プログラムのコード作成など人間がする仕事では無くなる
日本国内ではやっとの事でAIとロボット技術の融合による「ロボットデータエコシステム」の構築を目指して設立された一般社団法人AIロボット協会が発足した。この日本では最先端のロボットを見たが・・ガクゼンとした・・中国やアメリカ、韓国と比して・・・もう大学生と幼稚園児(日本)の差を感じた。
中国のAI進化は爆速です、通販のアリババ集団がAI半導体を開発したり、バイドゥ(百度)やファーウェー、BYD等々の自動車メーカー迄、世界最先端レベル(3ナノ)程度の半導体を自社生産している。テスラも自ら半導体やチップの設計やxAIと云う企業を立ち上げを随分前からして居る様に・・もう自動車メーカーでは無く確実にテック企業・・走るロボット・・等々のAIテック企業化をしている。
さらに、AIドローンメーカーDJIが、車1台当たりの導入コストが激安5000元〜(約10万円〜)でドローンの技術を自動車の多くのメーカー等への自動運転技術にも転用している事から、AIロボット掃除機メーカー迄、AI自動運転車の開発、販売を宣言したりと・・中国はAIで大盛り上がりである。
先進世界ではすでに自動運転レベル4の無人(一部監視員同乗)のロボタクシーがガンガン走り始めています。2026年には普通の市販車でも自動運転レベル3は当たり前、レベル4が出始め、2027年にはハンドルもブレーキも無い激安ロボタクシー(公共バス並み料金)が走り始めます。
問題は、AI最遅の日本の構図が日本全体に及ぶ技術の未来(価値がなくなる=負ける)に直結していることです。昭和の価値観のママの経営者が硬直した意思決定と系列依存の忖度仲良し経営が続く限り、従来の価値が大事に見えてAIやBEVのような「ソフトとハードを統合する発想」は根付きにくい。
テスラはもちろん、ファーウェイ傘下の自動車企業(HIMA)の5つのブランド、シャオミ、そしてBYDといった中国勢は、AIを燃料に生きるか死ぬかのフルスロットル、毎週の様にAI装備の新型車をリリース中です。2025年、中国・アメリカの先進AI企業の年間総投資額は約60兆円/年、今後4年間の主要AI企業の総投資額は600兆円/4年間、になるだろうとアリババのCEOは予測しています。
その他の全世界の2025年のAI総投資額推計では「企業による AI 投資額(世界全体)」は5千億ドル(約75兆円)単位から1兆ドル(約150兆円/年)とも言われています。
さらにAIその物でもディープシークを始めとして、ディープルートなどもAI自動運転に特化した開発をして、今までの自動運転AIソフトは数秒先迄の予測しかできなかったが、数十秒先の予測迄考え抜いて自動運転をするなんて、とてつもない精度が高い商品を激安で300万円程度のBEVから標準で搭載するとの事である。
AIとヒューマノイドがもたらす、便利すぎるディストピア⇒すでにAIリストラが最先端企業では爆増中
かつての企業は「人材こそ最大の資産」と胸を張っていました。しかし2025年、米テック企業はその言葉をAIとヒューマノイドに置き換え、「人間こそ最大のコスト」と再定義しました。1〜7月の人員削減は前年同期比36%増の8万9,251人。マイクロソフトは9,000人を、バンブルは30%にあたる240人を、トムトムは300人を削減。
皮肉なのは、この「リストラ祭り」の最中、大手5社(アルファベット、マイクロソフト、アップル、アマゾン、メタ)が4〜6月期に1151億ドル(約17兆円)の純利益をたたき出したこと。AIの導入は「社員を減らして利益を増やす」ことが、どれほど効率的かを世界に証明しました。
マイクロソフトCEOは今でも「コードの20〜30%はAIが書く」と公言し、アマゾンはAIエージェントでさらなる削減を見込みます。そこにフィジカルAIのヒューマノイドが加われば、もう「人間じゃないとできない仕事」を探す方が難しい。フォードCEOは「ホワイトカラーの半分はAIに置き換わる」と言い、JPモルガンは10%減員可能と試算。国連は「世界の雇用の40%に影響」と警鐘を鳴らしますが、もはやこれは警告ではなくマニュアルです。
もちろん、AIやロボット導入にはきれいな言い訳があります。「効率化」「競争力維持」「未来への投資」。しかし現実には、パンデミック期の過剰採用の後始末と、ヒューマノイドの普及による「黙って働く完璧な労働者」への置き換えが進むだけ。反抗せず、残業も厭わず、労働組合も作らないロボットの方が、経営陣にとってどれほど魅力的かは言うまでもありません。
スタートアップでは「タイニーチーム」文化が花盛り。米ボールドボイスは7人でARR1,000万ドル、米エニースフィアは20人でARR2億ドル・企業評価額100億ドルに成長。将来、この「20人」の中に人間が何人残っているのかは誰にもわかりません。
注)「ARR」は Annual Recurring Revenue(年間経常収益) の略です。主にサブスクリプション型のビジネス(月額課金サービスやSaaSなど)で使われる指標。1年間に繰り返し入ってくる契約収益を合計した額
単発の売上や一時的な収益は含まず、「継続契約からの安定収益」だけを示す「ARR」
こうして私たちは、自分たちの頭脳と技術で「自分たちが要らない世界」を着々と作り上げています。そして間もなく登場するAGIは、人間に関係なくAGI自らが勝手に進歩をしていきます。20世紀の機械化が肉体を奪い、21世紀のAIが知性を奪い、次はヒューマノイドが「人間である意味」を奪う番です。
AIを使う企業の利益は史上最高、人間は史上最低の存在感。AIとロボットの時代の経済は、もはや資本主義というより、笑いのネタにするにはあまりに普通の人間には過酷リアルすぎるSFが現実で起きています。
さて、今の所日本は平和に見えたり、感じたりしますが・・その裏側では私たちの存在意義そのものがドンドンボロボロで脆弱になっている現実を直視する必要が有ります。
じゃぁ〜どうするの!・・もう何度も”答え”はお知らせしています。いつの時代でも人間としての価値を失わない自分自身になるしか他に方法など有りません。今の今、それが出来るのが「真なる学び」その物ですよ。