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AIエージェントを使いこなす人間が全てを支配する近未来

ド田舎出身のボンボン首相が・・・やめる事を宣言した様です。日和見で何もしなかったボンボン君でしたね!

AI最遅国家ニッポンの「笑える絶望感」シナリオ

ムーアの法則は、インテル社の創業者であるゴードン・ムーア氏により論じられた指標で、「半導体の集積率が18ヶ月で2倍になること」AIの場合は、ソフトバンクの孫正義氏が公演で言っていました!AIの加速度は2〜3年毎に1000倍以上!・・・以上ですからさらに上振れする可能性の方が高いのが近未来です。以下その公演サイト

https://youtu.be/2TMANDp9v3w

今までの日本の産業界は最先端企業の技術を真似してキャッチアップ戦略が通用しましたが、AI時代はいきなり1000倍毎で伸びていきますので、日本製造業の様子見戦略は通用しません。

「シンギュラリティは2045年」──そんな未来予測は、もはや教科書の注釈にすぎません。現実はもっと速く、もっと無慈悲です。2024年の時点でAGI(汎用人工知能)の普及は終了し、全分野ではすでにASI(超知能)化しています。つまり「人間を超えるAI」は、45年の待ち合わせ場所にまだ到着していないだけで、既に電車はホームを出て加速度を付け予定時間の2045年より10年も前倒しされているのです。

ところが日本人はと言えば、その電車をホームで手を振って見送りつつ「まあ次の便があるだろう」と弁当を食べ始める。これぞ世界に誇る「悪慣れの美学」です。

@ ダイナミックプライシング地獄

卵も電車賃もコーヒーも、全部が「時価」。明日は298円の牛乳が、明後日は798円に。生活はまるで「価格変動型ルーレット」。それでも日本人は「まあ円安だから」と納得し、値札を見て笑顔をつくる。すでに「我慢力」が国民的美徳になっている国ですから、誰も声を上げません。

さらに年々悪徳商業主義は加速しているでしょうから、リアル紙幣や硬貨が消えた、自動決済の時代となり、顧客による価格の差別化も優良顧客囲い込みの戦略として始まるのでしょう。あらゆるものが富裕層はより安く、貧困層はより高くの時代が到来します。利益の最大値を求めるのなら当然、購買力の高い富裕層の囲い込み戦略は避けては通れません。

A フェイク動画の津波

本物そっくりの動画が氾濫し、裁判も国際政治も混乱。隣国が侵攻してきても「それ、フェイクでしょ?」と笑って受け流し、気づけば国境線が塗り替えられている。最後には「憲法九条があるから大丈夫」と呟きながら、映像証拠の信頼性を葬り去るでしょう。

B 医者よりトイレが頼れる未来

AI診断が普及すれば、病院よりAIトイレの方が命を救う時代に。しかし日本では医師会の反対と保険点数の都合で導入は遅れ、相変わらず「二時間待ち五分診療」。皮肉なことに、AI分析トイレが買える富裕層限定で便座に座った方が人間ドックより正確に病気を教えてくれる未来の方が先に来るでしょう。

C 6Gで脳みそ外注化

スマホ依存どころか、思考すら外注。自分の頭で考えるより、AI検索の結果をそのまま口にするのが普通になる。国会議員の答弁がすでにChatGPT風味なのを思えば、「人間らしい議論」という概念は近いうちに絶滅危惧種入りです。官僚の不要時代、政治屋の不要時代が到来する事も間違いなさそうです。

D 声が孫でも詐欺

「オレオレ詐欺」どころか「ワタシワタシ詐欺」。孫の声も、同僚の声も、すべてAIが完コピ。最後には「自分自身の声」にだまされるかもしれません。自分の留守電に騙されて振り込む未来、これこそ笑える絶望です。

E 「失われた50年」の誕生・・・その前に日本は破綻する確率が80%?大地震が連鎖すれば、即破綻!

世界がAGIで産業革命を進める中、日本は「AIは危ないから慎重に」と議論を続けているうちに気づけば半世紀遅れ。もはや「失われた30年」は拡張パックを装着し、日本ダケ「失われた50年」へとバージョンアップ。将来の歴史教科書には、「日本人は問題を先送りし続けた結果、時間を失うことにかけては世界最先端だった」と書かれるでしょう。

F 商店街はバーチャルに飲み込まれる

バーチャル試着が当たり前になれば、地方の商店街はシャッター通りを越えて「シャッター銀河」状態に。若者はSHEINで服を買い、店舗は「思い出の風景」へ。けれども誰も抗議せず、「懐かしいね」で済ませるのが日本流のレクイエムです。

注:SHEIN(シーイン)は、中国発の超高速ファッション(ウルトラ・ファストファッション)企業

さらに既製服でもスマホにAIファッションコーディネートアプリやボディースキャナーアプリが搭載されジャストフィットの服が超短期間に配送されてくる時代へと向かう。当然、現在の服飾を担う人件費の安い東南アジア諸国で有る必要は無く消費地に近いファクトリーでのAI化でのロボット化も進んでいるでしょう。

それでも笑ってしまう絶望

こうして並べてみると、未来の地獄絵図の多くは、AIそのものよりも「日本人の悪慣れ」が引き金です。温暖化も少子高齢化も財政赤字も、インフラの老朽化も、悪党政治も「まあ大丈夫だろう」と放置した結果が現実を追い越しました。AI化もまた同じ轍を踏むでしょう。

AI時代(今)⇒AGI(2026〜2028年)⇒ASI(2029〜2035年)これは第一原理思考で考えると・・価値の裏側には・・人が不要な時代=大多数が苦しむ事・・この時代を確実に通過する事が求められる。この通過の時代期間がどれくらい長いかは、人の英知と愛が決めるのだろう。

AGIやASIは、2045年を待たずに現れます。すでにAIは小説を書き、薬を設計し、裁判資料を準備し、人間の仕事を静かに奪っています。しかし日本は「まだ研究段階」と思い込み、古すぎる習慣の祭りの太鼓の音にかき消される。世界が未来を走っている間、日本は花見で桜を眺めている──その美しさすら笑える絶望です。

結局のところ、「沈みゆく、今はボロボロで見る影もない、かつての豪華客船ニッポン丸」は今日もあちこち穴の開いた痛んだ宴会場でカラオケ大会。浸水した水面はすでに膝まで来ていますが、「まだ歌えるから大丈夫」とマイクを離さない。この国の未来は、笑いながら沈むという、世界でも稀有な芸術作品になるのかもしれません。