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古古古米に大行列!・・・賢い人のハズ

■賢いけど滅びゆく、”世界で唯一”の奇妙な国の物語

――IQは高いけどGDPが低い、それって“利口バカ”ってことですか?――

昔々あるところに、「とても賢いのに、どんどん貧しくなる」という不思議な国がありました。
その国の名前は、そう――ニッポン。

A.主要国のデータ(PISAスコアと一人当たりGDP)
国名 PISA平均スコア(2018年) 一人当たりGDP(PPP, 2023年, USD)平均IQ(参考)
シンガポール 556          133,895            108
日本     529           50,100⇒世界28位       105⇒世界3位
韓国     519           56,700            106
中国(北京・上海など)555(都市部)  23,300 104
フィンランド 516           58,300            100
カナダ    512           65,800             99
ドイツ    500           66,100            100
米国     495           85,400             98
イギリス   502           61,800            100
フランス   493           57,600             98
タイ     419           20,100             91
ブラジル   395           17,200             87
インド   約350(推定)       9,200             82
ナイジェリア約330(推定)       6,000             69

日本国の子どもたちは、PISAテストで世界トップクラスの成績を誇り、平均IQも105と超優秀。しかし国全体としての成績表(GDP)は、成績が普通のクラスメイト(米国やドイツ、カナダ)にどんどん抜かれ、いつしかアジアの隣の席(韓国)にも追い抜かれ、「えっ、あの中国の子まで?」と気づいたときには、自分だけ机が教室の隅に追いやられていたのです。

たとえば日本人の2.6倍も稼ぐシンガポール。人口わずか600万人の都市国家が世界最強の学力と経済力を誇る背景には、国家をあげての「人材重視」と「戦略的な産業政策」があります。選挙のたびに「増税か減税か」などの小手先の議論に明け暮れる日本とは、もはや国家運営の次元が違うようです。

一方で日本では、上位1割の優秀な子どもが理系を志すと「安定した公務員か医者ね」と喜ばれ、文系なら「まあ無難に銀行か役所か…」と頷かれます。そして、起業? ベンチャー? そんなこと言おうものなら、親戚のおばさんが涙ぐんで止めにきます。

日本は1.3.5.7.9・の法則がガチガチ!1割の勝ち組⇒3割の小学生脱落組、5割の中学脱落、7割の高校脱落、9割の大学脱落・・・そして1割の上級国民⇒やがて所属村の空気で利口バカになる。

一体なぜ、こんなことになってしまったのでしょうか?

■縦割り村と「利口バカ製造機」
この国には、強力な“村”があります。名前は「縦割り村」。
ここでは、役所・業界・学会・政党・テレビ局などが、それぞれに“ムラの掟”を大事に守っています。
村人たちはとても賢いのですが、「隣のムラのことには口を出さない」「横の連携? なにそれ美味しいの?」が大原則。

たとえば、道路を掘るときには、まず水道ムラが掘り、次にガスムラが掘り、最後にNTTムラが掘り返します。合理化? 効率? そんな都会的な言葉はこの村では禁句です。

一方、そんな非効率な仕組みを「これは伝統でして」と誇らしげに説明する姿は、知性を“現状維持の言い訳”に変換する天才芸。利口すぎてバカに見える、まさに**“利口バカ”国家芸能の極致**なのです。

■「選ぶ側もアレ」問題
さらに困ったことに、この国の住人たちは、こうした構造にうすうす気づきながらも、選挙のたびに「まあ他よりマシだから」で、まったくマシじゃない政治屋さんを再選し続けるという、謎の宗教儀式を繰り返しています。

「消費税が上がって苦しい? → では自民党へ」
「物価が上がってしんどい? → とりあえず自民党へ」
「もう二度とあんな生活は嫌だ! → よし、もう一度自民党へ」
「古古古米2000円、少し匂うが安い→さすが自民党だ!」⇒でも本当は新米でも1000円は可能なのです。

もはやこれは政治ではなく“自己矛盾の儀式”。
知性というより、耐久テストに近いものがあります。

■反知性主義と“空気の神”の支配
日本の空には、「空気の神様」が住んでいます。この神はとても強く、「合理性」や「議論」や「異論」をすべて、“KY”という名の雷で撃ち落とします。

「この政策おかしくないですか?」→「空気読めよ」
「この予算、無駄じゃない?」→「波風立てるな」
「こんなことで未来は大丈夫ですか?」→「大丈夫じゃないけど言うな」

こうして、PISAスコアで世界トップクラスの頭脳たちは、「間違いを見抜く力」を育てても、それを使って間違いを正すと怒られる社会に暮らしているのです。

■もはや“成長”はマナー違反?
高度経済成長期、日本は世界を驚かせる勢いで豊かになりました。でも今はちがいます。成長という言葉を口にすると、「あの時代は終わった」「身の丈に合った暮らしを」などと、成長を“下品な欲望”のように扱う謎の道徳観が主流に。

その結果、挑戦する人より、空気を読む人。リスクを取るより、足並みをそろえる人。
つまり、“なんとなく無難”な人が生き残る国になってしまったのです。

■それでも私たちは、目を覚ませるか?
確かに日本には、まだポテンシャルがありましたが、先送りに次ぐ先送りで最近怪しくなって来ました。
・学力は世界トップクラス⇒特に上級層の劣化が激しい、世界トップ100大学には東大28位と京大50位
・生活インフラは安定・・⇒道路陥没や水道管破壊が多発
・治安もいい・・・・・・⇒闇バイト多発
・寿司もうまい・・・・・⇒美味しいネタは全部インバウンド外国人用・日本人の殆どは回転ずし輸入ネタ

つまり、「素材」は一流だったがぁ〜。でも、「レシピ」が昭和のまま+添加物まみれ。最新の食材を買い集めておいて、レシピが「味の素と醤油だけ+添加物まみれ」では、そりゃ世界には勝てません。

■最後に一つ、問いかけを
もしもあなたが世界一の頭脳を持っていて、それを“波風立てないため”に使っているとしたら――それって、本当に賢い生き方でしょうか?

この国が滅びゆくなら、それは外からの侵略でも、資源の枯渇でもなく、自分たちの「利口なふり」と「選ばない癖」と「空気に従う知性」「悪を温存するド性悪」のせいかもしれません。

でも逆に言えば、この空気を変えることができたら、この眠れる知性を「挑戦のため」に使うことができたら――この国はきっと、もう一度世界を驚かせることができる。でも80前に日本中が焼け野原になっても帰られなかった過去があるから・・

”空気を変えられる”…かもしれません。いや、もしかしたら、ちょっとだけ、たぶん、おそらく。極少賢者のみの希望と云う事で・・当然貴方は賢者ですよね!?