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世界の経済はAIにより定義される様相ですね!AI=環境

AI進化と日本の焦燥:亀が昼寝している間に世界は走り去る!

2030年までに、初級職の半数がAIに置き換わる――これは都市伝説ではない。今年5月、投資家オリバー・ヨンチェフ氏は「初級層の仕事は消える」と断言した。製造業、事務職、物流、小売、営業、等々――長年日本経済を支えてきた職種は、AIという名の巨大波に飲まれつつある。ゴールドマン・サックス等は世界の仕事の約20〜50%がAIに置き換わると予測し、米国では職種の3分の2が部分的にAI化により自動化されるという。

AIの進化速度は「速い」ではなく「爆速」だ。エマージェントアビリティーを超え加速度が付き始めた。例としてはテスラのFSD13⇒14への移行はハードECUはそのままでもパラメーター数は従来の10倍に増加する。この倍速進化が3カ月毎に起きるのである。それがAIの本質である事を多くの日本人は理解出来ていない。

数カ月ごとに大型言語モデルが更新され、ChatGPT-5は日常業務の補助どころか、管理職のタスクまでこなす。セールスフォースのマーク・ベニオフは「社員の50%の仕事はAIがやっている」と公言し、アマゾンのアンディ・ジャシーもレイオフとAI能力拡大を予測する。

つまり、AIは未来の話ではなく、今日ここにある現実である。エヌビディアのジェンスン・ファンは、エヌビディアが「1億のAIアシスタント」と5万人の従業員のいる企業になることを望んでいると語っている。・人間”1人”に対してAIアシスタントは2000倍と云う比率になる。

イーロン・マスクは、”Macrohardという新しいxAIプロジェクト”を立ち上げました。マイクロソフトは基本ハードを一切売って居ない!これは「マイクロソフトの全事業をAIでシミュレートする」可能性がありマイクロソフトの約22万人の従業員を不要にする可能性も有り得る。

新人の立場はさらに厳しい。指示を出せば自ら計画し、実行までこなすAIエージェント。プログラム作成、資料作成、調査業務――新人が学ぶべき下積み仕事は、瞬く間に奪われる。米欧では新人採用を減らし、即戦力を求める傾向すらある。

「スタートラインに立てないマラソン」を走らされる新人――これが現実だ。日本でも、専門家は「新卒採用はほとんど不要。AIの方が能力は上」と語り、新卒の就活生に中途採用のような質問!となり「貴方は今!何が出来ますか?」が増えると予測する。新人がAIと競争する未来は、もう目の前にある。

もちろん希望もある。初歩的なプログラマーやクリエーターの仕事はAIが今でも可能であり能力も上。価値は経験豊富なプログラマーやクリエーターは、AIを敵ではなく「学びを加速させる味方」と捉える。AIは従来プログラマーが1カ月かかる仕事を3日でプロジェクト全体を理解し、4日目には新機能を作る高速学習法を示す。

漫画家も、AIに任せられるのは背景や部分作画だけで、作品の魅力を決める「ネーム作り」には新人の学びが不可欠だと説く。AIが下積みを奪っても、創造の核心や人間らしい判断力は今の所は依然重要なのだ。

しかし、今のAIエージェントが2年後自ら思考するAGIとなり3〜4年後に自ら創造するASIとなった時には人間の8割の出番は無くなる可能性さえ有り得る。

しかし、ここで日本特有の問題が顔を出す。縦割り行政、承認文化、無限会議、そして「悪慣れ」――非効率を笑って受け流す国民性。会議は何時間も続くが決まるのは次回の日程だけ。承認は上から下まで回すだけで数週間。世界は猛スピードでAI化する間、日本はまだ「どうしましょうか…」と悩み続ける。結果、亀が昼寝している間にウサギが世界を制覇する構図になる。

さらに皮肉なことに、AGIやASIがヒューマノイドとして現実に組み込まれたとき、私たちはただ立ち尽くすしかないだろう。AIは人間の下積み仕事だけでなく、創造性や共感力の領域にまで侵入してくる。日本ではまだ「会議至上主義」「合意形成優先」「慣習重視」「横並び至上主義」が優先され、未来への準備は後回し。これでは、AIが爆発普及している中国やアメリカに置いて行かれるのも当然の事である。

ではどうすればよいのか。まず、自分の強みを認識し、AIを味方にすることだ。戦略判断、上流工程、対人ケアのスキルはAIに奪われにくい。AI認定証やオンライン講座で自己ブランドを更新し、毎週トレンド把握と小さな方向転換に時間を割く――これが現代日本における生き残り戦略だ。

皮肉なことに、日本人は問題先送りの名人である。悪慣れもしている。しかしAIは待ってくれない。笑いながら「仕方ない」とやり過ごしている間に、世界はAIで進化していく。この進化の実態とは(普通の人が不要)になる時代へ向かう事を意味する!!!亀が昼寝する国、日本。熟練AIが新人AIを育て、人間の新人をも育て、ベテランを追い越す未来、果たして私たちは波に乗れるのか。

それとも呆然と立ち尽くすだけなのか。選択は私たち次第――遅れれば、貴方は家でも会社でも社会でも価値無き粗大ごみとなり、それは笑えないブラックジョークとして歴史に刻まれるだろう。