バブル
「空の夢」に酔いしれる前に──強欲が支える“静かな狂気”のタワマン羨望社会・・虚のバブル!
2021年の東京オリンピックが終わったらタワマンバブルは弾ける!又は沈静化に向かうと言われても、その4年も後もバブルは膨らみ続けています。東京のマンションは1億5000万円越え、中古でも1億円を超える様だ!人間の強欲は・・・際限無しと云う事でしょう。
日本株も過去最高が額で44,768円、アメリカ株も45,834ドルと上がり続けて居る。金も暴騰、大都会での不動産も暴騰・・これは確実にジャブジャブマネーが行き場を失ったバブルです。中身が全く良くなっていないのに、値上がりし続けて居る。
テックではかつてのITバブルの再来のAIバブルが起きています。米テック株はAIバブル懸念、多くの企業が生成AIに約6兆円を注ぎ込んだにも関わらず、95%の企業がROI(投資利益率)ゼロという衝撃のMIT調査結果
今の今!日本を始めとする世界で起きている事は・・・誰もバブルつぶしをしないバブルが起きています。しかし、歴史上弾けないバブルは存在しない!XDayは何時か?と云うだけの事!
世界中で”ヤバイ”・・と云う感覚が麻痺(強欲が勝る)してしまって居るのですね!仕掛ける側にとってはこれは大チャンスで大儲けできる種を延々と仕込める事を意味しています。
東京湾岸。見上げれば、雲をつくようなタワーマンションがずらり。「成功者の象徴」「ステイタスの証」ともてはやされるその姿。しかし、その中身はどうやら“金ピカの空箱”だったようです。近代日本の縮図は、地に足のつかない場所から始まっていたのかもしれません。
2024年、湾岸のタワマン価格は前年比で25%も上昇。バブル時代の再来かと錯覚する勢いでしたが、下半期にはたったの4%増に急減速。見事なまでの“エア経済”。まるで分厚い化粧をした顔色だけ良く見せる末期患者。本人(市場)は「まだイケる」と笑ってますが、周囲(経済)は「そろそろお通夜の準備を…」と目をそらしています。
実際、この5年間で東京23区のタワマン価格はおよそ2倍。立派に育ちました。でもその水やりをしていたのは、日本人ではありません。実は中国人投資家たち。円安と低価格家賃にひかれ、「安くて安全な資産運用」として日本に殺到。いわば“貯金箱”を買う感覚で部屋をポンポン購入。しかし2024年、中国当局が海外投資に20%の課税を始めた途端、「はい、撤退!」。あっけない幕引きです。
湾岸タワマンの3割が外国人所有(下がると思えば確実に売る)と言われますが、彼らが去った後に残るのは、希望の塔ではなく、寒々しい“空室の塔”。夢を積んだはずのタワマンが、気づけば“投資不良債権”に早変わりする日も近いのかもしれません。首都直下地震や南海トラフ地震が到来すれば100%大暴落!
そして露呈したのは、日本の家賃相場の“異常な安さ”。ある板橋のマンションでは、中国人オーナーがいきなり家賃を2.5倍に。7万2,500円が19万円に跳ね上がり、当然のごとく大炎上。でも投資家にとっては、「東京は家賃が安すぎて利回りが悪い」んです。ニューヨークの家賃は東京の3倍、そりゃ賃貸の3〜5倍稼げる民泊にしたくもなるってもの。
もはや東京のマンションは“住むための家”ではなく“儲けるための物件”。日本人の46%が「将来売るつもり」で買っていたというタワマン。夢のマイホームが、いつしか“値下がりする前に売るべき商品”に。それって「豊かな暮らし」ではなく「不安に踊らされる投資人生」では?
しかも、懲りずにまだ建て続ける。2026年には首都圏で2万戸が新築予定。あれ? どこかで見た光景ですね。そう、2007年。そしてそのあと来たのは……リーマンショック。次は“令和ショック”? “円安クライシス”? “チャイナフライト””トランプ暴落”? もはや名前を付ける暇すら惜しいほど、地雷は無数に埋まってます。その内!”円キャリー”も起きる可能性も有り得ます。
そもそもタワマンの建築基準、知ってますか? 震度5強を基準に地下を補強。…え? それって関東大震災級の直下型が来たらどうなるの? 湾岸エリアの埋立地は、液状化と地盤沈下がセットで付いてくる。バブルが崩壊して不動産が暴落したら、今回全く余力の無くなった日本では金利の暴騰が起きます。
夢の高層階、現実は“ハリボテの虎”。でもなぜか、皆さん安心しきって変動金利ローンを組む。変動金利で1〜1.5億円の部屋を買って、「将来? なんとかなるっしょ」。いえ、なりませんって。
日本国債の格付けは下がりに下がりシングルA・・それが地震や戦争拡大やアメリカ経済の暴落等のきっかけが有れば日本の金利は暴騰確実⇒日本の財政は持続不可能!
国全体が低賃金・高齢化・増税・社会保障不安の四重苦にあえぐなかで、マイホームという名の“金融商品”を買わされ続ける日本人。これを“静かな狂気”と呼ばずして何と呼びましょう。
夜景が美しい高層階からは見えないかもしれませんが、下に広がっているのは社会の歪みと将来不安という“濃霧”。その幻想の中で、「買わないと負け組」「持たざる者にならぬように」と踊る姿は、まさに“タワーに登るイカロス”。落ちた時に羽は燃え尽き、地上で受け止めてくれるネットは存在しません。
注:「イカロス」とは、ギリシア神話における「翼を携えて空を飛んだが慢心によって墜落して命を落とした」というエピソードで知られる伝説的人物、「驕りが破滅を招く」という戒めの寓喩
「家を持てば幸せになれる」という神話は終わり、「家をどう使うか」が問われる時代。空に近いことよりも、地面を踏みしめる安心感。価格より生活の質。それが本当に“人間らしい豊かさ”ではないでしょうか。
このまま強欲をエンジンに空中へ突き進めば、次に壊れるのは建物ではなく、この社会そのもの。崩壊の際には、誰一人無傷ではいられません。これは皮肉でも脅しでもなく、冷静な“因果律”。98%の確率で、あなたの人生も巻き込まれます。なぜなら、タワマンは空に浮いていても、私たちの暮らしは地面にあるのですから。
今の今!!!世界は世界中で歴史上初の複合大バブルの真っ最中!!!針を刺すのは誰で!何時か!
貴方はどう感じていますか???