分断!突きたてのお餅を左右に引っ張る!そしてちぎれる
今日の午後日本に右翼の女性首相が歴史上始めて誕生する事になった。まさに、どうなる?ニッポン
悪慣れニッポンと「サナエノミクス」というジャブジャブバラマキ予感で日本株は過去最高の高値だ!
しかし、世界は2極化、日本も強烈な2極化、そして日本の未来予測も強烈な2極化激論で沸騰中である。
「サナエノミクス」により日本株はこのまま49,185円の最高値を突き抜けて6万円に届き、そしてその後10万円まで沸騰すると云う意見と、イギリスのトラス政権の様にトリプル安となり3万円以下に暴落すると云う意見と2つが現在喧々諤々沸騰中である。
高市政権は首相指名後、即解散で参政や国民に離脱した右傾や公明嫌いの支持者やが戻り自民党は191議席から49議席増やして240議席、単独過半数へ躍進すると云う意見と、公明党が離脱して公明の応援が見込めず191議席から最大52議席減らして139議席となり比較第一党の座を失うと云う意見の2つがある。
貴方は日本の今年末から2026年にかけてどちらに転ぶと思いますか?日本人は正しい数値や論理を無視して感情で動く生き物だし、ファクトなんて平気で無視するから判断不能である。以下84年前のファクト
日米の兵力差 2.01倍・米優位
日米の戦費の差 3.50倍・米優位
戦争継続力・経済11.83倍・米優位
日米のトータル差82.80倍・米優位・さらに日本はエネルギーも食料も素材も米国に7割前後依存
84年前、82.80倍・米優位!日本は勝てると日本のリーダーを始めほぼ全員99%が勝てると信じた日本人
現在のAI格さ⇒3,265倍・米優位⇒AI投資金額格差1000倍×AI論文(研究)格差32.65倍=32650倍の差・・AI力が全ての経済戦争を支配する時代に3万2650倍差でも日本は経済で勝ち、経済成長すると信じる日本人!
日本では、破綻の足音が聞こえても、なぜか誰も耳をふさぎたがる。むしろ「そのうち何とかなる」と笑いながら、破綻の方へ一列で歩いていくのが、この国の一番得意な行進曲だ。
維新が連立に加わり「高市トレード」なる言葉が復活した様だ。今、注目すべきは株ではなく「為替」と「債券」だという。政治が混迷し財政不安が増せば円が売られ、国債が売られ、金利が上がり、長期金利と為替が日本経済の体温計になる。つまり「政治の迷走」が、国そのものの熱を上げも下げもするのだ。
けれども、より深刻なのは政治の中身そのものだ。高市氏の掲げる「サナエノミクス」は、経済政策というより、選挙向けの“バラマキの儀式”に見える。補助金を配れば支持が増える。減税を唱えれば拍手が起きる。
だが、ガソリン税を下げれば、結局は海外の原油業者が儲かり、日本の富は外に流れ出す。円安が止まらない限り、物価は延々と上がり続け、私たちの所得は永遠に海外へドンドン漏れていく。まるで蛇口を開けたまま「水が減った」と嘆いているようなものだ。
しかも、値上がりしたものに補助金を出せば需要は減らず、インフレがさらに加速する。家計の手取りが一時的に増えたところで、物価が追い越してくる。つまり「インフレにインフレを重ねる」という芸術的な悪循環が完成するのだ。
そして、そのツケは必ず金利上昇という形で返ってくる。企業の投資は冷え、景気は沈む。政府が支出を増やせば、もともと足りていない人手と資材がさらに不足し、民間の工事や開発は止まる。大阪・関西万博が開催されても、全国の建設現場では「人もモノも足りない」という悲鳴が上がっている。国全体を見れば、それはすでに“成長の逆流”だ。
日本政府の債務はすでに約▼1415兆円。GDP比では230%を超える。破綻こそしなくても、民間投資が吸い上げられ、経済成長率をおよそ8%押し下げている計算だ。つまり政府の借金は、未来の成長を人質にとっているようなものだ。
年間予算115兆円のうち▼28兆円が「借金の返済」に消えていく現実を、どれほどの人が自覚しているだろうか。もし過去に借金をしていなければ、その資金は科学技術や教育に投じられたはずだ。だが、私たちは“借金の利息”という名の過去のツケを払いながら、未来の芽を摘み取っている。
思えば、この30年間、日本は財政出動を繰り返してきた。だが、経済は一度も持ち上がらなかった。誰もが「今度こそ効く」と言いながら、結果は同じだ。まるで壊れた自販機に100円玉を入れ続けて、「今度こそジュースが出る」と祈っているようなものだ。
積極財政を唱える政治家たちも、本気で経済成長を信じているわけではない。彼らの多くは「カネをもらっても国は潰れない」と信じているだけだ。信仰に近い安心感である。けれど、円安と物価高が進む中で、財政出動を続ければ、日本は“赤子でもわかる”逆方向に進む。国富は流出し、土地も企業も外国資本のものになり、私たちは自分の国を「安く売る」側に回る。
1ドル80円で日経平均2万円、1ドル160円で日経平均4万円、1ドル240円で日経平均6万円──数字だけ見れば2〜3倍の「株高」だが、ドル換算では同じ価値である。成長して真に強い日本にならない限り意味が全く無い!こんな簡単な事に日本のリーダーは気付きもしない。
つまり、円安で見かけだけの景気を演出しながら、実際には一歩も前に進んでいないどころか後戻りしている。それでも拍手が起きるのは、もはや「麻痺」に近い。
日本人はいつの間にか、矛盾に慣れ、悪に慣れ、そして「破綻を織り込み済み」にしてしまった。政治家の失敗も、行政の無駄も、「仕方ないね」で済ませてしまう。だが、本当に危険なのは、崩壊そのものではなく、「崩壊を受け入れる心の麻痺」である。
サナエノミクスは、たしかにひとりの政治家の誤算かもしれない。けれど、それを許してしまう社会の無関心こそが、もっと深い病だ。私たちはいま、静かに沈んでいく船の上で、今日もバラマキの花火を眺めている。拍手の音が止んだとき、日本丸と云う船がどこへ沈んで行くかを、呼吸が出来なくなった時にようやく気付くのだろう。