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織田信長決死の撤退戦で知られる金ヶ崎の戦いの撤退しか無い!

悲しいかな日本以外では毎週の様に新技術や革新的新商品のリリースが止まらない状態である。

★中国CATL、「リン酸鉄系」「長寿命電池・神行Pro」開発 20万km走行後も劣化率9%。最大の特徴は「耐用年数12年または走行距離100万q」という長寿命(車体本体の寿命と同じ)にある。

走行距離寿命が100万qの蓄電池がAIロボタクシーに搭載されると現在のICEタクシーの年間走行距離は、一般的に10万km/年・程度ですからBEV・AIロボタクシーは、蓄電池交換無しに10年間は稼ぎまくれると云う事になります。テスラは1q当たりのAIロボタクシーの最低料金が20円/q程度になると予測していますから・・3万ドル(450万円)のAIロボタクシーの10年間の売り上げは20円×100万q=2000万円=10年分となります。

20円/qの半分が経費としたとしても年間売り上げ200万円の半分・・・年間100万円が純利になりますから・・1年当たりのAIロボタクシー価格1/10は45万円+金利8%(3.6万円)=48.6万円(リースの場合等)ですから投資効率205%/単年度の年間の投資リターンとなります。

10年間通しで見ても450万円投資して年間リターン100万円ですから22.2%リターンとなります。普通5%程度で回れば優良投資ですから・・AIロボタクシー投資は4.5年で元が取れて5.5年分は全部利益。一般優良投資の4.4倍の投資効率と云うもの凄い事になりますね!!!

さらに投資効率が高いAIロボタクシー投資は、株投資や不動産投資の様なリスクが高く、リターン1/3以下投資と違い、クルマは短期間の償却費(6年)が見込めますからさらに有利ですね!

手許金など全く無くてもリース契約が出来て、ロボタクシー化契約をテスラ社とするダケですから、みんなやりますね!!!⇒大競争⇒さらに運賃価格は下がる⇒激安ロボタクシーだらけ!!

★神行Proには、充電性能の向上に重きを置いた「超急速充電タイプ」もある。CATLによれば、わずか10分間で走行距離478キロメートル分を充電できるほか、気温マイナス20度の極寒環境でも20分間の充電で410キロメートル走行できるという。

★ステランティスはCATLと共同で、スペインに年間50GWh(ギガワット時)の生産能力を持つリン酸鉄系電池の工場を建設中だ。

1GWh = 1,000,000 kWh⇒50GWh = 50 × 1,000,000 = 50,000,000 kWh

EV1台あたりのバッテリー容量(仮定値)

小型EV:40 kWh・・・・⇒40 kWh/台 → 50,000,000 ÷ 40 =1,250,000台
中型EV:60 kWh・・・・⇒60 kWh/台 → 50,000,000 ÷ 60 ≈ 833,333台
高性能EV:75〜100kWh ⇒100 kWh/台 → 50,000,000 ÷ 100 = 500,000台

中国製の激安+高性能+高品質のAI-BEVやPHEVが2026年〜〜から欧州やグローバルサウスエリアに流れ込む事はどうやら確実な様である。・・今後こんな高性能+低価格蓄電池工場が世界中に出来る事になる。

★現在BEVでは世界最強の中国のBYDは「BYD Qin Plus」160馬力、はプリウスのの1ランク上の車格、全長4.78mの5人乗りのミドルサイズセダンのPHEVで146万円(ハイエンドADAS非搭での中国国内価格)〜で売り出した。この「BYD Qin Plus」は15.9kwの”急速充電可能”な蓄電池を搭載してEV走行最大205q・100q巡行で128qの走行が可能である。ガソリンエンジン駆動の総走行距離は2055qとなっている。

日本のプリウスPHEV・4,608,900 円(税込)全長4.6m、13.6kw蓄電池、19インチタイヤ・ホイール装着時でEV走行距離87km(WLTCモード)ガソリン共の航続距離のカタログ値は1,127km、普通充電のみで”急速充電対応は不可”

日本のプリウスPHEVは中国のBYDのPHEV「BYD Qin Plus」の3倍の値段で性能は1/2以下の現実を貴方はどう考え、どう感じ、どう思いますか?

★さらに恐ろしいのはこのBYDの「BYD Qin Plus」160馬力の激安+高性能+高品質のAI-BEVやPHEVが、同じ中国のジーリーGalaxyのStarshine 6モデル等の複数の競合メーカーにさらなる高性能(4.5割以上高馬力の233馬力・1馬力当たり価格0.62万円)で同じ車両価格146万円〜の値段の激安車でBYDはシェアを奪われ始めていると云う現実である。

今はこれらの中国の新興ニューエコノミーメーカーの生産設備が十分でなく、レッドオーシャンの範囲は中国国内に収まっているが・・2026年〜〜からは生産設備が中国や欧州を始めとして中国以外で爆増する事から、このレッドオーシャンの範囲は、東欧から始まり、欧州全土、グローバルサウスエリアに拡散する事は間違いない、たった2年後の世界である。3年後には全く違う世界観になっている事が色濃く予測される。

◆さらにもっと恐ろしいのは・・・2026年〜よりテスラやBYDや吉利汽車(ジーリー)グループの3社、ファーウェー「HIMA」連合5社等々のそれなりの体力の有る企業はAI自動運転戦略も自社製の自動運転2.0に完全移行してAIでの爆速の進歩(自動運転レベル3〜4の現実化⇒2026年〜)が起きると云う事です。テスラは有料(85〜115万円程度)・中国メーカーは標準装備になるでしょう。

◆さらに、さらにもっと恐ろしいのは・・AI進化と同調してテスラのアンボックスドプロセス工法等々の製造革命とフィジカルAI・ヒューマノイドの製造工場の大変革が起きると云う事です。ざっくり製造工程が1/2以下となり製造原価も1/2以下となる近々未来が確実な事です。AGI工場と云う巨大なロボット工場があらゆるものを製造する事になるのです。

◆すでにスニーカーでさえ、ポリマーの吹き付けのプリント製造で従来の34パーツを7パーツにするまでに超効率化「3分シューズ」製造が始まっている。当然、個人の足型さえ3次元スキャナーで読み取れば、オーダーシューズも可能となる。

製造革命とフィジカルAI・ヒューマノイドの製造工場の大変革はあらゆる製造業で起きて居て、悲しいかな進めば進む程・・新品製造では人(労働者)は不要となる。

▼日本人は80年前に「天皇陛下バンザイ」と叫びながらバンザイクリフで身を投げた死ななくて良かった日本人の様に・・「マルチプッツンウエイは永遠なれ」・「エンジンは永遠なれ」・と叫びながら猛毒排気ガス吸いまくり自滅して行く運命なのかも知れないね!

80〜85年前の歴史から学ぶとすれば、サンクコストを切り捨てて中国とアメリカから撤退が確実に被害を最小限にする方法で有る事は確かな事と言える。もう中国で中国に進出している日本のメーカーでまともな利益を上げられているメーカーは無いし、アメリカのトランプ関税等で利益も無いと推定可能である。同じ土俵で勝負しても勝てる見込みは300%無い!

体力が有る内の撤退!これしか無い。どんなに痛みが巨大だろうと死ぬよりマシである。