うさぎと亀の物語・・亀(日本)が自信過剰の昼寝状態
日本自動車産業の危機:亀の昼寝と「AI生産革命+6分割効率化生産+AIロボット革命」
2026年より始まるテスラの「アンボックスドプロセス」を見ると、未来の工場が魔法の箱のように車を組み立てる光景が思い浮かぶ。モジュール単位で並行作業され、工場面積は最大40%削減、人員も40%削減、コストは最大50%減。
対して、トヨタ生産方式(TPS)はいくらカイゼンを重ねても直線ラインに縛られ、乾いた雑巾を過去30年余も絞り続け疲弊した下請けをイジメるしかコストダウンの方法は無く、劇的なコスト削減は難しい。昭和の常識と未来の工場の差は、まるで亀とロケットほどの隔たりだ。
そもそもビジネスモデルが全く違う!同列で比較してもしょうがない程の生産性の差がある。そもそもニューエコノミーメーカーの殆どは”クルマ屋では無い・・”AIで会話して考えて走るロボット秘書屋”と云う全く従来の”クルマ屋”とは全く別次元のビジネスモデルである。
だが、これはまだ序章に過ぎない。中国のニューエコノミーメーカー、BYDやシャオミ、ファーウェーなどはすでに日本国内生産同等のEVを1/2〜1/3の価格で市場に投入している。つまり、日本のメーカーが汗水たらして作った車の価格の半分以下で同等性能以上のEVがすでに中国では買える状況だ。しかもこれらニューエコノミーメーカーの筆頭のシャオミやBYDはEVを従来の1/2〜1/3の価格でもトヨタ並み以上の利益率となっている。
ここにさらにヒューマノイドロボットが加わるとどうなるか。アトラスやテスラのオプティマスが24時間フル稼働すれば、人件費は5〜14ドルの現状の1/6〜1/10水準にまで下がる。日本の現場の「人件費高めで熟練工頼み」は、完全にコスト競争力の壁に押しつぶされる。
例えば、現代自動車の韓国工場では時給38ドルが標準だが、ロボット導入で労働コストは10分の1、あるいは21ドルの中国平均のさらに半分以下で生産できる。生産能力も、週末や夜間の制約なしで年間60%増加可能だ。
つまり、従来メーカーの現代自動車でも「半額車〜1/3車」が現実のものになる。中国企業はすでにヒューマノイド化の前でも1/2〜1/3価格で生産し始めており、ロボット+AIでさらに効率化すれば、1/4〜1/5の価格も実現可能となる。日本の古すぎるビジネスモデルの工場は生産性で完全に圧倒される。完膚なきまでに叩き潰される未来が現実味を帯びているのだ。
この状況に対して、日本の企業はどう動くだろうか。多くはまだ「熟練工の技術が命」と言い、AI化やロボット導入の遅れを正当化する。変化を嫌い、問題先送りに慣れきった社会の悪習が、ここで致命傷になる。亀のように昼寝を続ける日本の工場は、目覚めたときには競争に置き去りにされているだろう。
皮肉にも、世界ではAIとロボットが次々と生産革命を起こし、中国のニューエコノミー企業は低コスト・高効率・24時間稼働の工場で市場を奪っていく。日本メーカーが縮小戦略や一部リストラを検討しても、効率化の差は桁違いで、半額車どころか1/3〜1/5価格の波に抗うのはほぼ不可能だ。もはや「悪慣れ」や「現状維持」は美徳ではなく、自らの首を締める縄でしかない。
さらに2025年末より本格普及を開始するAIロボタクシーも確実に2〜3年間で普及してビークルの稼働率を5倍以上には確実に上げて行く!その上昇分に反比例して生産台数は1/5へと減少する事もまた間違いない近々未来である。移動のインフラ化、激安化(1マイル30セント=1q、30円)時代が到来する。
AI⇒AGI⇒ASIのビジョン型AI自動運転はとてつもなく発展性と拡張性が大きい!自分用にAI-BEVを買っても使わない95%時間をロボタクシーとして運用が可能であり、その投資効率は最低でも30〜40%になりそうな予測が有る。・・・実質AI-BEVがロボタクシーとして稼ぐ様になれば、無料でAI-BEVによる移動が実現する。
結論は明白だ。問題先送りと旧態然に安住する自信過剰の日本では、未来のEV市場で生き残るのは困難である。亀が昼寝している間に、世界のロボットが競争の荒波を越え、市場を根こそぎ奪う。笑っていられるのは、その波を眺めるだけの第三者か、AI搭載ロボットだけだ。残された時間は限られている。
日本車メーカーが強烈な痛みを受け入れ次の一手(戦略的縮小)を打たなければ、競争の荒波に飲まれ、完膚なきまでに叩き潰される日も近い。
その時に、自動車産業依存の圧倒的に多い愛知県はどうなっているのでしょうかね?貴方はどう思いますか?