
Q3:平均的
Q4:下位、あるいは新興誌
Q1論文の被引用件数の多い高度論文読破の苦痛をさけて、「確証バイアスの罠」や搾取者の意図に嵌り「フィルターバブル罠」に落ち込み出られなくなる。
いまや情報は無限にある。情報学の研究によれば、ネット上に流れる情報のうち、信頼に足るものは全体の3〜5%程度だという(※Q1ランクのJournal of Information Science等の分析)。つまり、95%は「ノイズ」か「利益誘導」。だが、そのゴミ“95%”が社会の空気(常識)を作っているのが現実である。実は日本人の思考はリーダー層から末端層迄総じてどんどん薄っぺらくなっている気がする。
なぜ、こんなにも「ゴミ情報」が蔓延するのか。理由は簡単であり以下の4つである。
@まず、情報の多くは“発信者の利益”のために流されている。
広告、ステマ、誘導、そして政治的プロパガンダ。読者のためではなく、「読者をどう利用するか」で作られている。つまり「ゴミ情報」は、ゴミのように扱われる読者をターゲットにしているのだ。
エンタメニュース、芸能スキャンダル、スポーツ論争──それらは多くの人の脳を“思考停止モード”に保つための見事な装置である。
A次に、発信者自身の“自己顕示欲”だ。
「自分がいかに正しいか」「どれほど知っているか」を誇示するための投稿ほど虚しいものはない。SNSはこの“虚栄心製造工場”として、今日も絶賛稼働中である。
Bさらに、受け手の側にも問題がある。
自分にとって価値を感じない情報はすべて“ゴミ”に見える。つまり、ゴミかどうかは主観で決まる。それがゴミなのかを正確に判断する為には読者自身が大量の高品質ファクト知識を持たななれば正しく判断は不可能である。AI活用にも同様の莫大な正しい知識とディープな思考力が不可欠である。だが主観で決まる以上、誰も責任を取らない。
Cそして最後に、もっと厄介な“意図的洗脳”がある。
政治的な誘導、経済的な印象操作──「トヨトミは永遠に強い」「改革者コイズミ」のような幻想が、どれほど巧妙に作られてきたことか。気づけば、多くの人が“誰かの都合の良い物語”の登場人物になっている。明らかに日本のマスゴミが金の為に間違って居ても平気で国民を洗脳している。
こうして冷静に見渡せば、ネット上で本当に価値ある情報など、せいぜい5%ほどだろう。だが、その5%を探し当てるには、膨大な時間と精神力が必要になる。検索しても広告だらけ、引用を辿っても根拠は薄い。まるで情報の砂漠で砂金1粒を探すようなものだ。
そして、日本社会はこの「情報の無秩序」を放置してきた。フェイクニュースの拡散も、悪質なサイトの乱立も、「自己責任」で済まされる。放置、先送り、慣れ──この国の得意技である。行政の不祥事も企業の談合も、誰かが“そのうち何とかしてくれる”と信じて動かない。それが積み重なり、ネットの世界にも「悪慣れ」が深く根を下ろした。
私たちはいま、AI時代のど真ん中にいる。AIが文章を書き、AIが記事を選び、AIが世論をつくる。だが、そのAIの“材料”は、この汚れきったネット情報なのだ。つまり、ゴミ情報を学んだAIは、より洗練された“高品質なゴミ”を生み出す。まさに再利用の極致である。
だからこそ、私は夢想する。AIが個人ごとに最適化された「自動的95%のゴミ情報削除型の検索エンジン」を作ってくれないかと。情報のA・種類、B・カテゴリー、C・信頼度、D・発信日、E・発信者の専門性、F・Q1〜Q2論文等を設定して、自分に本当に必要な情報だけを拾えるようにしてほしい。
ついでに「フィルターバブル警報」も欲しい。自分が特定の思想に偏り始めたら「ピンポンパンポン、あなたは洗脳されかけています」と優しく警告してくれる。そんなAIなら、きっと社会の救いになるだろう。
だが現実の日本では、おそらく“利害関係”という名の壁に阻まれ、誰も動かない。「面倒なことは誰かがやってくれる」──その甘い幻想のまま、私たちは情報の泥沼で今日もスクロールを続けている。
ネットの無秩序は、社会の無秩序の鏡である。放置、忖度、慣れ、そして思考停止。反知性主義者を爆増させる、反知性主義者は陰謀論が大好きだ!もしかすると、一番危険なのは“悪”そのものではなく、“悪に慣れきった私たち自身”なのかもしれない。
さらに恐ろしいのは、特に日本人は強烈な「未来への不安」を内在していて日本人の圧倒的多くは「金ダケ!今だけ!自分ダケ!」で、自己保身中心の利他心皆無で生きている事である。日本は悪慣れした、大悪党、中悪党、小悪党しかいないゴミだらけの国となるのだろう。
私の言説を次なるファクトが証明している。裏金議員大量登用の右翼おばさん政権の現役世代支持率80%以上が証明している。日本を破壊したアホノミクスの首謀者の秘書官(アホのマスクの提案者)まで超側近に採用したとの事である。
アホノミクスの日本破壊と同じ様な政策を実行しようとする恐ろしさ!日本に大企業ジャブジャブマネーで経済活性化!⇒トリクルダウンで日本中の景気回復⇒税収増⇒日本の財政問題解決・・・これは借金が爆増し大企業の内部留保が増え、日本は現在国民の6割が生活苦!⇒貧困老人の大爆増!⇒貧困割合は7割、8割、9割と確実に増大する!
そして1割程度の富裕層にさえ、増税と云う負担がドンドン増していく⇒日本総ストレス過大社会へ向かう。
日本企業に成長する為のキーテクノロジーも有望企業も人財も全く無い状態が今の今である。日本は99.99%成長など出来なかった過去30年、今後の30年余しかない。原理原則⇒原因が同じなら結果も同じ!
もう一度申し上げます。日本人の圧倒的多くは「金ダケ!今だけ!自分ダケ!」で、自己保身中心の利他心皆無で生きている!だからガソリン減税大賛成!金バラマキ逆噴射政策大賛成!・・こんな民族が成長など99%無理!
貧すれば、鈍すのごとく、当たり前・・・ゴミクズだらけ、未来無しかな!