小さく(撤退)することは大きくする事の数百倍、数千倍難しい事
日本の経営者は・・「環境が全てを定義する」・・と云う原理原則を理解する事が不得手らしい。もうアメリカへの自動車の販売ではトランプ関税前でもトヨタなどは殆ど利益が出ていない状態である。トヨタの決算書から明らかな事である。以下のトヨタ決算説明会資料参照
https://global.toyota/pages/global_toyota/ir/financial-results/2025_4q_presentation_jp.pdf
アメリカ市場では、関税前でもすでに利益が出せる環境では無いのですね!利益を上げる事だけは世界一のトヨタでもアメリカで利益が出ないのですから・・他のメーカーは全くダメなのでしょう。
どうやらトランプの自動車関税25%は決定となりそうな雲行きです。
さらに中国市場では日本車は5年でシェア半減の販売低迷とBEV化で利益が全く出ない状態に陥っています。さらに、今後この状態はもっと過酷になるのでしょう。
A. アメリカ市場で日本車が直面する“高い壁”
@ トランプ前大統領の政策により、米国向けの日本車には合計27.5%の高関税が課され、日本メーカーの利益を圧迫。
A 2025年5月の対米輸出台数は3.9%減、金額ベースでは24.7%減と深刻な落ち込み。価格を下げて何とか売る状況が続いている。
B. トランプ氏の「米国第一」と自動車産業
@ トランプ氏は「自動車は米国再生の象徴」として重視し、関税引き上げを「雇用回復策」として強く推進。
A 共和党の綱領にも「自動車産業の救済」が明記されており、EV推進策を中止し、排ガス規制を緩める方針を強化。
B 輸入車締め出しの動きにより、日本との交渉は「関税撤廃」から「引き下げ交渉」へと現実路線に転換。どうやらトランプ氏はカナダでさえ切り捨てる覚悟ですから・・日本など関税で譲歩する事は無いと考えるのが妥当ですね!
C. 各メーカーの明暗と厳しい環境変化
@ 2025年5月、トヨタの米国販売は10.9%増、ホンダは6.5%増と好調。一方、スバルは10.4%減、マツダは18.6%減と苦戦。
A 駆け込み需要が一巡し、在庫調整が難航。7月以降、トヨタも販売価格を引き上げ予定で、関税コスト吸収が限界に近づく。
B 自動車本体だけでなく、部品や工作機械など関連分野にも悪影響が波及する恐れ。
D. 日本政府の動きと交渉の行方
@ 政府は「関税撤廃」ではなく「一部引き下げ」に目標を修正。年10万台・10%低関税などのモデル案を検討中。
A 米国での生産台数増や逆輸入の可能性について、国内メーカーからヒアリングを進めている。
B 米国での直接投資や、サプライチェーンの再編も交渉材料として提示されつつある。
E. 生き残りには「地産地消」+「デジタル戦略」が鍵
@ 関税リスクを避けるには、米国・インド・ASEANなど現地生産の強化が不可欠。
A さらに、SDV(ソフトウェア定義車)開発で米国IT企業との連携が重要。既存の自前主義からの脱却も求められる。
B 戦略実行には巨額の投資が必要で、単独では難しい。特に日産の再建が進まないことは課題。
F. 自動車が支える日本経済の今後
@ 自動車産業は日本の屋台骨。部品、機械、素材まで広く波及効果をもつ。
A 政府と企業が足並みをそろえて、賢く粘り強く交渉し、柔軟に戦略を変えることが、今後の日本経済にとって鍵となる。
86年前・・日本は中国(満州)からサンクコストに縛られて撤退できずに6年後には日本本土まで全土が焼け野原になり・・ボロボロに落ちぶれました。
残念ながら日本の自動車メーカーの技術ではAI時代と環境時代に向けて価値ある商品が提供出来なくなる事もすでに判明しています。・・賢い撤退、力を温存して賢い撤退と・・日本の技術でも価値が生まれる商品を新たに生み出す戦略がとても大事です。
私が私の師に教えられた言葉を思い出します。・・企業も組織も大きくする事は簡単な事である。しかし、内容が悪化した場合に・・小さくすることは大きくする事の数百倍、数千倍難しい事である。本質は価値があるか無いか・・小さくても価値を維持する事の方が遥かに賢い経営戦略であると・・教えてくれました。
そして・・私は深さの有る企業像を探求して・・すでに弊社はラボラトリーと呼ぶ方が適切な呼称です。
要は人間も組織も企業も国家も・・中身の価値・・です。日本が目指すべき国家像は100%アメリカでは無い。北欧諸国やスイスをモデルにすべきなのですね!
家創りも全く同じです!・・・私たち研究をし続けるプロからみたら・・大手ハウスメーカーの家など50点以下です。とにかく、注文住宅でも何でもない普通の量産住宅です。それにしても・・高すぎる!親の援助3000万円程度なしに普通のサラリーマンがこんなバカ高い住宅買ったら・・老後は確実に大困難となります。
日本は本当に学び薄き人間にはとてつもなく・・・過酷を強いる国となっている事を自覚してください。
「真なる学び」がとてつもなく大事なのです。何度も申し上げます。「家は何のために求めるのですか?」