電気自動車の性能はとてつもなく進化中!1回の充電で1205kmを実走破
ルシッドが達成したギネス記録⇒米零細EVメーカー「ルシッド・モーターズ」の大型セダン「エア グランドツーリング」が、BEVが1回の充電で1205kmを実走破。最大出力831ps、最高速度270km/hの高性能EV。 電費は13.5kWh/100kmと高効率、わずか16分で最大400km分を充電可能。以下詳細サイト
https://lucidmotors.com/air-grand-touring
★「Cレート」とは、電池容量(C)に対する充放電電流値の比で、電流値の大きさを相対的に示すものです。 例えば、1Cは容量を1時間で放(充)電する電流値、3Cはその3倍の電流値になります。 放電時のCレートが「放電レート」、充電時が「充電レート」
CATLが、EV用バッテリーとして第2世代「Shenxing」を2025年05月発表した。リン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーで、Cレートは12と非常に高い。わずか5分の充電で航続距離520kmを実現する
BYDもCATLと同じ5分間で航続距離を約400km延長できるという急速充電システムを半年前に実現している。
今回、吉利汽車控股有限公司(ジーリー・オートモービル、Geely Automobile Holdings Ltd)「銀河」「Zeekr」「Lynk&Co」の3ブランドでNEV事業を展開する。
A:Zeekr001・2026はフルサイズワゴンタイプで493馬力の高性能車である。「Zeekr」が内製蓄電池で充電性能1320Wの12Cで900VシステムのLFP蓄電池・容量95kwを搭載した、航続距離710qモデルをリリースした。0-80%充電が7分である。加速性能は0-100q・4.98秒・最高速280q・Cd値0.218、中国国内価格537万円。
B:従来のZeekr001の前モデルではAWDタイプでは906馬力・充電性能は600kw・900Vシステムで、NMC蓄電池・容量102kw・航続距離762q・0-80%が10分!加速性能は0-100q・2.83秒・最高速280q・Cd値0.218、中国国内価格620万円。化け物級のフルサイズワゴンなんてモノも売られている。注:AとBの差、Bは400馬力も高くて値段は約83万円の差しかない。
★大事な事はBEVの充電性能と充電ステーションの給電性能が両方とも高く無いとBEVの充電性能はフルに発揮できない。
前述の吉利汽車(ジーリー)グループの3社と同じようにテック企業のファーウェーも「HIMA」( Harmony lntelligent Mobility Alliance)連合を5社で組み、シャオミSU7、YU7を始めとして中国で大ブレイク中である。2025年末〜2026〜2027〜〜とアメリカ以外の世界に大進出する事も確実な事である。
中国でのBEVのスタンダードは、現在以下の様になっている。これ以下の性能では中国では商品価値無し!
@ EVの充電速度をガソリン車の給油速度と同等にする「油電同速」5分で400q以上回復・6C以上
A 1馬力価格は低位モデル1馬力1万円・中位モデル1馬力0.8万円・上位モデル1馬力0.7万円以下
実馬力は 低位モデル200〜300馬力・中位モデル500〜700馬力・上位モデル900〜1500馬力
B 自動運転レベルは・・低位モデル⇒レベル3 中位モデル⇒レベル3+ 上位モデル⇒レベル4
C オプションは全装備が標準価格とされる事・基本オプション無し、日本車に無い装備も多数あり。
D 保証は最低6年・15万q 中位保証10年・30万q・・永久保証メーカーも複数出現
E 満充電での”実”航続距離は低位モデル400q 中位モデル600q 高位モデル700q 最高位1200q
F 充電スタンドのの力は・・低位400kw以上 中位500kw以上 高位1000kw以上 最高位1320kw
★日本の自動車メーカー独自では上記の@〜Fは全く実現する技術力が無い!!!中国メーカーの手を借りてやっと最低レベルが実現可能な状態である⇒優良可・・で言えば最低の”可”、又は”不可”状態が日本の実力!松竹梅で言えば・・梅又は枯れた梅・・と云う事だろう。
特に日本国内製のBEVの性能も中国では当たり前の上記の@〜Eの性能の1/2〜1/5程度の性能値しかない。
また、Fの充電スタンド性能も・・多くは50kw程度が8割以上、最先端でも150kw、テスラNACSがやっと250kw・・日本が決めたチャデモ規格などの給電能力は中国最先端の1/10〜1/20程度の能力しか無い。
世界ではテスラもスーパーチャージャーV4へ進化して500kw(最大1000kw)を建設し始めた。しかも大規模給電施設メガブロックを含めて全てをユニット化して激安・超速設置を可能としている。中国でも中国のBEVのニューエコノミーメーカー自ら中国全土に超高速の1000〜1350kwなんて高性能充電機を大量に設置し始めた。
注:テスラメガブロック⇒大規模蓄電ユニット・・以下詳細
https://lowcarb.style/2025/09/13/tesla-redefines-energy-storage-megapack-3-and-megablock/
この日本の超遅れた低性能は何故に、こんな事になったか!!!電気自動車大嫌いのマルチプッツンウェ〜のボンボン君と電力村の官僚君と自滅党政治屋(その殆どは利権食いのボンボン)の忖度と我欲故に起きている事である。
まぁ〜色々とゴチャゴチャ数値を上げて書いたが、俺!文系の頭脳だから苦痛!って人は、5つの指標ダケ見ればそのビークル会社の哲学が簡単に判別可能!もっとめんどくさい人は@ダケ見ればその会社の実力と哲学は理解可能。・・新車発表の広報値にCd値(小さい程空気抵抗が少ない)表記が無い企業など論外である。
※余談だが、同様の事は建設会社選びでも判明する・・耐震強度の具体的な計算数値(安全率の大きさ)を見るだけで判断可能・ギリギリ3等級1.5クリアなんて論外!最低でも2.0以上、2.5以上(大きい程安全)は欲しいし、さらに偏心率は0.03以下(小さい程安全)が望ましい。
★@ Cd値 スポーツカーCd値 0.20以下 セダンCd値 0.22以下 SUV Cd値 0.24以下
★A 電費 スポーツカー電費14.0kWh/100km セダン電費13.0kWh/100km SUV 電費15.0kWh/100km以下
★B 1馬力価格 高級車0.7万円/馬力 中級車0.8万円/馬力 普通車1.0万円/馬力 廉価車1.2万円/馬力
★C AI自動運転レベル 先進車レベル3+CityNOA 一般車レベル2++CityNOA
★D 欧州やアメリカの衝突基準で5スターを90点以上で取れている事
自動運転は今後は「カメラ方式」自動運転2.0となりカメラ主体のAIエンドツーエンドタイプに移行する。
★未来を破壊しあらゆる事の持続性を無視するリーダーを選び続ける日本人の不思議な悪慣れの無感覚には驚かされる。あなたも悪慣れにはご注意めされ、悪慣れは確実に貴方の人生をも破壊しますよ!