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AIは反知性者を明瞭に選別する時代へ向かう!

AI万能感と「悪慣れニッポン」―問題先送り国家が直面する危うすぎる未来―AIバブルが到来!

「AIで頭が悪くなる人は、もともと頭を使っていなかっただけ」。とAI専門家は述べている。考えていない人間が生成AIを使えば、その浅さがバレるだけ。AIが登場したことで新たに「馬鹿になった」のではなく、単に「馬鹿が露呈した」に過ぎない。

だが本当に危ういのは、「AIを使っていれば未来は安泰」という万能感だ。昭和から令和まで「努力すれば報われる」と唱え続けてきた日本人にとって、新しい神棚にAIが祀られただけのこと。そこに「問題を先送りする癖」と「悪慣れ体質」が合わされば、考えなくても良い低レベルの答えが簡単に手に入るAIの時代はむしろ危険地帯に変わる。

2025年4月、マイクロソフトとカーネギーメロン大学の調査は、生成AIを日常的に使う知的労働者の一部で批判的思考力が低下する傾向を示した。いわば「AIの副作用」である。しかし日本では、その結果すら「様子を見よう」で終わる。かつて原発事故の後に「直ちに影響はない」と言い続けた国である。AIでも「直ちに思考力は落ちない」と言い張るのだろう。

教育現場も同じだ。タブレットは配布されたが、使い道は紙の代わり。教師はログインに苦労し、生徒はAIを使って宿題を丸写し。だが教育委員会は「ICT教育を推進中」と胸を張る。まるでFAXを使い続けながら「我が社はDX企業です」と誇る中小企業のようだ。世界がAGIに向かって加速しているのに、日本の学校は「生成AIの使い方委員会」を設置して、3年かけて結論を出すつもりでいる。

政治も相変わらずだ。AI規制やデータ利用の議論より、地方の票田と族議員の調整に忙しい。問題が未来に回れば回るほど、政治家の任期は安泰。結局「何もしないこと」が最も合理的な戦略になっている。これはもはや伝統芸能に近い。

だがAIの進化は、日本流の「時間稼ぎ」を許してはくれない。AGI(汎用人工知能)、さらにASI(超知能)が近い将来に到来するとき、「問題を先送りする文化」を続けていた日本だけが丸裸にされるだろう。世界が「AIとの共存」に向けて訓練を積む中、日本人は「会議のための会議」を開いている。

AIを使いこなし考え続けて高度な価値を生み出す事が重要「結局は地道なAIダケでは出来ない価値ある成果物の積み重ねが重要」。これはAI時代の核心を突いている。ところが日本の多くの若者は「AIを追いかければ人生安泰」と信じ、情報収集とSNS投稿だけに時間を費やす。実績なきAIインフルエンサーがもてはやされ、地道に開発する人が隅に追いやられる。昭和の「学歴信仰」が、令和では「AIキャッチアップ信仰」にすり替わっただけだ。

その結果どうなるか。日本人は「AIを使っているから大丈夫」と安心し、思考停止に拍車がかかる。実際には、成果物を残さない限り社会は評価してくれないのに。やがて世界がAGIを活用し、ASIが産業と文化を作り変えていくとき、日本だけが「AI勉強会」という名の自習室に閉じこもり、「我々も頑張っている」と胸を張るのだろう。

恐ろしいのは、そうした矛盾や無駄、不合理を私たち自身が「仕方ない」で受け入れてしまっていることだ。FAX、ハンコ、紙の履歴書と同じように、「AI後進国」であることにも悪慣れしてしまう。そのとき、この国は確実に取り残される。

AGIやASIの時代、日本がこのまま「世界最遅の問題先送り国家」であり続ければ、リスクは冗談抜きで国家存続レベルに達する。AIは日本式の「根性論」や「情緒的協調性」に配慮してくれない。中身のない慣習を抱え込むほど、未来は危うくなる。

皮肉なことに、AIは日本社会の矛盾をもっとも残酷に映し出す鏡になるだろう。「思考停止」と「万能感」と「先送り」のトリプルパンチ。これに耐えられる民族はそう多くない。

日本人は「悪慣れ」を美徳と錯覚し、「問題先送り」を知恵と誤解してきた。だがAIはその幻想を容赦なく剥がす。AIが自ら自律的に思考を深め、高度化出来る事が可能になるAGIやASIが登場する近未来、私たちが立っているのは、伝統的な畳の上ではなく、奈落の底かもしれない。

AI⇒⇒AGI(2026〜2028年)⇒ASI(2029〜2035年)世界(日本以外)では超熾烈なAI開発の大競争が起きている!!!そしてASI時代になれば、内緒で会話を録音して解析するダケで人間は簡単に数値化されて優劣が誰にでも判る(もちろんASI自身にも判別可能⇒AIが人を見下す)様な時代が到来する。

各種入社試験や入学試験のテスト問題は・・たった1行ダケになる! 問題⇒ 【●●●に付いて貴方の考えを述べよ・4000字程度以上〜上限文字数制限なし】テスト時間5時間・休憩は適時自由・・持ち込み物無し

ASIがかってにこの人物の頭脳レベルや業務適正を3秒で採点してくれる。

とにかく人はASIには不得手な人間ダケが持つ能力(右脳系の感性力・ひらめき等のクリエイティブ力等)を伸ばし続けるしか他に方法が無いのだろう。