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たった15%の関税でも大騒ぎ!45%の関税でも爆伸びの差

ニッサンが生き残りをかけて先(2025/9/16 )の「サプライヤー大淘汰実行」 部品70%削減! からさらに踏み込み、本日(2025/10/12 )、サプライチェーンを日本から中国への切り替え増大をするとのニュースが有った!先回の1999年の倒産危機の時はカルロスゴーンが日本の下請けを半分にしたそうだ!

全く同じ(末端日本人ダケを犠牲にする)失敗を何度もやる企業って・・果たして生き残れるのだろうかなぁ〜?貴方はどう思いますか?

さらに3年間と云う期間でBYDのクルマはブラジルでは日本国内販売の34倍(進出3年は日本もブラジルも同じ期間)も売れた!・・しかもブラジルはトウモロコシやサトウキビ由来の温暖化には関係ない激安「バイオエタノール」の国でさえ・・BYDのBEVは日本の34倍も売れているのですね!

ブラジルと同じ様な事が日本の主要輸出先の東南アジ化や欧州でも起きても不思議では無さそうですよ(私もとっても困る・大泣)。

日本国内の自動車産業関連社員総数558万人−推定60万人(推定メーカー正社員数合計)=下請け498万人が過酷な時代へと向かって居る様ですね・心配です。ふぅ〜〜〜。日本を人体に例えれば心臓直撃の心筋梗塞?

▲A. BYD、ブラジルで急成長中のEVブランド
@ 中国の電動車メーカーBYDは、わずか3年足らずでブラジル国内販売15万台を突破。2024年には約7万7千台を販売し、顧客満足度も高評価を獲得。

B. 現地生産と地域経済への貢献
@ 北東部バイーア州に総額55億レアルを投じた新工場を開設。BYDにとってブラジル初の自動車製造拠点となる。
A 生産モデルは「ドルフィン・ミニ」「ソング・プロ」「キング」の3車種。

C. 高級ブランド「デンザ」と富裕層戦略
@ 「デンザ」はメルセデス・ベンツとの協業から生まれたBYDの高級車ライン。
A ブラジル市場では価格50万レアル(約1415万円)超の「B5 SUV」導入を予定。スパーカーも販売

D. 市場競争と価格革命
@ BYDの「ドルフィン」シリーズが価格引き下げを先導し、他社にも影響。
A 「ドルフィン・ミニ」の値下がり率は7.8%と低く、フォルクスワーゲン「ポロ」の17%より安定。
B 消費者に「価値が落ちにくいEV」として安心感を与えている。

E. 政府交渉と今後の展望
@ 中国からの部品輸入に関する税制変更を求め、政府と交渉。結果、CKD/SKD車両への免税措置が採用。

◆方やブラジルと同じように3年前に日本にもBYDは進出しています、販売成績等は下記となります。

A. 日本進出の時期 2023年2月 に日本で最初の車種「Atto 3」を発売

B. 総販売台数(累計)

@ 2025年時点で、BYD日本での累計販売台数が 約5,000台 ブラジルの1/30
A ただし、2025年3月末時点では累計 4,211台
B 年別動向として、2023年は約1,446台が登録
C 2024年には、BYD の日本での販売台数は 2,223台・・・ブラジルの1/34

C. 発売モデル数・主なモデル

@ 当初は「Atto 3」が日本での最初のモデル。
A その後、「Dolphin(ドルフィン)」なども導入されたとされ、複数モデルを展開。
B また、2025年4月には日本発売モデル第4弾としてクロスオーバー型 EV「SEALION 7」が販売
C BYD は今後 BEVや軽四BEVと PHEV(プラグインハイブリッド車)の両方を組み入れ、将来的には 7〜8モデル体制 を確立する方針

◆今の今中国国内はド不景気!!!さらにトランプ関税100%で、大困窮になる可能性が有り得る。しかし、アホトラは中国の反撃にあいTACO「Trump Always Chickens Out(トランプはいつも尻込みする)」になるしかないだろう。

さぁ〜中国は生き残りをかけてどこに売る!!!高品質と安さが武器で売れる所へ売る!当たり前の事ですね!しかも冒頭のメキシコの様に日本以外ではバカ売れになるだろう!ポルシェの1/6でポルシェ以上の高性能車が買えるのだから・・・現に欧州では中国車は最大45%の関税を掛けられてもバカ売れ中!

中国の40社の自動車会社で勝ち組はテック系の約10社!この10社は日本車の1/2〜1/3の販売価格でも20%前後の適正利益が出せている!これが今の今!ド不景気中国でも飛ぶように売れている(人気車種の多くは1年待ちなんて事になっている)まだ、世界に中国製激安高性能車が拡散しないのは製造設備が整わないダケである。

欧州メーカーなど生き残りをかけて中国の高品質激安メーカーと提携を始めた!欧州メーカーは世界にすでに販売網を持つので・・「中身中国製+ブランド欧州製」・・で販売拡散を始めている。日本メーカーではひん死の状態の日産がなりふり構わず、同じ事をやり始めた様だ!トヨタもマツダも中国国内限定では有るが同じ販売手法でしか中国国内では売る事が出来ない状態である。

さらにAI化・・自動車の・・人を乗せて動くロボット化の急速進行である。中国のテック系の約10社!とテスラが日本メーカーの100倍以上のスピードと性能で最先端を行く!

◆本質的な根源問題はここから・・

この様な環境時代!ハードからソフト時代!はすでに2000年頃より明確(世界の常識)になっていました。映画『不都合な真実』は、2006年のアメリカ合衆国のドキュメンタリー映画。アル・ゴア元アメリカ合衆国副大統領が主演を務めている。この映画で日本人の多くの人も周知の事実だったハズです。この頃より弊社の住宅には標準でBEV充電設備が装備されています。

しかもBEVを世界で初めて2009年7月 より量産販売したのも日本人なんですね!2010/5/21 -今回の業務提携に伴い、トヨトミはテスラに対して、総額5000万ドルを出資し、テスラ株を保有する⇒その後断絶。2018/6/1 -トヨトミ社長のコメント. 「100年に一度」と言われる大変革の時代に直面!とも発言しています。しかし進化は???

日本では、1990年代後半から2000年代にかけて消費のトレンドがモノ消費からコト消費に変わったといわれています。経営学の世界では1995年ころから「ハードの時代は終わった」と明確に言われ始めます。

10年ひと昔(1990年頃)⇒5年ひと昔(2000年頃)⇒3年ひと昔(2010年頃)⇒1年ひと昔(2020年頃)⇒今2025年10月時点では”3カ月ひと昔”の時代に恐ろしい時間ロスですね!

AIレベル日本は主要国世界最遅!・・この原因は”誰”に有ると貴方は思いますか?