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ガンより恐ろしい「まあ、なんとかなるさ」症候群の罹患

「明日死ぬのに今日も宴会」──日本人の現実(真実)逃避の国民的ギャグセンス

日本という国は、世界に誇る「問題先送り大国」である。地震も台風も毎年来る。人口は毎年90万人消える。今後も10年余は死亡者は増え続ける事だろう。出生数は1899年以来初の70万人割れで、ついに第1次ベビーブームの4分の1。政府予測を15年も前倒しして少子化は進んでいる。今後も貧しくなる日本は生まれる子供は急激に減り続ける事だろう。

さらに悪い事には・・・それなりに賢い人は子は産まない!生んでも1人、反知性主義者が性欲(金も知識も無いのでこれ以外に楽しみが無い)に負けて貧しいのに子だくさんと云うアフリカの様になるのだろう。日本でもガキがガキを山ほど生んで放置したり、殺したりする事件が山ほど発生している。その反知性主義者の子供はマトモナ教育も受けられず最底辺社会の1員となるしか無く、社会に負荷をかける存在となり生きていく運命となる事が色濃い。

しかも、世界の地球沸騰化で食料不足が避けられないのに、自給率は先進国で最低水準の38%前後と主要国最低を堂々とキープ。ほぼ100%自給の米さえ生産者平均年齢70歳では確実に危うくなる。コメを除けばその他の食料自給率は15%程度しか無い。種苗を始め食料生産資材の9割以上は輸入と云う現実もある。円安が確実な未来に、まるで「餓死シミュレーション」を国家レベルで実演しているようだ。

それでも日本人は動じない。災害に備えた都市計画? ありません。食料自給率を上げる農政? 皆無です。「大事なことほど忘れる」という異様な国民性を、ここまで芸術的に”幼稚と愚か”を磨き上げた民族は人類史上まれだろう。ノーベル賞ものの無策力である。

空き家とマンションのコント

統計によれば、空き家は900万戸を突破し過去最多。それでも新築マンションは2024年に首都圏で2万3,000戸(全国では5万9,467戸)も供給された。2024年(令和6年)の日本における 新設住宅着工総戸数:792,098戸!!!人口減少と空き家増加のダブルパンチを食らいながら、なお住宅を建て続ける姿は「砂漠で水道管を延長し続ける」コントにしか見えない。

しかも住宅ローンの9割は変動金利!!!今後確実に金利が上がる日本で、AI化で失業(4〜5割)が確実なのに、反知性主義者は失業8割、最下層の仕事しか無くなるのにこの負け組世帯のローンはどういう事になるのだろうね!!!

しかも建設費は東京を始めとする主要都市で5年前比33%以上の高騰。それでもディベロッパーは笑顔だ。空き家だらけでも「建てれば儲かる」、需要はなくても「とりあえず作る」。反知性主義者を騙して50年夫婦ダブルローンで売りつける。これは経済活動ではなく、国を挙げた不動産詐欺ギャンブルである。

高速道路と新幹線の悪夢

人口が1億人を割ると予測される国で、なおも1,700キロの高速道路を建設中。新幹線も札幌や敦賀、長崎に向けて突き進んでいる。少子高齢化と人口減少で利用者が減るのは明らかなのに、なぜ作り続けるのか。答えはシンプル、「止められないから」である。公共事業とは、日本では「国民的依存症」なのだ。まるでアル中が「もう一杯だけ」と言い訳するのと同じ論理で、次の道路や新幹線が延びていく。

食料危機は「神風頼み」

食料についても同様だ。輸入依存が6割超え。いざとなれば為替は円安、財政は火の車。輸入できなくなれば国民は一斉にダイエット成功である。農業政策? 補助金は出すが効率は上げない。耕作放棄地は増えても「地方創生」の名の下に新幹線を敷く。食えなくても移動は快適──これが日本流の優先順位だ。

しかも自然災害大国であるにもかかわらず、都市計画は「安全より利権」。河川氾濫の危険地帯にマンションを建て、地盤の弱い湾岸に古すぎる危険な法律(地盤補強は震度5強でOK)で高層タワーを林立させる。人命より建設会社の利益を優先するのだから、災害で崩れたときは「想定外」と言い訳すればいい。まさに国民的ギャグだ。

絶望的に笑える未来

2040年代、日本の人口は確実に1億人を割り込む。場合によってはもっと前倒しされても不思議では無い。働き手は消え、病気を抱えた飢えた老人ばかりの国になる。そこに地震・台風・津波が襲い、農産物は輸入できず、空き家はスラム化し、高速道路と新幹線は幽霊インフラ化。税収は減り、維持も撤去もできない。つまり、すでに壊れた状態をさらに悪くなる事を見て見ぬふりをして「壊れた社会を放置する」しかない。

それでも日本人はこう言うだろう。「まあ、なんとかなるさ」。実際はなんともならないのだが、この自己暗示の才能こそが日本の文化遺産である。歌舞伎、能、浮世絵に続く「問題先送り」という無形文化財。世界遺産に推薦してもいいレベルだ。

結局、日本という国は「明日死ぬのに今日も宴会」を選び続けている。災害に備えず、飢えに備えず、それでも笑って借金酒を酌み交わす。絶望的に笑える未来が待っているが、その笑い声はやがて悲鳴や怒りに変わるだろう。だが安心してほしい。日本人はその悲鳴すら「慣れ」で受け入れる。そう、悪慣れこそが私たちの究極の生存戦略なのだから。

その「大苦慣れ」さえ出来ない負け組人が現実逃避で「誰でも良かった」と人殺しをして人生を終わらせる選択や「刑務所」に生きる場所を求める事件が、この日本では多発している。

こんな国にしたのは・・・間違いなく自滅民党の糞政治屋と官僚村である。それを唯々諾々と支持する日本人そのモノである。