商業主義の毒食増産村は医療村と提携した病人爆増計画
コメ高騰はしばらく止まる事は無さそうですね!「コメは日本人の魂」って、ほんとですか?「コメは日本人の魂の主食だ」——そう言われると、なんだか胸が熱くなります。稲穂が垂れる風景、炊きたての湯気、祖母のにぎってくれた塩むすび。確かに、私たちは米に育てられてきました。
私の育った実家の窓を開けると初秋には黄金色の稲穂が前面に全面(180度見渡す限り)に広がっていて、それが風になびきなんとも美しすぎる感動の光景を今でも思い出します。とてつもなく綺麗でした。
……と、しんみりしたところで、現実を見てみましょう。
総務省の調査によれば、日本人が1年間にコメに使うお金は約2万7千円(今後は食する量は同じでもお金は2倍以上へ向かう)。一方で、パンと麺類に使う金額は合計で約5万6千円。え、つまり?——もう主食はとっくに「小麦」に乗っ取られてるんです。「コメは日本人の魂」とか言いながら、その魂、2倍の値段でもちもち感を求めて、パンやうどんやパスタ等々の”グルテン小麦”に売り渡してるんです。
しかも、商業主義で変質させた今の小麦には「グルテン」というたちの悪いタンパク質が含まれています。グルテンは欧米人の消化器官には比較的適応していますが、日本人には不向きな消化できないケースが多い。腸に炎症を引き起こし、腸内環境を壊し、免疫バランスを崩す!最悪リーキーガッド症候群と云って腸に穴が開く。そこに高脂肪食とストレスが加われば、腸内の胆汁酸が発がん性の高い形に変わり、大腸がんのリスクが跳ね上がるという研究結果もあります。
私たち現代日本人はわざわざ、パンやうどんの”もちもち感”を求めて危険なグルテンが増える小麦に品種改良し続けて来た!金!金!もっと売れと言う過剰な商業主義の愚かすぎる近代史が有ります。もう健康なグルテンが少ない小麦の元品種は無くなってしまったという悲しくも愚かな恐ろしいガン爆増の商業主義の歴史が有ります。
そんな中で、私たちが日常的に口にしている「便利な食べ物」の多くは、どうでしょう?コンビニおにぎり、スーパーの調理パン、冷凍パスタ。添加物まみれで、保存優先、味は濃く、栄養はスカスカ。見た目はキラキラ、でも中身は空っぽ。それを「時短」「効率」と称して、私たちは食べ続けています。日本がガン大国になったのは当然の帰結なのですね!
でも考えてみてください。
ほんとうに身体が求めているのは、無添加で、栄養が詰まっていて、心が落ち着くごはんではないでしょうか? とくに「玄米」は、精白されていない分、ビタミンB群やミネラル、食物繊維がしっかり残っており、腸内環境を整えるレジスタントスターチも豊富。冷まして食べれば、その効果はさらにアップ。まさに、自然界が与えてくれた“食べる処方箋”です。
玄米は「固い」「炊くのが面倒」と敬遠されがちですが、最近では手軽に炊ける炊飯器やパック玄米も増えてきました。ちょっと手間をかけるだけで、未来の健康が手に入るとしたら——それって、実はすごく「効率的」じゃないですか?
なのに今、日本のコメ消費は減り続けています。生産農家も減少し、自給率も低下。高齢化や後継者不足だけじゃない。我々が、米を大事にしなくなったからです。それはつまり、自分たちの身体と文化と未来を、大事にしなくなったということなのかもしれません。
「玄米? そんなの意識高い系でしょ?」と笑う人もいます。でも、その意識の低さが、じわじわと医療費を押し上げ、未来の命を削っているんです。
先進国では唯一毒食が放置され続けている日本、気づけば、がんも糖尿病も自己責任。食も自己責任。働き方も、老後も、ぜんぶ自己責任。国は言います、「皆さん、健康で長生きしてください。でも医療費補助はもう出来ません」。それって、貧乏人は医療など受けるなと云うようなもんです。
だからこそ、今こそ声をあげたい。「米を食べよう」ではなく、「米に戻ろう」と。もちろん玄米です。大原則が有ります!食品で加工された純白なモノは殆どが毒食と思っても間違いありません。
祖父母の代が大切にしてきたおにぎり文化。ぬか釜で炊いた玄米。冷ました味噌汁と一緒にかき込む朝ごはん。それは贅沢でも懐古趣味でもなく、「この国の未来を守る手段」だったのです。
ほんの少しの時間をかけて、ほんの少しの手間を惜しまなければ、私たちの腸も心も、きっと少しずつ元気を取り戻せるはずです。冷めたおにぎりを、あたたかい気持ちで食べる。炭水化物の多くは冷たいモノ程体に良いのですね!レジスタントスターチが多いのです!温めると消える。そんな日々の積み重ねが、がんも病気も防ぎ、文化も命も守る。
その健康への最初の一歩が、今日の晩ごはんに炊いた「ちょっと硬めの冷たい玄米ご飯」をしっかり噛みこんで味わう習慣かもしれません。