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真理を忘れ、虚飾や偽ステータスが大好きな東洋の島国

燃費10km/Lで「環境先進国」を名乗る日本の大企業の環境意識という悪い冗談!世界的な環境活動家・グレタ・トゥーンベリさんに殴り込みを受けそうですね!!!

いま世界を見渡すと、先進国の街角にはEV(電気自動車)が当たり前のように並び、ガソリン車でさえ「1リッターあたり20〜25km走行」が標準になりつつあります。

中国市場における8月のBEVとPHEVの新エネルギー車の販売比率は55.14%と史上最高のシェア率を更新、主要12カ国とノルウェー、スウェーデン、フィンランドの北欧3カ国(計15カ国)における8月の電気自動車販売台数は151.9万台となり、前月比8.1%増、前年同月比でも19.4%増だった。8月の電気自動車シェアは29.4%で、前年同月比で3.5ポイント増加とEV化はドンドン進んでいる。

ちなみに判っている国ダケでは2025年8月のBEVとPHEVの新エネルギー車の販売比率は、ドイツ30.6%、イギリス38.3%となっている。ちなみに日本は2.0〜2.5%程度!主要国ブッチギリ最低、最下位!

そんな時代に、我が日本はどうでしょうか。全長5メートル、重量3トン近い巨大SUVが「燃費10km/L達成!」と誇らしげに宣伝され、それをメディアが「すごい!すごい!」と持ち上げる。これはカタログ値であり、実質燃費は5〜6q/ℓ程度。これはもはや環境対策というより、知性への挑戦状ではないでしょうか。

例に挙げればレクサスの最上級SUV「LX700h」457hp、最大トルクは約80.6kgmしか無いのに1590万円〜2100万円。確かに「ハイブリッド」を名乗り、技術的には手が込んでいる様に見えるがド古い技術。けれども、燃費はようやく10km/L。中国ではこの2倍以上の馬力や性能でも価格は1/2以下のEVが20種類前後も爆増販売中

世界では大型SUVでもPHEV化や電動化で1リッターで25km以上も走る車が普通なのに、日本の「高級ハイブリッドSUV」が自慢できるのは「10km/L」程度。大型になれば実質燃費は5〜6q/ℓ程度。これは「偏差値30の学生が40を取ってガッツポーズ」しているのと大差ありません。

しかも価格は数千万円。エネルギー効率も社会的合理性もそっちのけで「豪華でオラオラ顔で押し出しが強いならいい」という発想です。こうして日本人は「問題を先送りする習性」と「悪慣れする性質」を組み合わせ、環境よりも虚飾を選びます。そしてその愚行を日本人の「文化」や「こだわり」と言い換えて、むしろ誇らしげに語るのです。

◆しかしこれは単なる一企業や一車種の問題ではありません。もっと大きな、日本社会全体の縮図です。

・地球温暖化が進み「地球沸騰化」とまで言われる時代に、日本のEV普及率は世界ダントツ最低レベル。
・省エネや再エネ投資を本気でやらず、「水素社会」など遠い夢を掲げて時間稼ぎ。
・都市の道路は渋滞であふれ、CO2削減どころかむしろ排出増大。

まるで「火事の家で、新しい畳を買ってごまかす」ような対症療法ばかりで、根本的な問題には手を付けません。その背景には「我慢に慣れた国民性」があります。燃費が悪くても「仕方ない」、公共交通が衰退しても「仕方ない」、電気代が上がっても「仕方ない」。この「仕方ない」が積み重なり、ついには「未来が仕方ない国」になりつつあります。

◆もちろん、レクサスLXのようなクルマは反知性主義者ダケには魅力的に見える様です。豪華そうに見えるインテリア、静粛性、走破性。確かに「極悪路では特別な移動体験」は得られるでしょうが99.9%を走るであろう普通道路では何の意味もないどころかとてつもないマイナスがある。けれども、よく考えればそれは「環境破壊というツケを子孫に回して得る勘違いの贅沢」でもあります。今の日本人は「借金で飲み歩き、孫にツケを押し付ける無責任な祖父」に似ています。

本来なら政治も企業も、そして私たち市民も、もっと長期的な視点で「どんな社会を残したいか」を考えるべきなのです。しかし現実には「自分の代だけ楽しければいい」という無言の合意が広がり、問題先送りが習慣化しました。これこそが「悪慣れ」であり、最大の危険です。

哲学皆無の日本人と云う哀れな生き物なのでしょう!言っている事と行動が真逆!昔から言われている日本人の長きに渡る日本人の癖「総論賛成・各論反対」精神分裂症なのでしょう。

環境が大事だ!と叫びながらレクサスの最上級SUV「LX700h」やレクサスLMでCO2撒き散らしPM2.5・NOX等の毒ガス巻き散らし、ブイブイ自己顕示をする反知性人間・・こんな環境最悪車程!まともな知性を持つ経営層なら真っ先にBEVしなければなりません。まともな知性を持つベンツ経営者はゲレンデバーゲン・メルセデス・ベンツ・Gクラス(巨大なSUV車)のBEV車も発売しています。

BMWも2025年10月末から、ノイエクラッセ初の車両となる新型BEV-BMW『iX3』の量産を開始する。工場は通常運転時に100%再生可能エネルギーで稼働するBMWグループ初の自動車工場と”環境”に配慮している。

日本メーカーに技術力も環境意識も無いのは既に日本人以外の先進国の誰もが知っている事!売れる最低限のBEV化技術が日本企業には無いので中国企業に丸投げして中国では日本メーカーがBEVを製造している訳ですから・・レクサスの最上級SUV「LX700h」のBEV化も中国に丸投げすれば良いダケの事です。アホみたいな高額で日本人は買ってくれる訳ですから丸投げBEV化でも十分利益は出ます。

そもそもレクサスの最上級SUV「LX700h」程度のBEV・SUVは中国では600〜1000万円程度で、多数売られています。ざっくり半額〜1/3以下!の値段

すでにICE車とBEV車がどちらがライフサイクルでCO2が少ないかなんて結論が出ている、100%グリーンエネルギー電気なら約2万q、関西電力の電気なら約4万q、100%化石燃料でも約6万q程度でICE車よりCO2は少なくなる。さらにこの転換点距離数は短くなる程にBEV技術は急速に進化している。しかもBEVの蓄電池寿命は30万qどころか100万q寿命商品まで発売され始めた。

◆ここで皮肉な話を一つ。ヨーロッパでは「小型EV」が街を走り、CO2排出削減が進んでいます。中国では「自動運転付きEV」が200万円以下で買え、30万km保証まで付いてくる。「高級大型PHEV・SUV」や「高級大型電動・SUV」でも600〜1000万円以下のモデルが山ほどある。しかも加速などはポルシェ並みの速さである。

対して日本ではレクサスSUV「LX700h」が1590万円〜2100万円もするドでかく3トンの糞重い旧式の「ハイブリッドSUVで燃費10km/L達成!」と胸を張る。まるで「隣の子は東大合格、我が子は九九を覚えた!すごいだろ!」と騒ぐ親のようです。滑稽を通り越して、悲劇的です。

日本は技術立国を自称しながら、環境技術では後進国。世界ブッチギリ最低のEV普及率は、まさに「成長を放棄した証明」です。そして国民もまた、それを「仕方ない」と受け入れる。悪を許容し、矛盾に慣れてしまった社会は、やがて自らを滅ぼすのです。

◆私たちは「悪慣れ」の怖さを直視しなければなりません。燃費10km/Lの巨大SUVに拍手しているうちは、未来の子どもたちから「なぜあなたたちは地球を壊す選択をしたの?」と問われるでしょう。日本人が本当に守るべきは「ブランドの権威」でも「豪華な移動空間」でもなく、「次の世代の生きる環境」です。

残念ながら、そのシンプルな真理を忘れ、虚飾や偽ステータスに惑わされているのが、今の日本。問題先送りが習慣となり、悪を悪と認識できなくなった社会に未来はありません。

「燃費10km/L(実質6q/ℓ以下)で最先端」と喜ぶ私たちの姿は、まさに「自虐的な冗談」として、後世に語り継がれるかもしれません。いや、もしかしたら冗談では済まされない「取り返しのつかない現実」になっているかもしれないのです。