AI進化に最適なビジネスモデルと・・それ以外
最新のクルマの1馬力当たり3万円前後(従来メーカー)と1馬力当たり1万円以下(New Economy Manufacturer)の差はどこから生まれるのか?それはビジネスモデルが全く違う事から生まれる。
以下の3つのメーカーの下請け迄含めてのゼロから製品完成までの自動化率(ロボット化率)を人工知能に詳細に調べさせて膨大な検証を行い・・要点を4行にまとめてみた。
メーカー 想定内製率 工場自動化率 全体自動化率(推定)
トヨタ 約35% 約45% 約25〜30%・・・・下請けへのコストカット要求は苛烈
テスラ 約65% 約75% 約50〜60%・・・・ハードよりソフト化へ完全移行
BYD 約80% 約80% 約60〜70%・・・・下請けへのコストカット要求は低位
この上記4行の意味が貴方に判るであろうか?・・ビジネスモデルの根本的な違いである。これはカイゼンなどと云う幼稚で低レベルな変革ではとても、その差はAI進化と共にさらに拡大しカバーなど不可能である。
当然、下請けはティア1〜ティア5なんて階層であり、下へ行けば行くほど自動化率など低いし、生産設備も非効率なモノしか使っていない事は明白な事である。日本では自動車産業関連で働く人が558万人との事だが、全8社の正社員数は344,191人(約6.17%)である。
日本の自動車産業 従業員約558万人の構造的内訳(推定)
層の分類内容 推定人数(人) 割合(%)
メーカー 8社の正社員(連結) 約34万人 約6.1%
ティア1 (デンソー、アイシン等)約80〜100万人 約15〜18%
ティア2 (機械加工、電子部品等)約120〜140万人 約22〜25%
ティア3 中小部品製造業など 約100〜120万人 約18〜21%
ティア4 部品表面処理など 約60〜80万人 約11〜14%
ティア5部材納入業者、清掃・物流 約60〜80万人 約11〜14%
合計 約558万人 100%
日産が経営難で約2万人をリストラするとの事だが、その下位下請け迄含めると32.4万人がリストラされる事を意味している。
そして大問題は時代はAI化⇒AGI(2027年頃〜)⇒ASI(2028年頃〜)は確実であり、このビジネスモデルの差が致命的な優劣を決定してしまう事である。内製率の高い企業は当然だがAGI以上の頭脳を持つヒューマノイド等のロボット化が簡単に出来てしまう。
しかし、多重下請けモデルの日本やドイツやアメリカのオールドエコノミー企業はどうなるのだろうか?この時代遅れの多重階層ビジネスモデルって・・今大問題の日本の米問題、農家(ティア4〜5)の大疲弊問題に共通すると思いませんか?・・農家は7〜8階層だからもっと過酷かもね!
まだ、アメリカは簡単に社員の首切りが出来るのでAI時代への対応力はあるが、ドイツや日本の様に簡単に社員の首切りが出来ない法律を持つ国では・・・AI対応はとてつもなく不利である。
以下の歴史を見て・・ボンボン君が大きな間違いをした、それは変化の為の”時”を失ったと云う恐ろしく時代認識の間違いをした・・かけがえのない・・”時”・・を失った愚かすぎる決断をした事である。
2010年5月:トヨタがテスラに約5,000万ドル(約3.15%)投資、電気SUV「RAV4 EV」の共同開発契約
2012年 RAV4 EVは一部で販売が開始、共同開発は低調事実上の共同プロジェクト停止。
2016年末〜2017年トヨタはテスラ株売却、2017年6月5日に完全処分、公式にパートナー関係を終結と発表
テスラのビジネスモデルを学びさえすればよかったのに、テスラをバカにして9年〜以上の時の利益(ビジネスモデルを時代に合わせる”時”)を失った愚かすぎるボンボン菌蔓延の恐ろしさである。
原理原則⇒如何なる組織も内部から自己崩壊を始める!・・・優秀な人から逃げ出す!残るは茶坊主とヒラメ社員ダケ!
AI化⇒AGI(2027年頃〜)⇒ASI(2028年頃〜)は確実であり、今後時が経てば、旧来ビジネスモデル企業は一気に自己崩壊が始まる可能性が有り得る。
なんにしても後3〜5年程度で・・上記の言説の正否が判明するのだろう。
追記:本日の日本経済新聞7面中央のBYDの記事と上記ブログを比較して見て欲しい!どちらがプロか?直ぐに判明する。