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時給250円の新入社員がやってくる⇒やがて人間より遥かに優秀になる事は確実!

時給250円の新入社員がやってくる──人間社会、いよいよ本気で試される時代へ!中国で発売されている人型ロボットの値段と維持経費を自給に換算すると現在250円との事である。

これが今後高性能になり価格が下がる事もまた、間違いない近未来である。自給100円?なんて事になりそうである。

気がつけば、私たちは「人型ロボット量産元年」と呼ばれる2025年の玄関口に立っている。今の人型ロボットはすでにクラッシックダンスからブレイクダンスからバック宙返りまで平気でこなす。

これが何を意味するか?つまり、真面目で文句も言わず、24時間働き続ける「鉄の同僚」が、いよいよ工場やオフィスに押し寄せるということだ。もう5年以上も前にAIが普及すれば人の職業は1/2程度迄減るなんて予測が有ったが・・・どうやら甘い様である。

例えば中国・上海のロボット工場では、すでに2024年に1000体の人型ロボットを製造済み。2025年は「数千台生産」を目指すと息巻いている。ロボットマラソン大会まで開催をしている。

アメリカの強み:AIの性能と多用途対応
@ TeslaのOptimusは、自動運転技術(FSD)をロボットに応用し、高度な判断力と動作制御を実現。
A 韓国資本のBoston DynamicsのAtlasは、AIの強化学習によって「動きの洗練」を追求しています。
B Figure社のHelixは、「エンドツーエンドAI」と「ゼロサンプル一般化」によって、未経験の指示にも対応できる汎用性を獲得しています。
C たとえば「赤いブロックを棚に置く」という訓練しかしていなくても、「青いボールを箱に入れる」という新しい指示にも対応可能です。

アメリカでは、イーロン・マスク氏率いるTeslaが「Optimus」を開発中。まもなく「対話型の生成人工知能(AI)「Grok(グロック)3」搭載のOptimus Vr3が発表される」2027年には年間50万台〜100万台を生産するつもりだという。これ、冗談じゃなく本気だ。

そして何より驚くべきは、中国製の人型ロボットの「時給」だ。なんと…250円程度。あの…牛丼の玉ねぎより安いんですけど?
210万円で購入すれば、365日・24時間文句も言わずに働いてくれる。トイレにも行かないし、労基署も怖くない。しかも人間よりも正確に部品を取り付け、同じミスは2度と繰り返さない。

人間?……いや、むしろ、旧型の有機的AI(=私たち)と呼ぶべきか。

さて、この新しい産業革命。アメリカと中国が熾烈な先陣争いを繰り広げている。中国は政府主導で「第14次五カ年計画」にもロボット開発を明記。税制優遇も手厚く、「我らがロボの時代を築く!」と息巻いている。
一方アメリカは、テクノロジー企業の祭典のような状況。TeslaやFigure AIなどが、Microsoftのクラウド技術や巨額のVC資金を武器に突き進んでいる。
ちなみにFigure社のロボは「ゼロサンプル一般化」に成功しており、「初めて言われた仕事」でも即座に理解し、実行できる。──それ、入社3日目の新入社員にできたら奇跡だよね。

そしてこの熾烈なテクノロジー競争を、遠くからのんびり眺めているのが、我が国・日本である。ロボットといえばかつて「鉄腕アトム」を夢見た国だった!そして2000年のASIMO(アシモ)も日本のはずなのに、今や“AI対応FAX”の開発で胸を張るくらいのノリだ。

確かに産業用ロボットでは日本は今でもトップクラス。しかし人型ロボットという次世代の主戦場では、もはや「観戦側」に近い。これは、相当まずい。ロボットがロボットを作る時代の到来、産業用ロボットにもAIが搭載されるだろうし、産業用ロボットを人型ロボットが使いこなす時代がすぐそこ迄!到来している。

考えてみよう。いま日本の非正規雇用者の平均時給は、1000円そこそこ。それでも「人手不足が深刻だ」「若者が働かない」と嘆かれている。そこに、時給250円で無限稼働する鉄の同僚がやってくるのだ。これ、単なる人手不足の解消ではなく、「人間不要論」の始まりでは?

しかもロボットは、感情の浮き沈みもなく、SNSで職場の悪口も言わない。おまけに同じミスを繰り返さない。上司ウケも抜群──まるで「理想の部下」じゃないか。

かたや我々人間は、加齢とともに生産性が落ち、記憶もあやふやに。老眼鏡の奥から、「近ごろの若いAIは…」と愚痴をこぼす時代が来るかもしれない。

じゃあ日本は、どう立ち向かえばいいのか?

本来、日本こそが「人とロボットの共生」を真剣に考える国であるべきだった。高齢化、労働人口の減少、地方の過疎化──すべてロボットとAIによって補える可能性があった。
でも現実には、予算は縦割り、ITは後回し。ロボットよりも「手書きの書類」の保存年限の方が長い。いや、書庫の耐震化のほうがAI導入より早いかもしれない。

しかも、日本ではロボットよりも「働き方改革」の方が話題になる。だけど改革どころか「残業できる働き方」ばかりが延命されていて、どこかズレてる。

このままでは、日本は「AI最遅国」「人型ロボット最遅国」「AI自動運転最遅国」として取り残される恐れがある。かつてテレビの普及が遅れたイギリスを「放送後進国」と笑っていた時代もあったが、笑い話じゃ済まない未来が、すぐそこまで来ている。

さて──「人型ロボット時給250円」。この数字に、あなたは何を感じるだろうか?便利?脅威?それとも…うらやましい?

私たちが今すぐ始めるべきなのは、ロボットを敵と見ることではなく、「共にどう生きるか」を考えることかもしれない。それができなければ、次に工場で叱られているのは、人間の新人ではなく、あなたかもしれない。

いや…その時は、もうあなたが工場やオフィスや店舗にいないか──。