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論争の余地など全く無いのに・・・しがみつく!ボンボンの愚

内燃機関という「遺物」にしがみつく国(日本)の行く末

最近、どこやらの大企業が下請け200社(推定ティア1)集めて「内燃機関は不滅!」大合唱大会を開催した。もっと内燃機関部品製作に投資しろ!と大号令をかけた!・・84年前と同じ様に3年8カ月後に結果がどうなっているかが見てみたい。

もはや「内燃機関か、BEV(電気自動車)か」という論争は、昭和のプロレスの勝敗論争と同じくらい無意味になっている。次なる問いの答えが全て証明している。

■問1・⇒そのエンジン(部品)今の価格の1/3以下で1年後に製造可能ですか? 答え @YES ANO
■問2・⇒同じ仕事(ECU)100人でやる企業より1人でも早く出来る企業が勝つ?答え @YES ANO

冷静に数字を並べれば、答えは子どもでもわかる。電気自動車のほうが効率的で高性能、しかも性能当たりのコストも、すでに中国では中国製のICE車より同等以下の価格へ下がり、日本国内のICE車より2割程安く下がり続けている。そしてBEVの維持費はICE車の1/2以下である。

そしてAI自動運転化はECU(クルマの頭脳)が高性能で少ない程バグが少なく素早く演算可能で事故が少なくなる。ICE車の高性能ECU・100個を超高性能(スパコン並み)な1個にする事は構造的に無理!

BEVの高性能化もドンドン進みどどまる事は無い様相が下記である。

★次期メルセデスAMG GT 4ドアクーペの前触れとなるプロトタイプ、GT XXがバッテリーEVとして新たな記録を樹立した。イタリア南部のナルド・テストコースで達成したのは、24時間で3405マイル(約5479.8km)を走るという長距離記録だ。円形のコースを299km/hで走行し、停止したのは急速充電時のみ。

★2025年8月上旬に、中国のシャオペンはP7で3944kmという記録を打ち立てているが、1か月も経たない内に大幅に更新されたことになる。

★さらに継続したテストではメルセデスAMGが8日間で地球一周に相当する約4万kmを走り切った事実や、わずか5分の充電で400kmも走れる技術を見せつけている。

★さらにA. 世界最速EV記録の更新
@ 中国BYDの高級ブランド「ヤンワンU9トラックエディション」が、2025年8月8日ドイツの試験場で時速472.41km/hを達成。
A これまでの記録は、日本アスパーク「アウルSP600」の438.7km/h(2024年)。約30km/h以上更新した。

B. 圧倒的なパワーと独自技術
@ 4モーターを独立制御する「e4プラットフォーム」と車体制御「DiSus-X」を搭載。
A 1基555kW出力、計3,018ps超。パワーウェイトレシオは1tあたり1,217ps。
B 30,000rpmの高回転モーターと100回/秒のトルク制御で安定走行を実現。
C サスペンション技術も、もうポルシェさえ中国製のBEVは確実に勝る状態である。

上記現実を前に、「マルチパスウェー」などと唱えて内燃機関に未練を残すのは、もはや呪文かおまじないの類だろう。マルチパスウェーのICE車の売り先をグローバルサウスと考えている様だがリープフロッグが急速に進む今の今である。電気の通って居ない所は極少、さらに電気が無くともソーラーパネルさえ有ればどこでもBEVは走れる。

それでも日本の大手自動車メーカーは「エンジンもハイブリッドも、水素も、全部やります!」と胸を張る。まるで「全部やる」と言っておけば未来も守れると信じ込む、受験勉強を一夜漬けで全教科全部片付けようとする高校生のようだ。だが現実は残酷だ。エンジンを売り続ける計画では、衰退は避けられない。もはやこれは「可能性」ではなく「確定事項」に近い。

世界はすでに別のステージに進んでいる。中国の新興メーカーは、蓄電池の10年保証や30万km保証を当たり前に掲げ、中にはファーストオーナー永久保証も数多く有る。自社製半導体と自動運転機能を標準搭載して10.000ドル〜20,000ドル台の普及帯のクルマを市場に出す。今後も性能は上がり価格は下がるのは、枯れた複雑な技術のICE車(HVも同じ)と違いシンプルなAI-BEVには途方もない伸びしろが有るからである。

対して日本はどうか。「軽自動車があるから大丈夫」「トヨタは世界一だから大丈夫」と、昭和の成功体験にすがりつく。気がつけば、かつて「世界の工場」だった英国がラジオや自動車で敗れ去った道筋を、なぞるように歩んでいる。日本と云う国は過去30年余で多くの主要産業で敗北に次ぐ敗北で負け続けた経験値が有るのに・・同じ負けを選ぶリーダーを選び続けている。

問題先送りの国民性という病

もっとも、これは自動車業界だけの話ではない。日本人はどうにも「問題先送り」に中毒している。「年金制度? まあ次の世代が考えるでしょ」「インフラの老朽化? 直すとお金がかかるから、とりあえず点検でごまかそう」「少子高齢化? とりあえず『異次元』と冠をつけた政策で煙に巻こう」。こうして、手遅れになるまで放置し、気づけば取り返しがつかない。

この「慣れ」がまた恐ろしい。台風が来れば「まあ毎年のことだ」と受け流し、地震が来れば「想定外だった」と言い訳する。政治家が失言すれば「またか」と諦め、増税されても「仕方ない」とため息をつく。まるで「悪」に対する免疫が強まりすぎて、体がそれを「正常」と勘違いしている状態だ。実際にはただの病気なのに、症状に慣れ過ぎて病気を病気と思えない。

笑えないブラックジョーク

例えばメルセデスAMGの実験では、100人規模のスタッフが総力をあげて、電動ドライブトレインの性能を記録に刻み込んだ。対して日本の大手メーカーの記者会見では、「我々は内燃機関でも環境に貢献できる」と言い切る。しかもいまさら1931年:ブラジルがガソリンにエタノールを混合し始めた事と同じ事を新技術と称してやり始めたと云う・・恐ろしい時代錯誤

いや、それは「石炭ストーブでも地球に優しい」と言い張るのと同じではないか。これを真顔で語れる神経は、もはやブラックジョークに近い。37万人も居るのに誰一人それをダメと言う人間が居ない組織の未来はどうなるのだろうか?

しかも、そのジョークを日本国民の多く(推定99%))が拍手して受け入れてしまうのだから、さらに笑えない。選挙で「改革」を叫ぶ候補者が当選しても、翌日には「やっぱり現状維持で」と言い出す政治と同じだ。結局、日本人は「変わらないこと」に安心する民族なのかもしれない。だが残念ながら、世界は待ってくれない。

「悪慣れ」の先にあるもの

問題は、「悪に慣れると、それを疑う力すら失う」ということだ。だから、日本社会では「エンジンを残すこと」が善か悪かを議論する前に、「議論しなくてもいい」という空気が支配する。空気に従うことが美徳とされた社会では、合理性は軽んじられ、非合理が「伝統」と呼ばれる。84〜85年前の日本社会と瓜二つの社会風土である!ふぅ〜〜〜

この構造は教育にも、政治にも、企業経営にも染み込んでいる。「みんながやっているから」「前例があるから」という言葉で、本来は問うべき未来への責任を押し流していく。まるでダムの決壊を前に、「とりあえず土嚢を少し積んだから安心」と言っているようなものだ。

未来への自虐的処方箋

ここまで来ると、もはや処方箋は「笑いながら自虐する」しかないのかもしれない。日本がこのまま変わらなければ、10年後には「ガラケーを守り抜いた誇り」と同じ調子で、「内燃機関を守り抜いた誇り」を語っているだろう。世界のEV市場シェアで日本メーカーが姿を消しても、「でも軽トラはあるから大丈夫」と自分に言い聞かせている姿が目に浮かぶ。

しかし、笑いながら自虐していても、子どもたちの未来は救えない。問題を先送りにする習性が、国家そのものを先送りにしてしまうのだ。内燃機関に固執する日本は、実は自らの未来を「内燃」させているのかもしれない。燃え尽きる前に、誰かが火を消さなければならない。

結局、この国にとって一番危険なのは「内燃機関」でも「EV」でもない。問題を見て見ぬふりをし、慣れきってしまった!時代変化(環境変化)を拒絶する「私たち自身」なのだ。

これは明らかにダーウンの法則にも違反する。「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き残るのでもなく、唯一、生き残る者は変化(変化する環境に適合)できる者ダケである。」

ホモ・サピエンス20〜40万年の歴史を変えた技術革新トップ14+現代AI化の大変革(15回目)

順位  技術・発明   時期      影響の要点
1   火の制御     約40万年前   生存・社会性・夜の安全
2   石器と狩猟具   約30万年前〜  食料獲得・加工・戦闘力向上
3   言語の発達    約7万年前    抽象思考・知識共有の起点
4   縫製・衣服    約5万年前    寒冷地進出=世界拡張
5   舟と航海技術   約5〜3万年前  世界規模の移動と進出
6   農耕・家畜・土器 約1万年前    定住と文明の誕生・食料・労働力の外部化
7   車輪       紀元前3500年頃 輸送・移動の革命
8   文字       紀元前3200年  記録と文明の基盤
9   金属器(青銅・鉄器)紀元前3000年〜前1000年・武器・道具の高度化
10   紙の発明と普及  紀元前2世紀〜  知識の保存と可搬性の向上
11   書籍(印刷含む) 1世紀〜15世紀以降・教育・宗教・科学の爆発的成長
12   火薬の発明    約850年頃(9世紀)戦争の高度化・産業の高度化
13   化石燃料の活用⇒ 18世紀後半〜  蒸気機関・内燃機関・18世紀産業革命の基盤
14   コンピュータとインターネット  20世紀 グローバル化の加速
15   知能の拡張とAI社会へ⇒現在指数関数的に強烈に進化中・・・地球沸騰化の加速

貴方は・・人類の30万年の中のたった15回程度の大変化の今は15回目の大変化のド真ん中に居ます。貴方は大丈夫ですか?生き残れますか?