価値の何たるかが全く理解出来ない不思議の国の未来
恐ろしい日本劣化の象徴!本日の2時間情報番組2つが・・野球の大谷氏情報(1割)と自滅民党の内輪の選挙(9割)の内容しか無い!99%の有権者には関係ない情報・こいつら・・もう価値有る情報を取る事を放棄している!恐ろしい価値無視の劣化に啞然とした。
私の10年前頃の予言が・・・”ズバリ的中”・・・しそうな雲行きですね!学ぶ事は未来が見える事なのです。
■「10年前の解って居た未来⇒今の現実」を無視した代償
もし10年前に「未来が変わり始めていますよ」と誰かが囁いていたとしても、日本の経営者たちはきっと「まあ、日本は特殊だから」と言って笑い飛ばしていたでしょう。
時代が変われば産業(価値)も変わるなんて事はあまたの歴史が証明している事⇒時代進化に合わせて産業のポートフォリオも時代に合わせて(新たなる価値)変化するなんて事は当たり前すぎる事!それが判らない日本人と云う民族!
1例を上げれば実際、彼らは「俺たちはクルマ屋だ」「エンジンこそクルマの価値だ」と言って笑っていたのです。「日本の物作りは世界最高だ!」と自信に満ち満ちていた!
その間に世界は電動化とAIという二つの津波を起こし、今や自動車は「走るスマホ」から「人を運ぶロボット」へと変貌しつつあります。ところが我が国では、「僕はガソリン臭くてね、燃費が悪くてね、音がいっぱいでるクルマが好き」「俺のドラテクは凄いだろう!フルターンドリフト走行が出来るぞ!」 と言い続けて居た。時代は環境時代⇒AI-BEV時代になる事が明確になった2年前でも大見えを切って居たのです。
いまだに「車はエンジン音が命」などと、まるでレコード愛好家がSpotifyを全否定するかのような論争をしていました。いや、それはそれで風情があるのですが、産業が風情に変わった時点で、未来からは完全に脱落です。
■部品を 70〜80%削減という名の「産業リストラ」
いま日産は、車に使う部品の種類を7割減らすと発表しました。さらにトヨタも部品種類の8割削減も視野に入れているそうです。「効率化だ」「競争力強化だ」と彼らは言います。確かに、効率的でしょう。部品点数を減らし大規模なティア1に生産を集中すればコスト低減も製造現場での組立も楽になり、トータルコストも下がります。AI設計なら一晩で完了します。
しかしその「合理化」の影で、部品を作っている下請け中小企業が日産ダケで約1.9万社、国内自動車メーカー8社(推計正社員数25万人)を頂点としたサプライチェーン企業(自動車産業) の総数は、2024年5月時点で国内に推計5万9193 社あることが判明したとの事です。
日本国内の自動車業界は558万人が居て、家族を入れて推定約1400〜1500万人、下請けに勤める人々は大手メーカー社員(推計正社員数25万人)の約22倍もいるのです。
つまり今進められているのは、「産業の未来化」ではなく、何百万人という人間ごと“部品扱い”して廃棄する作業に近いのかもしれません。経営会議では「部品点数が減った」と言いますが、実際には「人間点数が減った」と言うべきでしょう。それなのに・・2年前にはガソリン大好きオジサンは平気で「1人も切り捨てない」と公言していたのです。
これは冬山登山で滑落してパーティー全員がザイルにぶら下がり、それを放置して全員凍死する選択に等しい事なのです。
マイクロソフト時価総額567兆円・年間15兆円の利益を出している勝ち組大企業のマイクロソフトでもAI時代に備えて今の今!数万人のリストラを実行しています。
借金爆増で、すでに痛み切っている日本政府に余力など無く、政府は基本的に市場原理に委ねる方針であり、補助金や支援も延命策にすぎないと見られている。労働力不足や生産規模の縮小は避けられず、中小企業庁も再編や淘汰はやむなしと考えている。AI化、電動化に対応するためには、中国サプライヤーを取り込むことも現実的だと考えている。さらに日本の下請け淘汰が加速する。
■ 10年以上放置された変化の拒絶の膿(内在毒素)が、一気に牙をむく!SF映画の定番の人体に寄生したエイリアンが皮膚を突き破り巨大化する映像のごとく!
恐ろしいのは、これが突然降って湧いた危機ではないことです。COP(Conference of the Parties)「気候変動枠組条約会議」の歴史は、32年前、1992年にリオデジャネイロで開催された地球サミットにさかのぼります。 地球温暖化、オゾン層の破壊、熱帯林の破壊や生物多様性の喪失などの環境問題が深刻化し、世界的規模での早急な対策の必要性が指摘されたことを受けて地球サミットは開催されました。
地球温暖化問題が顕在化したのが2006年公開の映画「不都合な真実」すでに19年が経過しました。EV化もAI化も、明確に10年以上前から予告されていた確実な未来でした。
自動車業界で一番早く、その「不都合な真実」を11年以上前に我がごとにしたのがイーロンマスク氏のテスラです。是非私のブログ 2025年10月02日の午前7時34分と午後2時09分のブログ参照してね!
さらにイーロンマスク氏は2022年頃には”自動車屋をやめました!”彼はもBEVそのもののハード性能になんか全く興味無しの状態です。彼は・・テスラをAIテック産業・移動のAIインフラ産業・AIエネルギー産業・AI人型ロボットのヒューマノイド産業に全面移行させています。
中国勢もその数年後からデータと資本を惜しまず投じ、今では原価を日本の1/3以下に抑え、AI制御・自動運転レベル4〜5も視野に入れています。その間、日本の経営者たちは「慎重な検討」「前例との整合性」を優先し、会議資料を増やし、決断を後ろに送り続けてきました。
気がつけば、世界は10年先に行き、日本は10年分遅れたまま崖っぷち。AI時代の特徴はかつての10倍以上の時代スピードですから1年遅れは過去の10年遅れと同等になって居ます。正常変化を無視したツケは、経営者ではなく、部品工場の現場で汗を流す無数の労働者とその家族たちに一気に回ってきます。
■ 過去延々と日本は「人を守らず、仕組み(村)を守った」国(日本)
日本の産業政策も「人を守る」のではなく「仕組みを守る」ことに夢中でした。雇用維持、系列維持、稟議手順の維持――要するに「変えないこと」が至上命題だったのです。しかしその結果、守られたのは中身のない殻だけで、中の人間は守られませんでした。
しかも、今や中小企業の後継者は枯渇し、人手も足りず、資金もない。「じゃあ一緒に再編・統合すれば」と言われても、弱者連合は弱さを倍増するだけで、強さにはなりません。これでは「沈む船をロープで結んで巨大な難破船にする」ようなものです。
■ AIという冷徹な審判
そして2026年からのAGI(汎用AI)登場が目前に迫っています。AIは迷いません、情にも流されません。人間の「がんばり」や「年功序列」や「根性論」など、データに無いものは存在しないのです。彼らにとって、冗長な部品も冗長な人員も、ただの「不要データ」です。
つまり、10年間の経営者の怠慢(毒素の放置故の充満)を、AIは一瞬で清算するでしょう。そのとき清算されるのは「経営者」ではなく「働く人々」だという、最も皮肉な未来です。
■ 未来は「今を守る人」ではなく「今を壊せる人」に来る
本当に恐ろしいのは、こうした大転換の渦中でも、まだ多くの日本企業が「なるべく今のまま」を模索していることです。しかし未来は、「今を守る人」ではなく「今を壊せる人」にだけ訪れます。壊す勇気を持たなかった代償は、今まさに数十万人単位の失業と産業空洞化という形で表れようとしています。
10年前に未来を無視したツケを、これから10年かけて強烈な痛みと共に払わされる――それが、いま日本が立っている崖の上の現実なのです。
さて、オールド自動車産業の県!愛知県、オールド自動車産業の地域、三河、オールド自動車産業の街、豊橋!!!そこに住む貴方!・・これからの時代は、どんな試練を貴方に与える事になると思いますか?
「真なる学び」+「第一原理思考」+「レイアー的深堀思考」=未来が確実に見える!
弊社の学びで、生き残る道!勝ち抜き幸せに生きる方法も・・本ブログでも何度も何度も貴方にお知らせしていますよ!