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悪慣れ国民の「またか」で終わりが・・・未来を破壊する!

笑える絶望と、しかし笑っていられない現実!!私たち日本人はいつの間にか「悪慣れ」を美徳にしてしまった国民になりました。昨日の弱小台風で静岡牧之原では電柱が数百メートルに渡りなぎ倒され大型トレーラーが転倒し普通車が宙に舞う様な竜巻が発生したと聞いても、「またか」で済ませてしまう。

そして静岡や岡崎や関東一帯ではあちこち冠水で家や田畑が水没した!が「またか」で終わり。1年に何度も何度もこんな水没光景をニュースで見せられる。データは黙っていません。

まさに私は20年も前に、この状態を予測して弊社では竜巻仕様F0〜F5のオプションを開発した。大手ハウスメーカーと同等の予算で竜巻仕様の安全住宅の実現が可能であります。

日本での竜巻は約30〜40年前の10年間と最近の10年間を比べると、竜巻発生回数はおおむね3倍に増えているようです。2006年当たりから竜巻がいきなり一気に爆増。昨今では普通の雨ですら時間雨量100mm/hを超えるのが珍しくなく、これは日本の排水インフラが設計上想定する50mm/hを大きく上回ります。

河川は24時間300mm対応が標準の時代に、平気で600〜1,000mmが降る。もはや設計基準と現実が2倍以上と不十分になっているのです。日本の至る所で反乱や水没など状態化し普通の事です。後は運のみ!

ここで笑い話を一つ。気温40℃が「当たり前」になってきたと一流の学者が声を上げれば、私たちは「専門家がまた大げさに」とひと口にして流し、群馬・伊勢崎の41.8℃のニュースを「暑いねえ」で片づける。冷房をガンガン効かせつつ電気代に文句を言い、結果としてCO₂を排出し続ける。

地球を救うどころか自宅のブレーカーを守ることで精一杯。笑えます。涙も出ます。そしてその涙が蒸発してしまうほどの45℃が夏の熱さとなる日が来ると気象学者はマジ顔で警告しています。

日本の産業界の“化石愛”もまた目を背けたくなる喜劇です。世界が再エネやBEVに舵を切る中で、日本が古い産業構造にしがみつく姿は、世界の饗宴(きょうえん)にド貧しくなった1か国ダケ冷めたカップ麺を持ち込むようなもの。技術立国を誇ってきたはずの私たちが、気づけば時代の流れから取り残されている。そんな滑稽さは自虐のネタにはなっても、未来を救う力にはなりません。

もっと恐ろしいのは「先送り体質」という国民病です。年金、少子化、財政赤字に続き、温暖化対策もまた「未来の誰かに丸投げ」されています。「今ならまだ間に合う」と専門家は言いますが、言葉を聞き流す私たちがいる限り、間に合う可能性は薄れていきます。未来の子どもたちが私たちを何と呼ぶか?親世代、先人ではなく、「加害者世代」となる日が来る事は決定事項です。

それでも私は諦めたくない。自虐はユーモアのひとつであり、心の防御です。しかし、慣れれば何とかなるという幻想は、慣れすぎれば絶滅に至るという事実に変わります。私たちにできることはシンプルです。感じること、学ぶこと、深く考えること。そして自分の住まいの安全を自分で確保すること。公的支援が期待できない時代に、備えはもはや「贅沢」ではなく「必須」です。

最後に一つだけ厳しい冗談を。花粉症の春が消えるなら喜ぶかもしれませんが、45℃の夏を「クーラー買い替えで何とかなる」と笑える余裕は、もう残っていないのです。

世界では排出量の多い中国やインドやロシアや石油を掘って掘って掘りまくれのアメリカ等々の国々やグローバルサウスのこれから発展を望む国々は温暖化防止より我欲や豊かな生活が優先しますから・・地球沸騰化は今後も確実に過酷になります。もうフェーズは温暖化防止では無く、被害をなるべく少なくし人類の絶滅迄の時間を如何に長く稼ぎ出すかのフェーズに入って居ます。

私たちは住まう場所に対しての自然災害からの安全性を自分で確保しないと・・・誰も助けてはくれない時代が到来します。日本国とて・・莫大な財政赤字が今後も続く事は間違いないファンダメンタルなので・・自分の事は自分でする・・この事を今一度肝に銘じて、事前の安全行動が不可欠な時代でも有ります。

真の敵は温暖化そのものではなく、沸騰化を他人事とできる鈍感さ!!私たちの中にある無関心です。笑い飛ばす暇があるうちに、ほんの少しでいいから立ち止まり、ほんの少しでいいから手を動かしましょう。未来を丸投げするのは、もうやめにしませんか。

是非・・感じて、学んで、感じて、深堀思考をして・・未来予測をして事前の安全行動をしましょうね。