原理原則⇒「衰退=痛み」⇒痛みと苦しみを受け入れる覚悟
A nation accustomed to evil、日本へようこそ。問題を先送りし続けた国の沈没記
これからの日本は、残念ながら「静かに貧しくなる国」から「大地震と同じで何時沈没しても不思議でない国」として、確実な道を歩んでいます。新聞を開けば、どの面にも「明るいニュース不在」。けれど、本当に危険なニュース(価値ある真実)ほど、なぜか紙面のどこにも見当たらない。
──いや、正確には「載せない」だけです。当然で日本のマスゴミは日本人を搾取する大企業等(ご主人様)から収益の殆どを得ている訳ですから、真実を知らせて、飼い犬(マスゴミ)のご主人様(大企業や権力者)の手を噛む訳には行きません。世界のニュースを見比べれば、その「意図的な沈黙」がすぐに分かります。
日本の物価高は、いまや国民性のようなもの。何をしても治らない。なぜなら「衰退=痛み」であり、痛みを伴わない衰退など存在しないからです。「痛みを借金で回避」し続けた結果が、この長期低迷。まるで熱を出した子どもに、体温計を壊して“平熱”を装うようなものです。
では、なぜ衰退が止まらないのか?それは、日本社会が長年にわたり「原理原則」を踏み外してきたからです。政治は嘘をつき、企業は搾取を正義と呼び、庶民は「知らないふり」で生き延びる。学びをやめ、考えることを他人に委ね、判断を「空気」に任せる。──その結果、「悪慣れ」した国民ができあがりました。
日本人の多くが自分の行動(現状維持)が”悪業”だと理解出来て居ない事です。「衰退=痛み」この痛みを嫌い、あろうことか「目の前の自分の子供たちに痛みを押し付けて居る親」しか日本には存在していません。・・こういう自分ダケ良ければ我が子の人生などどうでも良いと云う人間を”悪人”以外の呼び名があるでしょうかね!
そして私たちは、その悪が普通の国で生きなければなりません。生き延びるための“第一条件”は、意外にも「病気にならないこと」です。なぜなら、現代の日本は病気を「年間46兆円と云う金儲け産業」に拡大してしまったから。食品業界が体に悪いものを売りつけ、医療業界がそれを治療して儲ける。
「毒を盛って薬を売る」という、江戸時代の悪徳商人も顔負けのマッチポンプ構造です。このマッチポンプ構造は日本の至る所(産業別の村々の殆ど)で行われています。だから衰退するのです。
車の排気ガスに含まれるPM2.5が肺ガンの原因で有る事など、すでに多くの研究でエビデンスが出て居ます。
さらに熊本大学の研究では、車の排気ガスに含まれるPM2.5中の「ブラックカーボン(すす)」が、急性心筋梗塞を引き起こす可能性を指摘しました。2017年から2019年にかけて4万4千件を超える症例を解析した結果、PM2.5濃度の上昇と心筋梗塞の発症に明確な関連があったといいます。
つまり、排気ガス濃度の高い都会で暮らすこと自体が、知らぬ間に寿命を削る“無自覚な自殺行為”になりつつあるのです。幹線道路沿いに家を建てることは、いまや「自宅に排ガス(毒ガス)を吸引する装置を設置するようなもの」。
便利さと引き換えに健康を失う──それが現代の日本の都市生活のリアルです。さらに、気候変動による“地球沸騰化”が加わり、低地や川沿いは豪雨一発で命の危険。安全と利便を天秤にかけた結果、いつも「便利」が勝ってしまうのが私たちの悪癖です。
本当に怖いのは、災害でも病でもなく、「考えない習慣」です。正しい知識よりも、目先の損得を選び、テレビの専門家を信じ、安易な希望を買う。そして老後になって、「あの時もう少し学んでおけば」と後悔する。だが、その時には学びの機会も、体力も、残っていないのです。
「運の良し悪し」は、実は“チャンスを見抜く力”の差でしかありません。真剣に学び、疑問を持ち、考え続け、真実を見ようとする人には、未来が見える。見ようとしない人には、ニュースの“明るい嘘”がすべてです。
ド衰退日本で生き延びる方法は、もはや政治でも経済でもなく、「本当に正しい知識」を持つこと。他人に任せず、自ら学ぶこと。──そうでなければ、この国の「悪慣れ」に呑み込まれ、ゆっくりと溺れていくでしょう。
私たちはいま、歴史の中で珍しい時代を生きています。国家が衰退しながらも、借金で衰退の痛みをごまかし続け、それを国民が受け入れ、「それも仕方ない」と笑って暮らす社会。問題を先送りすることに慣れ、痛みに鈍感になり、矛盾と悪慣れを「文化」にしてしまった国。──そんな国がいつまで持つのか!、あなたはどう思いますか?