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日本のオールドメディアには注意をしましょうね!

日本のオールドメディアcarview!の論調・・・以下そのサイト

https://carview.yahoo.co.jp/article/detail/92eb00607f5ab11c8a15d52d7baee77f787e0e39/

上記記事を要約すると「自動運転の普及はEVなしには進まない」「EV、とりわけBEVは数十年単位で普及が進む」「評価は短期と長期の時間軸で異なる」という3点を主張。将来的には街のクルマのほとんどがBEVになると業界関係者は予測しているがそれは遠い未来の話で今はガソリン車で十分でありBEVなど気にする必要は無い。

@ 将来的なBEV普及理由は、石油の枯渇リスクと再生可能エネルギーの優位性、さらに非産油国日本にとっての安全保障上のメリット。
A ただし普及時期は「10年先か100年先か」と幅があり、現状はHEVやPHEVが過渡期を支えている。実際には数十年単位で徐々に普及する可能性が高い。

B「ガソリン車で十分」という声は今の消費者の視点を反映している。短期的には実績が豊富で安心感のあるガソリン車が有利。ガソリン車=「脂の乗りきった主力選手」、BEV=「将来性ある新人選手」という関係である。
C 一方、長期的には将来性豊かなBEVに投資することが合理的。

D 日常の車選びではBEV普及の遠い未来を気にする必要はなく、時間軸によって評価が変わる。

****************以下私の考察******************

すでにEV化が猛烈に進む世界の自動車市場の3割を占める超巨大市場中国ではEV(BEV+PHEV)比率が平均55%に達している。PHEVでも中国製は巨大バッテリー(30〜40kw)を積載していて電動ダケで約200〜300q前後走る事が可能なPHEVである。積載ガソリン迄入れると2100qなんて航続距離になっている。日常の仕様はほぼ99%電動車である。

さらに平均EV普及率55%と云う事は充電インフラの整った都市部ではEV化が7〜8割と云う事を意味する。

上記の記事を書いたモーターチャーナリストは本質を見ていない!本質は電動か!ガソリンか!と云う話では無い。”どちらが便利で安いか!”と云う話が記事からは抜け落ちている。

中国ではすでにカローラ程度の小型BEVが150万円で1年前から発売されている。普及サイズの中型車でも200万円前後で発売されている。すでにガソリン車より安いBEVが普及していて、燃費等の維持費はガソリン車の1/2以下となり・・・”安い”・・・と云う視点が抜けている。

さらにBEVととてつもなく相性の良いAI型の自動運転(現状レベル2+)でさえ標準で付いているのが中国の当たり前となりつつある。

A. 世界のEV電池供給過剰
@ 2025年の生産能力は3930GWh、需要は1161GWhで3.4倍の供給過剰。供給過剰は2026年まで続き、30年でも2.4倍の見通し。蓄電池が供給過剰⇒さらに価格は下がる!大型蓄電設備でマイナス価格電気をBEV充電に活用可能。

B. 中国メーカーの優位
中国勢が世界シェアの7割を占め、CATLが首位、BYDが2位。韓国LGが3位、日本パナソニックHDは6位に後退し、日韓勢は縮小傾向。

C. 各国の国産化と逆風
米・日政府は経済安保から国内生産を推進したが、EV需要鈍化で裏目に。これは高性能で安いBEVを製造する事が出来ずにガソリン車より1.5倍のコスト高が原因!北米では2025年に蓄電池供給が需要の4.8倍となり深刻化。

D. 企業の投資縮小と調整
パナHDは米国新工場のフル稼働時期を未定に。トヨタは福岡工場を延期、ホンダもカナダ工場稼働を約2年先送り。これは高性能で安いBEVを製造する事が出来ずにガソリン車より1.5倍のコスト高が原因!技術で中国にボロ負けの現実を直視する事が大事である。

E. 価格下落と淘汰の始まり
2024年の蓄電池の平均価格は1kWhあたり111ドルで前年比26%下落。2026年末には80ドルまで低下の予測。蓄電池価格が100ドルでICE車と同等のBEV価格となる。100ドル以下ならBEVが車両価格で安くなる。

F. 今後の予測
中国勢は世界で唯一ICE車以下の価格の高性能EVを実現化した、欧州投資や低価格電池強化を継続。日米欧は生産能力・技術差でさらに後れを取る懸念。蓄電池はナトリューム電池等々の新しい技術がドンドン開発され今後の伸びしろがとてつもなく大きい。

★さらに日本メーカーを始めとするICE車を追い詰めるのはビジョン型AI自動運転の爆速進歩、エマージェントアビリティー(爆発的大進歩)が2025年末〜2026年には到来する事である。AIがAGIとなりASIとなり、走るロボット時代が急速に到来する。早ければ3年後、遅くとも5年後の日本以外の世界である。

★★さらに恐ろしい事には、先のブログでも記したがシャオミ等の10社程度の企業は、日本製より遥かに高性能なBEVを日本製の1/2〜1/3の売価でも利益率20.0%〜26.43%であり、トヨタ粗利益率23.79%を超えているなんて状態に迄猛烈な進化をしています。研究開発費割合もトヨタを遥かに超えていて、この利益率をたたき出している現実を日本人は知るべきです。

そしてこれら約10社の新しいAI最先端生産工場の稼働が2025年末から2026年、2027年にかけて爆誕すると云う事である。1つの工場で約30〜50万台程度の生産能力の有る工場が・・推定20〜30カ所も稼働を始めると云う事である。当然現在約500万台/年生産をしているBYD等もこの大競争の中心に存在するであろうから・・その生産規模は全体で現在の3200万台の中国生産台数は1000万台〜以上超の増加となるだろうね!

安さダケが価値の日本製の自動車は・・・これらニューエコノミーの激安高性能AI-自動運転BEVにより侵食される運命となるのだろうね!”安い”以外に価値が無いのだから”より安い”に負ける事など当然の事ですね!

冒頭の記者(プロのハズ)の人は、私と同等に知識が有りながら「EV、とりわけBEVは数十年単位で普及が進む」なんて記事を書いていると推定される。これはどういう意図で書いているのでしょうかね?

貴方はどう感じ、どう思いますか?