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日本人って同じ原因の失敗を延々と繰り返す不思議な民族

■ 日本製テレビの黄昏、そして「明日は我が身」の自動車産業へ

最近、家電量販店のテレビ売場に立ち寄ると、どこもかしこも「 ハイセンス(Hisense/海信)」「 TCL(TCL科技)」「ハイアール(Haier)」「シャオミ(Xiaomi)」…え、ここ日本ですよね?──そんな冗談すら浮かぶほど、中国製テレビの存在感が日に日に大きくなっています。

気づけば、かつての「天下の五大家」日本のテレビメーカーは、わずかに2社を残して撤退・沈没。しかもシェアは日本国内でさえソニー9.6%、パナソニック8.8%…合わせてたったの18.4%。世界など皆無の状態!しかも日本国内販売の日本製でさえパネルから中身の回路迄全部中国・韓国製!すみません、これでも「メイド・イン・ジャパン」と胸を張ってよいのでしょうか。

いわば「日本ブランドの弁当箱に、隣国製のおかずを詰めているだけ」です。それでいて価格は中国製の3〜4倍。どうして?──昭和の香り漂うおじさま達が「やっぱり日本製じゃないとな」と頑なに買ってくれるからです。まるで、もう誰も使わなくなったガラケーを、頑固に磨き続けるような光景です。

でも、そんな哀愁漂う「ニッポン品質信仰」も、もう限界かもしれません。というのも、同じ光景が、あの“自動車”の世界にも近づいてきているのです。中国では日本のメーカー製と称しても中身全部中国製の日本ブランド車しか売れていません。日本のテレビと全く同じ事が自動車でも丸写しで中国国内で起きているのです。

■ 「性能・価格・デザイン」すべて中国に抜かれている現実を絶対に認めない日本人
現在の中国製BEV(電気自動車)を見て、驚かない日本人はたぶんいません。でも、多くの人は、見て見ぬふりをしています。まるで、浮気の証拠LINEを見てしまったのに、「信じてるから」とスマホをそっと伏せるように…。

中国の電動車は、高級モデルでさえ1馬力あたり0.7万円、普及モデルで1.0万円、低価格モデルでも1.2万円程度。それでいて、自動運転機能、車内冷蔵庫、シートヒーターもシートクーラー付のマッサージシート、さらには「ドライバーの疲労度分析AI」まで全部フル装備。まるで“走る高級ホテル”が、ハイクラスの軽自動車より安く200万円代で買えるのです。

デザインも一流。ドイツやイタリアの世界のトップデザイナーを引き抜き、見た目も走りも一流。それなのに価格は日本車の半額から1/3…。もはや、涙ぐましい日本の「技術力神話」も、現実の前には意味を持ちません。日本は、BEVでは圧倒的に負け、日本の得意のはずのICE車でも熱効率エンジン開発で負け、あらゆるカテゴリーで性能も価格も負け、唯一勝っているのは“過去の思い出”だけという、どこかの歌謡曲のような状態です。

すでに中国ではベンツのマイバッハが同じ値段(3000〜4000万円)の中国製の高級車にベンツの最高峰のマイバッハが品質で負け販売量が高級中国車の方がベンツより3倍も売れていると云う現実が有ります。ベンツの最高級車より品質が良い・・それが今の中国車の実力なのです。

■ ベンツも変わる、中国と組む、でも日本は…
その兆候は欧州にも表れています。メルセデスAMGが発表した「GT XX」は、軸流モーター3基搭載で出力1360馬力以上、Cd値0.198、充電850kW(5分で400km)という超怪物マシン。でも、中国と技術提携しなければこの性能には届かない。かつての「技術のベンツ」が、今では“頼れるパートナー”として中国企業と手を組む──それが現実です。

中国のシャオミSU7ウルトラは最大出力1548ps、0-100km/h加速1.98秒、最高速度350km/hを実現、BYDはさらに先を行き等々3018馬力なんてスポーツカーも販売し始めました。

一方の日本?まだ「我が社のHV技術は世界一ィィ!」と絶叫しながら、ガソリンスタンドの跡地でHVを売ろうとしています。どうやら「カセットテープは音がいい」的な話を、車で再現したいようです。

■ さらに致命的な日本の劣後はAI技術です。もう中国では”走るスマホ”から”走るAIロボットへ”移行をはじめました。中国以外ではテスラも同様の進化をして行っています。テスラはもう自動車メーカーでは有りません。AIロボティクス&エネルギーメーカーです。日本ダケ、クルマ屋が作る”マルチぷっちゅんウェー”なんて叫んでいます。

■ イーロンのAIタクシーが来る前に
そしてその先には、テスラのイーロン・マスクが仕掛ける2026年末より始まるハンドルもブレーキも無い“AIロボタクシー”が控えています。3万ドル(約450万円)でAIが勝手に走る、ドライバー不要のクルマ。それが社会インフラとして大量に動けば、クルマの「稼働率」は今の3〜4倍。誰もが自家用車を持たなくなる時代が来るのです。

ロボタクシーの1マイル当たりの込み込みの走行原価は25セント、自家用車の1マイル当たりの走行原価は75セント〜1.5$程度との事です。ロボタクシーが1/3以下の費用で人を運んでくれる時代です。

そう、もう“性能”や“馬力”や”オラオラ顔デザイン”でマウントを取るオタクの時代は終わり。「うちのは0-100kmが3秒でさ〜」という話は、クルマオタクの仲間内の飲み会でしか通用しません。今やクルマとは「所有するもの」ではなく、「サービスとして呼ぶもの」⇒「そこらに普通に有る移動手段」のインフラになりつつあるのです。

■ それでも「変われない国」が沈む日
しかし日本では、「でも昔はトヨタが…」「ホンダのVTECが…」と、かつての栄光が枕詞。見た目は最新、でも中身は昭和。こうして“悪慣れ”が日常になり、「そのうち何とかなる」が日本人ダケの合言葉に。

でも、地球はもう待ってくれません。温暖化は“沸騰化”へと進み、7月にも8月にも9月にも、日本のどこかで常時「未曾有」の大災害が起き続けるかもしれません。クルマがどうこう言ってる場合じゃない。それでも、日本社会は「まあ、様子見で…」と今日も会議を開き、誰も責任を取らず、変化を怖れて、沈んでいく…。

かつて「変わらぬ美学」と言われたものが、今では「変われぬ病」に。日本という国は、過去の栄光という美しい毒に、ゆっくりと蝕まれているのかもしれませんね。

そしてその際限なく増大する莫大な費用のツケ(天文学的な借金や老朽化した危険すぎるインフラの更新費や大災害の状態化)は、次の世代が払うことになるのです。いや、もうすでに、その請求書はポストに投函されているのかもしれませんよ。