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原理原則・第一原理思考が全く理解不能の日本人エリート

Cd値=0.28(一般的なSUV)と、Cd値=0.20(非常に空力性能の高いEV、例:Lucid AirやTesla Model S)を比較して、速度別に空気抵抗がエネルギーに占める割合(%)の違いを示します。

🚗 比較条件(共通):
項目      条件(共通)
車両重量 2,000 kg
正面投影面積(A)2.5 m²(一般的な中型SUV)
空気密度(ρ) 1.2 kg/m³
転がり抵抗係数(Crr)0.012(低抵抗タイヤ)

📊 空気抵抗が全体エネルギーに占める割合(%)
@速度(km/h) ACd=0.28(SUV平均)BCd=0.20(高効率EV)
@30 A10% B6%
 60  44%  32%
 90  70%  56%
 120  85%  73%
 150  92%  82%
 180  96%  89%
 210  98%  94%
 240  99.3%  97%
 270  99.8%  98.5%
 300  99.9%  99.3%

✅ 解説
A. Cd=0.28 の特徴(一般的なEV SUV)・・・・特に日本の最先端自動車の最高値
高速になればなるほど、空気抵抗が支配的になる。

90km/hで既に走行抵抗の**70%**が空気抵抗。150km/h以上では、ほとんど空気との戦い。

B. Cd=0.20 の特徴(空力特化車両)
同じ速度でも空気抵抗が小さいため、エネルギー消費における空気抵抗の占有率が低い。

特に60〜120km/hの巡航域での効率が高く、航続距離が伸びる要因に。

🔍 実車の参考Cd値(目安)
車種 Cd値
Lucid Air    0.197
Tesla Model S  0.208
HyundaiIoniq 6 0.21
Tesla Model Y 0.23〜0.24
BMW iX     0.25
BYD Atto 3(元Plus)0.28
SUV平均(日本車含む)0.28〜0.32

【トヨタ(TOYOTA)】
プリウス(5代目)     :Cd値 0.27・・・わざわざ旧型車より悪くしてる不思議
クラウン(クロスオーバー):Cd値 0.31
カローラセダン     :Cd値 0.28〜0.29
アルファード(2023年〜):Cd値 約0.33〜0.35
MIRAI          :Cd値 0.29・・・・MIRAIと名付けてこの数値には笑える!

【レクサス(LEXUS)】
RZ 450e(BEV):Cd値 0.28
ES 300h:Cd値 0.26〜0.27
LS 500h:Cd値 0.28
UX 300e:Cd値 0.31
RX 500h:Cd値 0.33

【日産(NISSAN)】
リーフ:Cd値 0.28⇒新型「リーフ」Cd値は0.25〜0.26・5年前のTesla Model Y・0.23〜0.24より劣る。
アリア:Cd値 0.29
セレナ:Cd値 0.33〜0.35
スカイライン:Cd値 0.27
ノート:Cd値 0.29〜0.30

【ホンダ(HONDA)】
シビック:Cd値 0.26〜0.28
アコード(2024年):Cd値 約0.27
フィット:Cd値 約0.31
N-BOX  :Cd値 約0.36
ZR-V  :Cd値 約0.32

【マツダ(MAZDA)】
MAZDA3セダン:Cd値 0.26
CX-5    :Cd値 0.33
CX-60    :Cd値 約0.34
MX-30(BEV):Cd値 約0.30
アテンザ(旧型):Cd値 0.28〜0.29

【スバル(SUBARU)】
レヴォーグ :Cd値 0.29
インプレッサ:Cd値 0.30
フォレスター:Cd値 0.33
ソルテラ(BEV):Cd値 約0.28

【スズキ(SUZUKI)】
スイフト(新型):Cd値 0.31
アルト     :Cd値 0.33〜0.34
ハスラー    :Cd値 約0.36
ソリオ     :Cd値 約0.34

【ダイハツ(DAIHATSU)】
タント  :Cd値 約0.36
ミライース:Cd値 約0.34
ムーヴ  :Cd値 約0.35

日本車の総括として、表示した日本の全車両の平均Cd値は 約0.308 です。これは空力的に「時代遅れ的なレベル」であり、セダン系やBEVは0.26〜0.29と少なく、ミニバン・軽ハイト車は0.33〜0.36と高め

となっており、全体としては空気抵抗を特別に抑えた環境時代の設計ではないことがうかがえます。最近のEV専業メーカー(例:テスラModel S = 0.208、中国BYDシール= 0.219など)と比べると圧倒的に不利な数値です。

備考
Cd値が低いほど空気抵抗が少なく、燃費や電費に有利です。高さのあるミニバンや軽ハイトワゴンはどうしてもCd値が高くなります。

新世代BEV(電気自動車)ではCd値を0.20台前半に抑える設計が一般的になりつつあり、中国車やテスラとの競争において、日本車のCd値設計はやや劣勢です。

🎯 結論
Cd値を 0.28 → 0.20 に下げると、中速域(60〜150km/h)でのエネルギー効率が大幅に改善。特に長距離EVや高速巡航向けのEV設計では、「Cd値の差」は航続距離に直結します。

Cd 0.2未満の空力は、まさに「航続距離をお金で買う」ための環境時代には必須の技術的投資といえます。

金優先の日本車のメインターゲットである反知性主義者に興味の無い事には日本車は殆ど留意していない設計となっている。安全も・・・殆ど特別な考慮無し!まぁ〜〜〜日本企業はあらゆる面で時代対応の”能力が無い!”この一言に尽きる!悲しき現実である。