政治家が皆無で政治屋しか居ない日本・政治屋大好きの日本人
「国産のふりをした外国産」──農業を殺すのは、”誰か”を守る政治だった
かつて日本は「農業国」だった。いや、今でもそう言い張る政治家は多い。国会では「農を守る」「食料安全保障を強化する」といった耳あたりの良い言葉が並ぶ。だが現実はどうか。
食料自給率はカロリーベースでわずか38%(2023年度)。しかもこれは、米の自給率が100%近いために“見かけ上”押し上げられた数字だ。米を除けば、小麦15%、大豆7%、飼料用穀物1%以下。つまり、「主食は国産」でも「おかずも調味料も輸入まかせ」なのが実態だ。
では、せめて農業資材は国産か?といえば、それもノーだ。化学肥料の原料であるリン酸・カリウムは9割以上が海外依存。農薬の主成分も中国などからの輸入が多く、価格と供給のリスクは年々高まる。種子に至っては、野菜や果実のF1種の多くが外資系が開発・流通しているもの。「日本で育てても、育つ仕組みは外国産」というのが現代農業の姿だ。
そしてこれらをまとめて仕切るのが、””農協(JA)という“票の水田””である。もはや農業団体というより政治的装置。政権与党延命装置である。肥料も種も農薬もJAルートで調達し、共済保険もJA、貯金もJA、農地の相談もJA、そして選挙になると「自民党」だ。
「農協って、ショッカーか何か?」──こんな冗談を真顔で言う人がいます。でも、それって実は半分当たってるのかもしれません。いや、悪の組織ではないんです。農協は“農家の味方”として生まれた組織。でも、時を経て“守ってるのは本当に農業なのか”と問いたくなる場面が増えてきました。
私たちがスーパーで手に取る米や野菜。その裏には、@生産者→A農協支店→B経済連→C全農→D流通業者→E五階層にも及ぶ問屋や中買い⇒F小売店→G消費者という、いわば“七福神も真っ青な階層構造”があります。途中で何度も中間マージンが抜かれ、気づけば「生産者がもらえるお金」は“価格の3割以下”ということも珍しくありません。
しかも全国1,822社の米卸の内、売上高「100億円以上」の大手企業はわずか34社、全体の2%にも満たない存在です。ところが、この一握りの企業群が、業界全体の売上高の半分近く(47.5%)を占めています。
かくして、日本の農業は「国産」と言いながらも、資材も構造も輸入依存のハリボテ。農業政策は「食料安保」ではなく「票の安保」。その結果、守られたはずの農家はどうなったか?
答えは、疲弊と高齢化(平均年齢70歳)と後継者難である。小規模農家は儲からない。資材は高騰、売値は安い。農協に出荷しても、実入りは雀の涙。補助金でどうにか暮らす“延命農業”が、票という名の延命措置で産業としての自立性など無視して50年余も温存されてきた。
農家の平均年齢は約70歳。農地の4割が耕作放棄地の予備軍だ。それでも農協は改革しない。なぜか?
「変えると票が減る」からだ。大規模農家1社(3人で経営)が出来る為に小規模農家350軒が農地を提供(廃業)したとの事である。自民党の集票は1/100以下となる。
農業を大規模化し効率化しようと企業参入を図れば、「地元の農家が潰される」と反発を招く。農地の集約化を進めれば、「うちの土地が奪われる」と地元の声が上がる。だから、変えない。変わらないために、100倍の票がある。
そこへ自民党が乗っかる。選挙のたびに農協と連携し、「農を守る」という名目で小規模農家を温存。農村票は「減らせないインフラ」として機能し続けてきた。だが、皮肉なことに、その“守る政治”が、農を殺しているのだ。
一方、世界はどうか。オランダは九州ほどの面積で世界有数の農業輸出国。AIとセンサーで最適化された植物工場が並び、水や肥料の使用は最小限。イスラエルでは塩水を再利用するドリップ農法が進化し、米国ではドローンとビッグデータで広大な農地を効率運営している。
それに比べて日本は、「農地を守れ」「農村を守れ」と言いながら、耕す人もいなければ、作る土台も外国まかせ。農業を守ると言いつつ、変化は政治的リスクとみなされ、「農業の衰退」がもっとも安全な選択肢になっているのだ。
こうして、「票は残るが、農業は残らない」政治屋と農協等の村組織ダケを温存するという皮肉な構造が固定された。補助金と依存で農を延命し、農協村と政治村が共生する。農家は高齢化し、若者は去り、農地は荒れ、でも「守ってます」と言う。当のお先真っ暗な農家も・・現状維持でフェードアウトして行く。
それでも自民党は言い続けるだろう。「日本の農業は国家の礎」だと。だが本音ではこう思っているのかもしれない。「農業は票の礎だ」と。
経済合理性が無いモノは補助金が無ければ継続など不可能である。当然の事!その補助金が経済合理性を得られるように、その産業が時代に合い合理的に進化成長する目的では使われていない事に・・日本の農業の恐ろしき闇が存在しています。・・”寄生虫”・・が生き延びる事のみの農業!”寄生虫”以外は全員不幸になる日本の農業!!!
貴方の心の中にも・・・”寄生虫”・・・を良しとする持続性の無い闇が存在しているのかも知れませんよ!大丈夫ですか???