五人の首相候補から「AIロボタクシー化」なんて言葉は皆無
2024年の世界の自動車産業の市場規模は、およそ 3.5655 兆米ドルと評価、2025年8月時点の為替レート(1ドル=約150円)を仮定すると、約534兆円(3.5655兆ドル×150円/ドル)
トヨタの2024年の売り上げが48兆367億円ですからトヨタは世界の自動車産業の8.99%のシェアを持ちます。
2024年の世界の自動車販売台数(新車登録・販売台数)は9,531万台、生産台数は9,250万台
現在世界の自動車市場の1/3以上(3250万台規模)を占める中国で欧州製や日本製の高級車が全く売れていない!ドイツのベンツのEクラスやBMWの5シリーズ、アウディの6シリーズなどは、現在値引き▼30〜33%(▼300万円前後の値引き)の600万円程度で売って居ますが、それでも売り上げの大量減少は避けられてはいません。レクサスなんて論外です。
現在中国では700万円以上の高級車は中国メーカー製しか売れては居ないのです。日本メーカー製などの高級車は全滅状態であり、日本メーカー製は中国合弁企業丸投げの200〜300万円代の普及車しか売れてはいません。しかもこの価格帯の中国メーカーの1/2〜1/3程度の販売量です。
AI時代(今)⇒AGI(2026〜2028年)⇒ASI(2029〜2035年)の進捗に合わせてビークル全てに自動運転レベル3(2026年頃〜)レベル4(2027年〜)レベル5(2028年〜)と云う様な進化が日本以外の最先端の国々では色濃く推定されます。
今後、電気自動車(AI-BEV)、AI自律運転技術、高級車需要の拡大などにより、AIビークルの世界市場は2033年には 約6.8632兆ドル(約1027兆円) に成長すると予測されています(年平均成長率6.5%)2024年の1.92倍に成長予測が有ります。
また、別の予測では、投資ファンドの米運用会社アーク・インベストメント・マネジメントのキャシー・ウッド氏などは今後5〜10年で世界のロボタクシー市場だけで約10兆ドル(1500兆円)に拡大すると予測をしています。今の全世界の自動車産業規模の約3倍弱の規模です。
悲しいかなロボタクシー市場1500兆円に参入可能な日本の自動車メーカーはゼロと云う確実な現在予測も有ります。現在の所、無人AI自動運転が可能になる為には・・AI力の有るテスラ及び中国のニューエコノミーメーカーしか無く、その実力、可能性が日本等のオールドエコノミー企業には全く有り得ません。
欧州メーカーは中国テック企業と合弁して、AI-ロボタクシー市場へ参入する可能性はあり得ますが・・・マルチプッチュンうぇ〜〜で、あまりにも遅れ過ぎた日本企業は無理でしょう。
当然の事ですが・・AI-ロボタクシーはビークルの稼働率を最低でも5倍〜10倍程度(車両数は1/5〜1/10で可)に上げる事もまた、間違いない事実です。何故なら・・・コストが1マイル当たり20〜30セント・約30〜45円程度となる近未来が予測されているからです。
現在の自己所有自動車の走行費用の1/3以下になるからです。当然、その他にも時間が生まれる(運転不要で移動中も好きな事が可能)とか安全(100〜1000倍安全)とか、保有場所が不要とか色々なメリットがロボタクシーには有ります。
現在日本は日本の実質リーダーを決める自滅党の総裁選挙をやって居ます。5人の候補から「日本のAI戦略」なんて言葉は1語も出て来ては居ません。「AIロボタクシー化」なんて言葉も1語も出てきてはいません。
日本の自動車会社の経営者からも「AIロボタクシー化」なんてワードは1語も出て来ては居ません。ふぅ〜〜〜延々と「マルチプッチュンうぇ〜〜」水素だ、水素だ!等の声しか聞こえてきません。ふぅ〜〜
方や中国では国家を上げてAI戦略を驀進中です!!!アメリカではトータルでは年間数百兆円のAI投資を驀進中です。
原理原則⇒「時代に逆らい成功した人も、組織も、企業も、国家も歴史上存在しない」この大原則、この大原則の言葉の意味(=近未来貴方に起きる事)を貴方は本当に理解しているでしょうかね!!!