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少しでも考える力が有る日本人には”NOと云う選択肢”しか無い選挙が明日⇒確実な意思表示が必要

■バラマキという名の自爆スイッチ──「お金配れば支持率上昇、削れば地獄」のニッポン劇場

極悪・強欲・世襲稼業の政治屋たちがのさばった平成の終わり。そして今、令和の舞台に躍り出たのは、「財源?知らんがな」とばかりに札束の風を巻き起こすバラマキ系SNSポピュリズム小僧。

なんと彼ら、金を配れば拍手が起き、問題を語れば支持が下がる!この国の空気を、完全に読み切っております。しかし……そもそももう、日本にはバラまく金なんて借金限界で出来ないのです。

2025年現在、政府の借金総額は1409兆円。この数字、もはや「兆」なのか「超」なのかわからない次元です。企業の負債は1377兆円、個人の借金は401兆円─合計3177兆円─つまり、日本という国全体が、借金まみれの“悪夢の国”と化しています。

ところが、この借金王国で政治家が言うのは、「ガソリン補助金続けます」「給付金追加で配ります」「教育費も全部無償化へ」「消費税下げます」……。もはや国会は根拠無き希望のレシート配布所になってしまいました。

だが、よく考えてください。金を配るというのは、未来から借りているだけ。それも利息つきで。

もしこれ以上のバラマキを続ければどうなるのか?
● 国債の信用が落ち、格付けが引き下げられる
● 投資家に見放され、円安が進行
● 輸入物価が上がり、生活必需品が爆上がり
● 同時に金利も上昇し、国の利払いコストが激増⇒1%金利が上がるダケで企業や国民負担は約32兆円増
● 結果、税金の大半が“利息”で消える国が完成

金利が1%上がるだけで、政府の利払いは年間約14兆円増える。さらに企業も家計も金利上昇で18兆円負担増の地獄絵図。今の日本は、ちょっと金利が風邪(1%程度増)を引いただけで、国ごと肺炎になる体質になってしまっているのです。3%以上なら心筋梗塞の即死です。

日本国債の格付け現在のシングルAからBBBへ、そしてBBへ・・下がれば日本国債は投資不適格となり投げ売りの大暴落となり普通は金利は最低でも5%前後には上がらざるを得ません(世界の常識)その場合の日本全体の金利負担は・・160兆円/年間となります。

でも、国民の大半はこう思っています。「え?なんで配っちゃいけないの?」と。なぜか?それは、この国が反知性主義と感情ポピュリズムに支配されているから。

2025年の日本には6796万人の就業者がいます。そのうち、大企業で働き、円安メリットでホクホク顔の「真の勝ち組」はたったの366万人。比率にしてわずか5%強──社会構造のピラミッドのてっぺんで、今日も彼らは泡立つシャンパンを傾けています。

一方で、地下で汗を流す非正規2216万人と、現役を終えた年金生活者3978万人。合わせて6000万人以上が、物価高にあえぎ、節電し、割引シールに並ぶ毎日。彼らの手にはシャンパンではなく、5回目のお湯を注いだ緑茶のパック──それすら贅沢に感じる日もある。

6000万人以上が、「難しい話はわからないから、とにかく目先の給付をください」「財政の持続性より、今月のガソリン代が気になる」──この“空気”こそ、今の日本最大の問題。

政治家はその空気に合わせ、**「正しい政策」ではなく「拍手がもらえる発言」**を選ぶようになる。つまり、民主主義は「人気投票」へと劣化し、国家は「現金プレゼントキャンペーン企業」へと変質したのです。

問題先送り村社会温存の現状維持30年の結果、国の経済政策は「見える勝ち組の声」だけで動くようになります。
たとえば──
・法人税収は過去最高
・大企業の内部留保は500兆円超
・株価は最高値更新

でも一方で、私たちの現実はこうです。

年収300万円未満が36%
非正規雇用2216万人
子育てコスト急上昇
高齢者4000万人超

・2023年:食品値上げ3.2万品目、平均15%物価上昇
・2024年:さらに1.2万品目、  平均17%物価上昇
・2025年上半期:もう6000品目、 平均18%物価上昇
税金は増え、手取りは減り、将来は見えない・・7割の国民が生活苦と答える国となっています。

でも、誰も怒らない。誰も声を上げない。なぜなら、「変えても同じだから」。このあきらめこそが、民主主義の死因第1位。怒りも反省もない社会では、政治は壊れず、腐るのです。

それでも、テレビの中では「日本は安定している」と言い張る解説者たち。その“安定”とは何か?

──変わらないこと。
──変えようとしないこと。
──そして沈みながらも静かであること。

これが“ニッポン安定神話”の正体です。

財政破綻? その時が来たら考えればいい。そんなのんびりとした楽観主義が、まるで老舗温泉旅館のように、しっとりと全国に広がっています。でも現実には、浴槽の底はすでに抜けており、熱い湯はどんどん漏れ出している。それでも「まだ大丈夫」と言って団体客を呼び込み続ける。──そんな旅館の結末は、ご想像の通りです。

私たちはいま、最後のチェックアウトの時間を迎えようとしています。

バラマキで支持率を買い、危機の先送りで票をつなぎとめる──そんな政治のツケは、遠くの未来ではなく、すぐそこにある私たちの明日のレシートに現れます。

もし、この国を立て直す気があるなら。今、必要なのはバラマキでも炎上商法でもなく、地味で地道で強烈な痛みを伴う「現実を語れる政治」です。耳に心地よいだけの言葉では、国は守れない。

このままでは日本は、「ありがとう、そしてさようなら」と言いながら沈んでいく唯一の先進国になってしまいます。

日本の選挙とは「優秀な政治家を選ぶ」場では有りません、「前の政治屋の評価を下す」場でしか無いのです。良い結果を出した政治家は続投、ダメだったら解任──それが民主主義の基本ですが、日本に優秀な政治家は存在していませんし悪を選び続ける悪慣れした圧倒的多数の国民しか居ないのです!。

少しでも考える力が有る日本人には”NOと云う選択肢”しか無いのです。