“日本版靴磨きの少年”・・・世界中に靴磨きの少年爆増
蟻の眼とミサゴの眼・原理原則は不変であり普遍!地球沸騰化も株も皆同じ!上がったモノは限界点で下がる!
靴磨きの少年と「慣れすぎた日本」しかも事も有ろうにアノ大失敗のアホノミクスをまたやろうなんて御仁である。ほんと、赤字国債ジャブジャブマネーはアホノミクス開始時点と比較して10倍の危険性を孕む
いま、世界の株価は空を突き抜けている。FRBの統計によれば、アメリカ人の家計資産に占める株式の割合は45%。リーマン後の20%台から45%と2.25倍に増し、投資家の9割が「株は割高」と知りながら何が有ろうとも買い続けている。アメリカでは普通の人迄借金して株投資をしているとの報道も有ります。
そして世界全体の借金総額は今や5京円!!!アッと云う間に3京円⇒4京円⇒5京円と増えました。アメリカでは米国債の利払い費は過去最高の1兆1,200億ドル(▼168兆円)だけで国防費を上回る状態です。
それなのに小さな政府の共和党なのにアホトラはポピュリズムのジャブジャブマネーで米国の借金を2034年までに政府債務は3兆2,533億ドル(488兆円)増加する法案「大きくて美しい法案(One Big Beautiful Bill/OBBB)を通した。以下世界的に最も有名な世界の富裕層専用の資産管理会社のサイト参照
https://www.pictet.co.jp/investment-information/market/deep-insight/20250711.html
なのに、笑顔で”靴を磨く少年”──いや、スマホを握る若者までが「株で人生変わる」と呟く時代になった。以下参考サイト
https://spaceshipearth.jp/world-depression/
100%でも危険と云われるバフェット指数はアメリカも日本も200%超。つまり株式市場の価値が、実体経済の2倍にも膨らんでいる。もはや企業の成長ではなく、マネーの自家発電だ。世界は「靴磨きの少年」が町じゅうに溢れる時代を迎えている。
それでも誰も止めない。なぜなら、上がっている間は気持ちいいから。人はバブルが割れる瞬間まで、「これはバブルではない」と言い続ける生き物だからだ。それは800年余の歴史が証明している!以下参考図書
This Time Is Different: Eight Centuries of Financial Folly
日本語版:国家は破綻する THIS TIME IS DIFFERENT
そしてこの「慣れ」は、日本ではもっと深刻な形で根づいている。ジャブジャブに刷られた円は、企業の内部留保や国債の買い支えに吸い込まれ、労働者の手元には流れてこない。それでも私たちは黙っている。政治家が増税を先送りし、年金制度を誤魔化し、公共事業に旧友を回すのを見ても、「まあ仕方ない」とつぶやいて次の日のニュースに流されていく。
そもそも日本などドルベースで見れば全く成長していない!円ベースでの成長率も0.6〜0.7%程度である。リーマンショックの激震から約5年、日本経済が落ち着いたアホノミクス開始時点と今を比較して見よう。
2012年12月・日本のGDPは497兆円・・・⇒2025年のGDP予測は635兆円・・・・ 約1.27倍
ドルベースでは83.83円/ドル(5.92兆ドル)現在150.49/ドル(4.21兆ドル)・約0.71倍に低下
消費者物価指数2012年12月・0.2%以下・・⇒2025年現在・2.7%
日経平均株価2012年12月・1万0395円・・・⇒2025年現在・4万8,280円・・・・約4.64倍に高騰
金価格は2012年12月・4800円/g・・・・・⇒2025年現在・2万1039円・・・・約4.38倍に高騰
日本は殆ど成長もしていないしお給料も上がって居ないし、物価ダケが上がっているダケなのに株価は約4.64倍に高騰!恐ろしいと思いませんか!!!これってバブル以外に何と呼称すれば良いのでしょうかね?まぁ〜どう思われようとも自由ですし、自己責任ですけどね!
本当は、これこそが“日本版靴磨きの少年”なのだ。「今だけ、私だけ、損しなければいい」という群集心理のまま、誰もがこのぬるま湯に足を突っ込んでいる。景気対策という名のバラマキも、補助金という名のモルヒネも、すべては延命のための幻想だと知りながら。
アメリカの靴磨きの少年は、まだ素直だった。「石油を買えば儲かる」と言う純粋な希望があった。だが日本の大人たちは、「税金を払えば損」「努力しても報われない」「だから政治に期待しない」と言う。希望の代わりに、諦めの合理化を磨いている。気づけば見栄ダケで買った私たちの激安のバーゲンセールの売れ残りの靴はピカピカだが、立っている地面は沈み続けている。
株式市場は、夢を映す鏡だ。だが、鏡の中の自分を信じすぎると、現実の足元が見えなくなる。FRBが金利を上げても、下げても、どう動こうが世界は株高を手放さない。まるで「永遠に続く宴」だと思い込んでいるかのようだ。だが、宴の終わりはいつも静かにやってくる。最初に気づくのは、音楽を止めるDJでも、踊り続ける群衆でもなく、「靴を磨く少年」なのだ。
アメリカ人の家計資産に占める株式の割合は45%!リーマン後の20%台から倍増、そして日本株も13年間で国家も国民も全く成長して居ないのに株価ダケ約4.64倍に高騰!「炭鉱のカナリヤは既に死亡しているかもね」
日本の問題は、バブルが崩壊しても反省しないことだ。失われた30年を経ても、まだ「問題を先送りすれば何とかなる」という幻想にすがる。これほど長く「痛み止め」を打ち続けている国は、世界でも珍しい。「悪慣れ」とは本当に恐ろしい。無反省の民は本当に恐ろしい!!!また、同じ大愚をやるだろう!
不正を見ても驚かず、赤字を見ても危機感を持たず、利権構造を見ても「どうせ変わらない」と呟く。つまり国全体が、もはや“靴磨き”の心理で生きているのだ。
世界の株価が過熱しているとき、日本社会もまた「精神的なバブル」に包まれている。努力せず、考えず、流れに身を任せることが“賢い生き方”と信じる社会。しかし、そこに未来はない。ジョセフ・ケネディが靴磨きの少年の一言で株をすべて売り払ったように、いまの日本もまた、一度この幻想を手放す覚悟が必要だ。
特に世界ブッチギリ借金の多い痛みに痛み切った日本、資源の全く、食料も38%程度しか無い日本は・・一たび恐慌となれば、金利暴騰、ハイパーインフレには耐えられる事は無いだろう!!!
「このままでは危ない」と気づく人が少数派のうちに、動かなければならない。靴を磨きすぎて、革が擦り切れる前に。見栄えだけの光沢を追いかけて、足元の地面を失う前に。
私たちは、もう十分に“悪慣れ”してしまった。だからこそ、靴磨きの少年の声に、もう一度耳を澄ませたい。「お客さん、株はやっていますか?」その問いに、今の私たちは──どう答えるのだろうか。
あなたは貴方の近々未来をどう感じて居ますか?