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問題の先送りは被害額を確実に指数関数的に増大させる!

「賢く作るが、賢い人に選ばれない国」──思考停止国家・ニッポンの危うさ
「トヨタは平均年収895万円。さすが世界のトップ企業だ」

そう聞けば、つい「すごいなあ」と思ってしまう私たち。だが、冷静に考えてほしい。経営危機の日産ですら850万円超。PBR(株価純資産倍率)0.22の“潰れかけ企業”が、なぜこんな高給を維持できるのか?しかも、大規模な人員整理(適正クビ切社員数は5万人以上)もせず、下請け構造(下請け50万人削除)にも手をつけずに。

日産の追浜工場閉鎖(工場+研究+専用設備)約3,900名うち車両生産従事者約2,400名・・関連企業800社の廃止ダケで大騒ぎをしている状態である。生き延びる為には、この約20倍のリストラが不可欠なのに・・

まるで“ゾンビ企業のゾンビ雇用”だ。これで未来があると思えるのは、よほどおめでたい。

そして、問題はここからだ。私たちはずっと「いいモノを作れば売れる」と信じてきた。実際、日本のモノづくりは丁寧で緻密で高品質。けれど、世界はもうそんな物語を必要としていないし、信じていない。いま、消費は「意味」「価値」を買う時代なのだ。

たとえば、英国で行われた興味深い調査がある。車の所有者2024人を対象にIQテストを行い、ブランドごとの平均IQを算出。結果、トップはチェコのSkoda(平均IQ99)、次いでスズキ、プジョー、ミニ、マツダと続いた。…あれ?トヨタは6位、ホンダ16位、日産10位?しかもBMWやランドローバーはもっと下。

つまり、「賢い人が選ぶ車」に、日本の大企業ブランドはあまり選ばれていない。

理由は明快だ。Skodaのような車は、派手さよりも実用性と誠実さを大事にする人々に好まれる。「見栄じゃなく、価値で選ぶ」姿勢が評価されている。そう、“知性ある選択”の象徴なのだ。

一方の日本社会ではどうか。未だに「高級車=勝ち組」「軽自動車=負け組」みたいな空気が蔓延している。中身じゃなく、他人の目が基準。これじゃ、質実剛健な製品は売れない。つまり、モノを選ぶ側の成熟度が、モノを作る側の方向のズレまくった努力を台無しにしているのだ。

悲しいかな、これは教育と社会風土の産物でもある。「空気を読め」「目立つな」「出る杭は打たれる」…こうした呪いが、“自分の頭で選ぶ力”を奪ってきた。その結果、消費にも思考停止が蔓延し、「自分の意思」ではなく「世間の評価」でモノを選ぶ人ばかりになってしまった。

「知的な人に選ばれない製品」を作る国!日本。それはもう、技術立国でも誇り高き職人国家でもない。

しかも、問題は製品だけじゃない。日本社会そのものが、「選ばれる理由」をどんどん失っている。

例えば、人間の知的機能をざっくり分類した研究によると──
A.天才型    (約0.1〜1%以下)
B.知的リーダー層(5〜10%)
C.上位一般層  (20%)
D.下位一般層  (40%)
E.支援が必要な層(25〜30%)
F.社会適応困難層(1〜3%)

現代の日本製品の多くは、C〜E層、つまり「思考より安さ・安心・慣れ」を求める大衆に最適化されている。これは数だけ売るビジネスとしては正しい。だが、“意味”や“美学”を重視するA〜B層には刺さらない。結果、日本のプレミアムブランドは世界で伸びず(評価されず)、フェラーリやポルシェやテスラの足元にも及ばない。

なぜなら、日本の高級車は、悪徳政治家や成金社長の「見せびらかしツール」と化してしまったからだ。
「成功者の象徴」というより「下品の象徴」になっているブランドを、誰が誇りを持って選ぶだろうか。

デザインもしかり。「ダサくて無意味な外観」──そう評される日本車の多くは、知的レベルの弱い反知性主義者のC〜E層が好む“売れる形”に寄せすぎて、「哲学」「美学」を失っている。しかも、売りやすさやデザインと安全性を犠牲のトレードオフにするという本末転倒な拝金主義まで横行している。

(ズル)賢く作っても、賢い人に選ばれない。それはもはや製造技術の問題ではなく、「社会が何を良しとするか?」という価値観の問題だ。

そして残念なことに、私たち日本人は「悪に慣れ」「空気に流され」「変化を恐れて」きた。結果、「見せかけだけの優等生国家」となり、本質的な問題には一切手をつけず、先送りに次ぐ先送り。天文学的な借金と反知性主義者の国民が圧倒的多数となり・・持続性が無い国家としてしまった。

気づけば、未来を選ぶ力さえ失いかけている。さらに「価値」が大転換している事にも気付いて居ない!

日本よ。今こそ問うべきだ。「あなたが選ばれる理由「価値」は、まだ残っているのか?」