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カリスマ経営者の大人気大企業が「特別注意銘柄」になる時代

カリスマ経営者の大人気大企業が「特別注意銘柄」になる時代⇒強烈な勢いで社会情勢は変化して行って居ます。もっと強烈なのはAIの進化です。ドンドン前倒しされて高性能化し、人間を不要にして行きます。

「配管工になれ」とAIが言った国で、まだFAXを使っている国民(日本人)へ

「AIに置き換えられることを恐れるなら、いまこそ配管工になれ」──そんな助言をしたのは、AIのゴッドファーザーと呼ばれるジェフリー・ヒントン氏。彼はこうも語る。「平凡な知的労働者は、すべてAIに取って代わられる運命にある」と。

日本人の若者に大人気の「公務員」なんて、今すぐにでもAIエージェントに99%置き換え可能です。前例のルーチン作業しかしていない訳ですからね!人間からAIエージェントやAIヒューマノイドへの取り換え!

…え?、そんな不安!貴方に、なにか心当たりありますか?

安心してください、日本には心当たりだらけです。なにせ、日本は「平凡な知的労働」のテーマパーク。紙の書類をPDFにして、さらに印刷してハンコを押す。エクセルで作った表をパワポに貼りつけて、最後は「空気読んで」直す。これが“知的労働”とされる国、それが我が日本。

しかも、その労働を支える根幹が「前例主義」と「忖度」。つまり、「昨日と同じことを、同じように今日もやる」ことが最高評価になる社会。そんな国で「AIが仕事を奪う」と言われても、たいていの人は「へえぇ〜〜〜、で、ランチどこにする?」と返して終わり。反応が鈍いのではなく、感性がもう“鎖国”しているのです。

一部では「AIはあくまで人間の補助だ」と安心する声もある。たしかに、AIだけでなくAIを使いこなす“人間”がいれば、とも言える。しかしそれは裏を返せば「10人でやっていた仕事を、AIエージェントと1人でこなせるようになる」ことを意味する。つまり、9人は職を失うのが現状なのです。

製造現場でもフィジカルAIが導入されAIロボットもガンガン製造現場には入り始めています。工場でも「10人でやっていた仕事を、AIヒューマノイド9体と人間1人でこなせるようになる」ことを意味する。つまり、9人は職を失うのが現状なのです。

そう、日本社会で今後数年後に起きつつあるのは「静かな大量失業」。でも日本人はその気配にすら気づかず、「働き方改革」と称してオフィスに観葉植物を置いたり、カジュアルな服装を認めたりして、なんとなく前向きなフリをしている。

Z世代の若者たちは世界中で配管工や電気工事士などの“リアルな仕事”に注目しているが、日本では「手に職」より「無難に事務職」。親世代も「公務員か、大企業か」と、昭和の履歴書が未だに精神的テンプレート。AIが社会を変えるって? そんな“イレギュラー”は苦手なんです、我々日本人!。

ヒントン氏によれば、「AIに置き換えられにくいのは、物理的処置を伴う仕事」らしい。配管工、建設作業員、介護職──手と体を使って現場現場に応じて経験値に応じて臨機応変に最適解を判断する現場仕事は、まだしばらく安全圏。ところが日本では、これらの仕事が超低賃金の「3K」「4K」として敬遠され、座ってパソコン叩く仕事が“勝ち組”扱い。皮肉にも、そっちこそがAIに最も早く狙われる分野という事実。

でも、大丈夫。日本には“魔法の呪文”がある。

「まだ日本には人間らしい温かみがある」「やっぱり人と人のつながりが大事」「日本人のきめ細やかな対応はAIに真似できない」

そう言って、変化の波から目をそらし、いつもの日常を丁寧に、粛々と、非効率に続ける。AIが10人分の仕事を1人でこなす時代に、10人がかりで1つの書類に印鑑を押しまわす我が国!日本!。これはもう、技術じゃなくて“信仰”のレベルです。

ところで、AIは医者も置き換え始めています。特に、厚生労働省の診療ガイドラインをなぞるだけの街の開業医など、真っ先にターゲット。最近ではAIの電子鼻と云う人間の何千倍と云う犬の嗅覚なみの匂いセンサーでガンを始めとする多くの病気を判断(正答率94.5%)する研究も、そろそろ、日本以外では実用域に達するとの事!(5年後にはスマホに実装される予定)

なのに医療界も「倫理が〜」「患者との関係が〜」とAI排除の大合唱。日本人が変化を拒むときの決まり文句、「情緒」「空気」「安心感」「前例が無い」「レアーケースどうするだ!」──要するに、中身より“感じ”。

ヒントン氏は警告します。「大規模失業は人類の幸福にとって最大の脅威だ」と。仕事がなくなっても、ベーシックインカム(貧困者は全員生活保護社会)があるじゃないか? という声もありますが、問題は“金”ではなく“意味”。人は仕事を失えば、役割も、誇りも、会話も、失うのです。

けれど、日本人は失うことに慣れすぎてしまいました。30年給料が上がらない? 慣れました。子どもが減り続ける? 慣れました。年金が減る? まあしゃあない。デジタル赤字が年間▼7兆円? 2035年に▼45兆円!うーん、よくわかんないけどがんばってほしい。──これが“悪慣れ”という日本文化の真骨頂。

ヒントン氏が「あと数年でヒューマノイドAIが肉体労働も担う」と言っている今、FAXや印鑑にこだわり続ける我々は、まるで沈みゆく船の上で「この船は木造だから沈まないよ」と胸を張っているようなもの。

本来なら今こそ、大転換のとき。しかし、そんなことを言うと「空気読め」と一喝されるのが日本社会。これではAI以前に、人間同士のアップデートが必要かもしれません。

それでも「AIの波はいつか過ぎ去る」と思っていますか?それとも…そろそろ配管工の求人を検索してみますか?配管工を目指すのなら経験値がモノを言う仕事ですからなるべく早い方が良いと思います。

しかし、沸騰化する日本では配管工の仕事は外部の仕事が殆どですから夏は命がけを覚悟してくださいね!