1/2〜1/3売価でもフェラーリ並みの利益率⇒ニューエコノミーの恐ろしさ
日本という「先送り大国」のゆくえ――反知性主義者を爆増させ悪慣れし悪を許容する私たちへ
日本の製造業をはじめ、あらゆる産業が旧型ビジネスモデルに固執し続けています。世界では、テスラやBYD、シャオミ、ファーウェイ、ジーリーといった“ニューエコノミー”の企業群が、垂直統合を徹底して高い内製率を誇り、効率とスピードで世界市場を制しています。
現在、電気自動車を製造する企業数は全世界では 数百社〜数百ブランド規模 と考えられるが、ここ数年では電気自動車BEVを製造して黒字になれる企業はテスラとBYDのたった2社しか有りませんでした。それが中国企業を中心に年産30〜100万台規模のニューエコノミーメーカーのシャオミやシャオペンやジーリー等を始めとする多くの企業が黒字化を2025年末頃迄には達成化しそうです。
テスラがBEV販売開始から黒字化迄11年間かった事をシャオミは販売開始1年強で実現しているのです。中国の多くのニューエコノミーの他のメーカーも発売開始後3〜4年程度で2025年末迄には黒字化を実現しそうです。
シャオミは、日本製より遥かに高性能なBEVを日本製の1/2〜1/3の売価でも利益率26.43%であり、トヨタ粗利益率23.79%を超えているなんて状態に迄猛烈な進化をしています。研究開発費割合もトヨタを遥かに超えていて、この利益率をたたき出している現実を日本人は知るべきです。
GMやフォードやトヨタや日産やスバル、三菱、ベンツ、アウディなどなどのオールドエコノミーメーカーは1台のBEVを売ると、その1台分相当の赤字に陥る状態が今を含めて、ここ数年継続中であり、この赤字の量も質も改善の兆しは皆無の状態です。赤字にしかならない古いビジネスモデルをいくらいじくりまわしても意味が無い事を経営層は理解出来ないボンクラしか居ないのですね!従来ビジネスモデルに何しても無理!
しかし日本の大企業は、いまだに下請け依存が8割前後。ティア1からティア4までの多層構造を温存し、開発すら下請けに丸投げする従来通りの「搾取型モデル」にすがっているのです。しかし、中国の合弁企業では撤退もする事も出来ずに中国メーカーへ丸投げで中身全部中国製のトヨタや日産ブランド品を、それなりに発売中である。
以前より、自社のためだけに都合のよい「人間製造工場」と化した高校を設立し、従順な社員を育てている。これは、近代国家ではなく明治の工場制手工業に逆戻りしたかのようです。AI時代には無用な人間洗脳を繰り返し続けている。時代がパラダイムシフトしているのに、私たちは「変わらないこと」こそが安全だと信じ込まされ、結果的に世界に取り残されています。
そして経済。円安の宴が踊り場の今でも、実質賃金の下落は止まりません。
★もっと深刻なのは、円安トレンドがすでに終わった2025年になっても、実質賃金の下落が続いていることです。6月までの速報値で前年比1.4%減。2021年からの累計では5%以上も減少しました。もはや円相場だけでは説明できません。背景にあるのは「人手不足」と「企業の海外投資の拡大」です。インフレという名の「給料ドロボウ」です。
さらに、日本企業の海外直接投資。大企業だけが潤い、延々と莫大な内部留保、約539.3兆円を積み上げ、国民は円安の痛みに耐える。いわば「企業の栄養輸液の副作用を国民が背負わされる構図」です。
さらに日本からのアメリカへの約80兆円投資も年間に換算すれば推定約26兆円/年となる。日本国内全ての国内投資額が約100兆円/年であるから、全く成長していない日本と云う国では、100兆円の内の1/4の額が日本国内投資の中からアメリカ投資に移転する事を意味する。
これは日本人の働く場が無くなる事=貧しくなる事を意味する!要するに「企業の利益は守るが、国民の生活は知りません」ということ。これほど堂々と「庶民切り捨て」を約束する政府も珍しいでしょう。
本来なら必要なのは「労働力供給の拡大」や「生産性の向上」「AI⇒AGI⇒ASI化の推進」「ニューエコノミー時代への対応政策」「地球沸騰化防止=自然災害の防止⇒ムダ金爆増抑制」を促す長期戦略です。しかしそれには外国人労働力の受け入れ、規制緩和、産業ポートフォリオの大転換、大胆な税制改革といった痛みを伴う改革が不可欠。ところが現実には、参院選を見ても長期的視点の政策を語る政治家はほぼ皆無です。国民もまた「どうせ変わらない」と諦めに慣れ切り、問題先送りを日常にしています。
さらに悪いのは国民主権から国家主権に移行し、日本も原爆を保有し、赤字国債を発行してバラマキ政策をし、日本人ファーストを声高に叫ぶ(日本破壊)極右政党が大人気と云う恐ろしさです。
つまり日本人は「悪に慣れる」どころか「悪に依存」している。円安で貧しくなっても、「まあ仕方ない」と受け入れる。旧態依然の下請け構造に縛られても、「伝統だから」と納得する。まるで鎖につながれた犬が、いつしか鎖を自分の誇りと思い込むようなものです。
このままでは、日本は“世界で最も効率的に衰退する国=非効率過ぎて成長不可能”になるかもしれません。変革を拒む経営者、先送りを選ぶ政治、そして「まあ仕方ない」と呟く私たち自身。その三位一体の惰性が、日本社会をじわじわと蝕んでいます。
円相場より恐ろしいのは、私たちの心の中にある「無関心」という通貨です。それが刷られ続ける限り、日本の未来は値下がりし続けるでしょうね。
日本人が国際性が全く無く損しても現状維持大好きで大規模円キャリーが起きない事でのみ日本の経済は衰退しながらも大波乱、大暴落が起きないダケなのですね!
しかし、何かのきっかけが引き金を引いたとしたら・・・「怒涛の如く動く=底が抜ける」可能性も有り得ますよ!気付いた貴方は今からチャンとリスクを分散して準備をしてくださいね!