反知性主義者が爆増する日本社会もヤバイ事になる。
トランプ氏は日本との関税交渉にイラついて、関税25%を一方的に通告して来ました。日本企業の業績は約10%程度押しされられると日本経済新聞は予測をして居る様です。反知性主義者をリーダーにするととてつもない大混乱が確実に起きます。
■祝・トランプ記念日?──「反知性の暴走国家」に沈まないために
ある日突然、「iPhoneはアメリカで作れ!」と声を張り上げた男がいました。その声の主は、アメリカ合衆国の大統領のドナルド・トランプ氏。しかも、誕生日に軍事パレードを要求し、お札に自分の顔を印刷したいと語り出す始末。やがて本当に「トランプ記念日」が国民の祝日になったら…笑うどころか、これはもう悪夢です。
でも、この話はフィクションでも風刺画でもなく、現実の政治に棲みついてしまった「反知性主義」という病のひとつの症状なのです。
たとえば彼の「iPhoneをアメリカで生産すれば貿易赤字が減る!」という主張。わかりやすいようで、恐ろしく誤解だらけです。実際、iPhoneの中身を価値別に分解してみると、価値のほとんどはアメリカ国内での設計や台湾のTSMCで製造される高性能チップにあります。組み立てをしている中国で生み出される価値は、全体のわずか”””4%未満”””。まるで、三ツ星レストランのフレンチを皿に盛っただけの工程を「料理した」と言い張っているようなものです。
つまり、トランプ氏の主張は、最新の経済活動──いわゆる「ファブレス製造業」──の実態をまるで理解していない。設計や知財、グローバルな分業構造、そして統計の限界に対する無知。それらすべてが、彼の「国内生産すればすべて解決」という発想に凝縮されています。
もちろん、無知が自分ダケで完結すれば罪ではありません。しかし、知ろうとしない者が力を持った時、それは社会全体にとって危機になります。
なぜなら、現代の工場はかつてのように大量の人手を必要としません。最先端の工場では、雇用はかつての1/10程度!しかも頭脳明晰の人間しか必要としないのです。ロボットとAIが黙々と働く中で、昔ながらの「工場=雇用の母」という図式はとっくに崩れているのです。⇒トランプ支持者のラストベルトの負け組が働く場など99.9999%増えない。
にもかかわらず、トランプ氏は「工場をアメリカに戻せば、雇用が戻る!」と繰り返す。まるで50年前のノスタルジーで国を動かそうとしているかのようです。
さらに問題なのは、彼のようなリーダーの存在が「思考より感情」を優先する社会を正当化してしまうこと。「自分が不快に感じることは全部フェイクニュース」「自分に都合の悪い現実は陰謀」──こんな空気が蔓延すれば、誰もファクトを見ようとしなくなる。そして、気がつけば「知性」は「裏切り者」とみなされ、「知識」は「エリートのごまかし」と断罪されてしまうのです。
この風潮こそが、「反知性主義」の本質です。そして、これはアメリカだけの話ではありません。私たちの国でも、兵庫県知事選挙やNHK党や国民民主党の躍進に見られるように、耳に心地よい言葉=ポピュリズムに踊らされ、根拠なき政策や感情的な扇動に身を委ねる空気が広がっています。
歴史を見ればポピュリズムの蔓延は独裁政治となり、そして戦争に向かった例外無き歴史が存在します。
本来、民主主義とは「自分で考え、自分で選ぶ」ことが土台です。けれど今や、考えることが面倒だと感じる思考停止の人々が増え、「代わりに怒ってくれる人」が人気を集めています。その代表が、まさにトランプ氏なのです。
でも、それでいいのでしょうか?思考を止め、怒りを丸投げしたその先にあるのは、「自由な社会」ではなく「感情に支配された社会」ではないでしょうか。
トランプ氏のような人物がリーダーとなり、絶対君主のごとく王様気分で「iPhoneはアメリカで作れ」「祝え、俺の誕生日」「お札は俺の顔にしろ」と叫び、知性と事実を敵に回す社会が再び訪れるとしたら──それは経済の破壊以上に、民主主義そのものの崩壊を意味するかもしれません。
知性を嘲笑い、現実をねじ曲げ、国のかたちを私物化するリーダーに、未来は託せません。
願わくば、「王様は裸だ」と、勇気をもって言える社会であり続けたいものです。たとえそれが、世界でいちばん売れているスマホの中身と同じくらい、複雑で分かりにくくても。
今の今!反知性主義者がトランプの様な頭目が現れて不満を煽り、敵を知性と見定め、集団化した恐ろしい時代に向かって居ます。1930〜1940年頃と全く同じ傾向です。おそらく分断は加速され、不満が怒りとなり争う事が世界中で始まるのでしょう。
その時、貴方の子は鉄砲を担いで戦う事を強制される時代が到来します。この時代変化は特に日本人の場合、空気変化であり反対する事は不可能でしょう。そういう空気に支配される民族性の恐ろしき民、それが日本人の持つ歴史の証明する負のDNAの本性です。
悲しみ、慟哭に暮れる時代が再来するでしょう。