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現生人類30万年の歴史の中でも突出して大激変の時代が今

■「家を買う」とは、未来の自由をローンと引き換えに売り渡す事なんですね!しかし、今はとても劇変時代ですからローンを組む人は・・死ぬほど勉強して正しい金融知識と人間の心理変化の知識が不可欠です。

リーマンショックから15年。世界は、貧富の差という名の地殻変動を繰り返している。コロナがそれに拍車をかけ、「格差」はいまや経済の構造そのものになった。けれど、勝ち組も「知らんぷり」はできない。なぜなら――勝ち負けに関係なく、多くの人を縛る最大のリスクは「住宅ローン」だからだ。

社宅やアパート時代を“1.0”とすれば、ハウスメーカー製の注文住宅に入居した瞬間、多くの人の消費支出は1.3〜1.5倍に跳ね上がる。「一生の買い物」を終えた高揚感は、財布の紐を優しく切り裂く。10万円単位の支出が“小銭”に見え、「せっかくだから」という魔法の言葉が日常語になる。

人間とは不思議な生き物でタバコや酒も飲み過ぎればアル中になるように、金銭感覚も中毒をもたらす、1度上げてしまった金銭感覚は基本下げる事は不可能になる。

新居にふさわしい家具、家電、外構、植栽――。「この家に似合う暮らし」を求めるうちに、気づけば“家が人を所有している”ような状態に。心理学で言えば「埋没費用効果」だ。人は多額を支払った後、「ここまで来たのだから」と支出を正当化し続ける。こうして月々の固定費は上がり、節約の感覚は鈍る。
生活の水準は落とせず、貯蓄は細る。そして10年後、「あれ?思ったよりキツいな」と、ようやく我に返る。

だがその頃、日本の社会構造はもっと厳しくなっている。少子高齢化、貧困老人(老人全体の約3割)が山ほど居る日本の社会保障費の膨張⇒そうその負担を貴方がする事になる!、労働人口の減少――。国の借金は増え、若者の手取りは減り続ける。にもかかわらず、住宅ローンは35年固定で未来を担保に差し出す。ローン完済より寿命の方が短いかもしれない時代に、「夢のマイホーム」は、いつのまにか“重い鎖”へと姿を変える。

■老後に待つ「静かな貧困」

老後の貯蓄ゼロ率を見ても、現実は残酷だ。アメリカでは成人の約40%が貯蓄ゼロ。日本も他人事ではない。60代の3割近く、70代の4人に1人が貯蓄を持たない。さらに単身女性では半数以上が貧困状態。「長寿国」という称号は、皮肉にも“貧困の延命装置”になっている。

総務省の家計調査によれば、高齢者世帯の支出は月25万円前後。年金収入は14万円程度。差額の11万円は、毎月の取り崩しだ。平均的な貯蓄1500万円が尽きるのに10〜12年。つまり70歳で退職しても、80歳で貯蓄がゼロになる計算だ。医療や介護が必要になるのはその少し後――そして日本人の寿命は伸びる!特に女性は90歳が普通になりそうだ!つまり、最もお金が要る頃に、もうお金はない。

それでも私たちは「なんとかなる」と思い込みたがる。もはや国民病ともいえる“楽天的依存症”だ。年金、医療、福祉、教育――どれも国が何とかしてくれると信じる。そして「問題を先送りする力」こそ、日本社会の最強のスキルである。

■「悪慣れ」の国、日本

私たちは、困難にも、矛盾にも、慣れすぎた。賃金は上がらず、税と物価は上がる。若者は将来を諦め、中年は老後を心配し、高齢者は子を頼れない。それでも“まあ仕方ない”と笑ってしまう。この「諦め上手」こそ、国家としての最大の危機だ。

家を建てるというのは、本来、希望の象徴のはずだった。だが今は、「社会の構造的貧困」を個人が抱え込む行為にもなっている。未来の不安を“住宅ローン”という形で前借りし、見栄と安心感を同時にローンで支払う――これが現代のリアルだ。

もし本当に“幸せな暮らし”を守りたいなら、私たちはまず「お金の感覚」を取り戻す必要がある。家を持つことより、“家計を持続させる力”こそが、これからの豊かさの証だ。

貴方は大丈夫ですか?“せっかくだから”という言葉で、未来までローンにしていませんか?慣れとは、恐ろしい麻酔です。悪に慣れ、無駄に慣れ、貧しさに慣れ――その先に待つのは、「何も感じなくなる」社会かもしれませんね。

現生人類30万年の中でも突出して大激変の時代が今の今なんですね!学びが薄く未来が見えない人は長期変動ローン等など組んではなりません。8割の人間の経済的価値がゼロになる時代なのですよ!真のAI勝ち組2割に入れる自信は有りますか?