時代(環境)に逆らい時代(環境)に適応出来ないと例外なく消滅する。
日本でも毎週の様に道路の冠水映像や家や車の水没映像が日常になっている。中国では1mの深さの水中を走れたり、水に浮いても時速4.5ノットで30分程度浸水ゼロで走れる?泳げる?普通の形をしたSUVが普通に発売されている。
「地球が沸いても、まだ様子を見る国」──日本の自動車メーカーと同じオールドエコノミー企業の権化のBMW(BEV製造時のCo2を激減させた)が示した未来と、環境無視の日本メーカーの現状維持の悪慣れ
先の台風で八丈島で500oの雨が降った現実が有るのに、この台風の進路が東京だったら東京の低地の天井川が多い地域の東京の半分は水没していた可能性が大である。
今の今でも気象の多くの専門家が920hPa、風速70〜80mの「超スーパー台風=半径100〜150qの竜巻F3に相当⇒タワマンのガラスの多くは破壊される」が上陸する可能性も有る!大破壊と水没が同時に起きる。大都市の地下街や地下鉄など全滅!と警告しているのに、地球が“温暖化”から“沸騰化”に変わったというニュースにも、日本社会は不思議なほど無関心で静かだ。
電気自動車(BEV)への転換を急ぐ世界を横目に、「まだ様子を見よう」「うちはハイブリッドで十分」と言い続けCo2や毒ガスを垂れ流すこの日本国の沈黙。
だが、沈黙は中立ではない。問題を先送りし続けるうちに、それが「いつものこと」として習慣化してしまった。もはや“悪慣れ”の域であり予定通りの大破壊が現実となる。ICE車も日本製のスマホがアッと云うまに無くなった光景の再来となる可能性が高い!冒頭の様に中国のニューエコノミーメーカーは水陸両用車を発売した。
確実に起きる大変化!なぜか?【クルマ⇒走るスマホ(現在)⇒AI頭脳付きスマート化・2026年⇒人を運ぶ秘書付きロボット化・2028年〜⇒無人激安インフラ化・2030年〜】する事は間違いない事ですよ!
基本のキ!⇒人は不便で高くて使いにく、ダサイく、毒ガス出すもの買いますかね?
A. BEVは本当にエコなのか?
「EVは本当にCO₂を減らすの?」という問いは、よく聞く。たしかに製造段階では、BEVのほうがエンジン車(以下 IVE)より多くCO₂を排出する。理由は明快で、大容量バッテリーの製造には膨大な電力と資源が必要だからだ。
一般的にBEVは、製造時点で同クラスのIVEより 約30〜40%多くのCO₂ を排出すると言われる。つまりBEVは、生まれながらに“重いCO₂のリュック”を背負って出発するわけだ。
しかし、テスラの目指すAIロボタクシー化が実現出来ればBEVの稼働率はICE車の5〜6倍程度には高まる。その場合当然の事だが車両数も1/5〜1/6となりBEV製造全体でのBEVは、製造時点で同クラスのIVEより 約30〜40%多くのCO₂ を排出する問題は全体で見れば激減する事になる。
B. 個人所有の稼働率5%前後程度のママでも走り続けるうちに、CO₂の帳尻は逆転する
しかし、BEVは走るたびにその製造時点CO2増大の「借金」を返していく。走行時に排出ガスを出さず、発電に使われる電力がクリーンであるほど、「Co2借金」返済速度は速まる。最新の研究では、発電のCO₂排出係数が約0.4(現在の関西電力程度)の地域では、約5万km を走行したあたりで、BEVとハイブリッド車の累積CO₂排出量が逆転するという。
そして、技術の進化はその“返済期間”をどんどん短縮している。象徴的なのが、BMWが2025年9月6日にミュンヘンで発表した新型「iX3」だ。BEV専用設計のシャシーに、独自開発の円筒型バッテリーセルを組み込み、4つの高性能コンピューターで全システムを制御。一充電あたり800km超を走行するモデルも用意されている。
製造段階では、再生可能エネルギーの活用と2次原材料の体系的利用によってCO₂を大幅に削減。BMWによると、同等性能のエンジン車と比べ、走行距離がわずか2万1500kmに達した時点で、ライフサイクル全体のCO₂排出量がBEV優位に逆転するとされる。
かつて5万kmが目安だった「環境ブレークイーブン」が、いまや2万km台にまで短縮されたのだ。まさに、技術が「疑い」を上書きして消し去って行く時代である。
C. それでも日本は、“様子見”が好き
ところが日本では、「まだ充電インフラが少ない」「冬は電池が減る」「停電したら困る」と、心配ばかりが先に立つ。だが本音を言えば、それは「変わりたくない」ための言い訳だ。問題を先送りすることに慣れきった社会では、行動よりも“言い訳”のほうが成熟している。
そして政府もまた、2035年「電動化100%」と言いながら、世界で日本国ダケ、ハイブリッドをその中に含めて“達成済み感”を演出する。一見進んでいるようで、実は立ち止まっている。この国では、「行動よりも説明(巧妙な嘘)が上手い人」が出世するからだ。
D. 世界はもう、立ち止まってくれない
中国ではBYDや小鵬(Xpeng)、ファーウェイなどが、30万km保証のバッテリーを搭載したBEVを量産。さらにCATL等の蓄電池寿命100万qなんてモノまで発売開始された。2025年末より発売開始のナトリュームイオン電池に至っては数年後には500万q寿命の可能性も有る。
BEV価格も中国製はガソリン車とほぼ同水準にまで下がっている。欧州ではCO₂排出に応じた課税が進み、BEV以外では採算が取れなくなりつつある。つまり、世界は「CO₂削減=競争力」という資本主義の新ルールをすでに採用しているのだ。
それに比べ、日本はどうか。地球が文字通り“沸騰”しても、「予算がない」「合意形成が…」と議論を続ける。結果、技術も人材も市場も海外に流出し、「様子を見ているうちに列車が発車していた」という、いつもの時代遅れの結末を繰り返している。
E. “悪慣れ”からの目覚めを
本来、環境問題は“未来世代への借金”である。それを見て見ぬふりして先送りするのは、家庭で言えば「高金利ローンの支払いを子や孫に回す」ようなものだ。そんな社会がどこに希望を語れるだろう。
技術はもう、言い訳を超えている。BMWの「iX3」が示すように、個人所有の過度率5%程度のBEVでも2万kmでCO₂が逆転する時代が来た。「まだ時期尚早」などと言っている間に、未来の子どもたちは溶けゆく氷とともに、私たちの“無関心”の跡を見つめるだろう。
温暖化ではなく、もはや「人間の沸騰」だ。悪慣れに麻痺したこの日本と云う国が、熱に気づかぬまま煮立っていく──そんな未来だけは、どうしても見たくない。だからこそ、行動を。脳弱すぎる国に、少しだけ考える脳力を!考える力を取り戻してほしいと本当に願う。