エンジンは永遠なりの大集会(2025年6月)来年もやるのかなぁ〜
自動車をとりまく国内外の情勢と自動車政策の方向性・2025年3月12日・経済産業省 製造産業局 自動車課の下記サイトのリポートを良く理解してね!
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/conference/battery_strategy2/shiryo04.pdf
世界の自動車マーケットに対する日本市場の特殊性(P2)や世界最大の自動車マーケット日本で負け続けて居る事が明瞭である(P13)。
このままEV化が自力で商品力を確保出来なければ中国市場から日本メーカーは撤退する可能性も高く、次はアセアン諸国から追い出され、次は欧州から追い出される・・そんな悲しき未来を想像する事が必至なデーター群ですね!
全く利益が出ないアメリカ市場に日本メーカーは居続けても、意味は無いと私は感じているのですが・・
2024年の世界の自動車販売台数(新車登録・販売台数)は9,531万台、自動車生産台数は9,250万台
主要国の自動車電動化等の目標
市場規模(2024年) 電動化等の目標
英国231万台 2035年販売目標EV・FCV:100%※ICE新車販売禁止を2030年→2035年へ
EU 1,258万台 2035年以降、CO2排出100%減(≒ EV・FCV:100%)合成燃料も可
米国1,646万台 2030年販売目標EV・PHV・FCV:50%→大統領令が廃止・カリフォルニア州
・ニューヨーク州:2035年EV・PHV・FCV100%
カナダ190万台 2035年販売目標EV・PHV・FCV:100%
日本442万台 2035年販売目標電動車(EV・PHV・FCV・HEV):100%
中国3,144万台 2027年販売目標新エネ車(EV・PHV・FCV):45%・・2025.09時点で55%
タイ63万台 2030年生産目標 ZEV:30%
世界が急速にEVシフトの加速度を上げる事など当然の事ですよ!A.安くて、B.高性能で、C.安全で、D.快適、E.維持費も激安、F.環境にも良い=持ち主の心の満足・・A〜F迄全部BEVの方が優れているのですから・・ICE車などすでにBEVに勝るところは1つも有りませんよ!
さらに日本のICE車もBEVも、中国製に比べて、@動力性能・A価格・B操安性・C安全性・D乗り心地・E装備品・FAI自動運転・G環境性能・H空力性能・I耐久性・J室内空間・Kユーザーインターフェース・Lデザイン性・M維持費・N充電利便性・O保証――ことごとく日本車は負けています。もう「全部負けオールスター」です。
ドイツでの先月開催のミュンヘン・モーターショーでも中国車の欧州進出ドはド本気!中国車と欧州車、日本車との品質には差は全く無い!と日本おオールドモーターチャーナリストでもユーチューブで叫んでいました。もう日本車は勝ち目がないをオブラートにくるんで、日本の自動車メーカーに忖度しながら発表していました。
さらに、今後、BEVが普及すればするほどAの価格は下がり続ける事は当然の事ですよね!生産革命やロボティクス製造なども相まってBEV価格はドンドン急速に下がり続ける事になります。
すでに中国では普及帯(全体の7割を占める)のカテゴリーでは普通車が日本円にして150万円〜250万円が圧倒的多数!プレミアムクラス(全体の25%)でも350〜550万円程度が多数。1000馬力前後のハイパークラス(全体の5%)でも800〜1000万円程度。この中国車の価格は研究開発費を山ほどかけても利益率は20%前後での価格である。
この中国価格に+100万円程度加算すれば世界販売のプライスとなる!(関税等は別途付加)
日本車の1台当たりの世界販売の平均価格は約417万円/台前後(300〜540万円で75%)ですから、今後中国車の生産設備が増大し日本での販売価格が250〜350万円で日本車より遥かに高性能でAI-ADAS付きの充実装備のBEVが押し寄せてくると、日本車は深刻な事になりそうです。
今は中国では不人気車種しか基本的には日本販売はしていない。そして初期投資故に価格はそれほど低くなっていない現実が・・・いずれ「正常化=激安化」・・する。
世界で日本ダケわざわざ、高くて不便で危険な日本製のICE車を最後まで、愛国心とやらで買い続ける事になりそうですが・・それって、産業構造を時代変化に合わせて適正なポートフォリオにする日本の未来を邪魔している事になるなんて事も日本人には理解出来ないのでしょうね!
本ブログでも何度も申し上げるが・・85年前の日本人のメンタリティーと全く同じですね!つまり、その間違った考え方のママだと5年後の結果も同じになりそうですよ!
どこやらのボンボン氏の唱える”マルチプッツンうぇ〜”は・・日本軍の全方位戦略と瓜二つですね!
茶坊主ばかり自分の回りに於く日本のリーダーと生きるか死ぬかの大バトルで鍛え上げられた創業者リーダーの差はとてつもなく大きいと思いますよ!
「歴史は韻を踏んで繰り返す」現在の世界の情勢は1918〜1929〜1945年と瓜二つですよ!近代史をしっかり詳細に勉強してくださいね!未来が見えてきますよ!是非、貴方も真剣に学んでみてください。今後の貴方の人生に間違いなく役に立ちますよ!