着々と進行中の中国メーカーの世界進出(侵略?)
日本のオールドエコノミーの自動車メーカーは未だに”マルチパッツンウェー”を叫び続けてICEの開発に血道をあげている。しかし、もう勝負など等に付いている。
電動駆動モジュール「eAxle」の標準化により激安でコスト当たり馬力等の性能はAI-BEVはICE車の2〜5倍以上の高性能化をしている。この差は高額車程大きく、汎用車両ほど少ない!しかも、技術の伸びしろの大きいAI-BEV車両はさらに高性能、激安化をしていく事も間違いない状態である。
BYD DOLPHIN Baselineの出力70Kw(95馬力)・総電⼒量(kWh)44.9・一充電走行距離400(km)・寸法 全⾧/全幅/全高/ホイールベース (mm)4,290×1,770×1,550×2,700・タイヤサイズ・205 / 55 R16 91V・4人乗りの小型車が約150万円なんて最安キャンペーン価格で日本で売られている。(東京以外は185万円程度)
上記値段は日本で売られている家庭用の蓄電設備10kw程度の装置とほぼ同じ値段である。そしてBYD DOLPHINにはV2Hも付いているので家庭用蓄電池と同じ値段で4倍の蓄電池容量にクルマが付いてくる状態となる。
方や日産さくらはバッテリー容量 20kWh 最高出力 47kW 航続距離(WLTC)180km 全長×全幅×全高3395mm/1475mm/1655mm 価格2,599,300円〜3,082,200円(国の補助金57.4万円後は約200〜250万円となる)
これからの中国製のBEV価格に世界の多くのメーカーの9割のBEV価格は下記に修練されていくのだろうね!
コンパクトBEV・・150万円前後・・・150馬力⇒値段と車両出力は同じとなる
小型BEV・・・・・200万円前後・・・200馬力 以下同じ
普及帯サイズ・・ 250万円前後・・・250馬力
普及帯SUV・BEV・ 300万円前後・・・300馬力
プレミアム・BEV・400万円前後・・・400馬力⇒中国ではトヨタランクル同等のSUVが350万円〜である。
高級車BEV・・・・500万円前後・・・500馬力⇒新発売のAUDIも約500万円以下で中国で販売(1000万円以上が普通のA6と同等のスタイリッシュワゴン)
ざっくり言えば1馬力1万円以下!30万q保証付きでないと商品力など無くなるのだろう。そして3年後にはAI-自動運転レベル4が普通に付いての価格となるのだろう。
そして中国メーカーの欧州やグローバルサウス進出も2026年〜は急速に拡大して行く事も間違いなさそうである。(日本車のアメリカ以外のマーケットを取られる事になりそうだ!)以下A〜EはBYD欧州戦略の一端
【BYD ヨーロッパ戦略の最新発表】高性能!激安!高品質!でBYDが欧州進出!
A 新型PHEV「シール6 DM-i ツーリング」初公開(参考中国国内価格は約220〜260万円程度)
@ 2025年9月8日、ヨーロッパ最大のモーターショー「IAAモビリティ2025」で世界初披露。
A BYD初の中型ステーションワゴン型PHEVで、車体サイズは全長4,850o・航続距離は1350km。
B 1.5L 4気筒エンジンを搭載し、熱効率45%は世界トップ水準。
C EV走行距離は133km、燃費は26.0km/Lと高効率。
B コンパクトなドルフィン サーフ(中国名シーガル・中国では約150万円〜200万円程度)の進展
@ コンパクトEV「ドルフィン サーフ」がユーロNCAPで最高評価の5つ星を獲得。
A 2025年末からハンガリー・セゲド工場で生産予定。
B 世界的に高い安全性とデザイン性(元ランボルギーニのデザイナー)を示し、ヨーロッパでの量産体制を整備。
C 認定中古車制度「BYD Certified Pre-owned」
@ 179項目の検査とバッテリー90%以上の健康保証を実施。BEVの中古車の不安を払拭
A 包括保証・ロードサービス・データサービスも付帯し、新車同等の安心感を提供。
D ヨーロッパ市場に超高速充電「フラッシュチャージ」計画
@ 「油電同速」を掲げ、ガソリン車と同等の充電スピードを目指す。
A 1秒あたり2km分を充電可能で、5分で約400km走行分を供給。
B 2026年第2四半期までに1000kW級の200〜300基のステーション欧州に設置予定。
C 1000kW級の高速充電に対応できる能力を持つ「デンツァ」ブランドの車種を投入。
E ヨーロッパ市場でのラインアップ拡大
@ 2023年は6車種だったが、今回!欧州販売車種を13車種へ拡大。
A デンツァ「Z9GT」やMPV「D9」も展示し、幅広い選択肢を提示。
3年後に日本の自動車メーカーで商品力が有るAI-BEVを作る事が中国メーカーの力を借りなくて(丸投げ)実現出来るメーカーは果たして有るのだろうか!!!特にAI最遅、半導体技術最遅の日本メーカーでは仮に生き残ったとしても利益は激減、資産消耗して生き残るしか他に道が無い可能性が色濃い!
ボンボン君の「俺はクルマ屋」クルマ屋しか出来ないクルマしか作らないの宣言の「マルチパッツンウェー⇒実質はHV1本足打法」のスローガンを決めた罪はとてつもなく重大だと感じるが!貴方はどう感じますか?