夢は確実に覚める!カードの裏側を見よ!チャンスあり
「不可能はない」と信じた国の、未来という名の絶望
「予の辞書に不可能という言葉はない」と言い放ったナポレオン。その姿勢は、歴史に残る偉業と…いくつもの敗北を生んだ。全能感に酔った天才が、なぜか最後に迷い込む“落とし穴”。それは時代を越えて繰り返される人類の定番メニューらしい。
そして現代のナポレオン、テスラのイーロン・マスク氏も、どうやらその落とし穴に片足を突っ込んだようである。AI、火星、地下交通網、そしてロボタクシー――そのすべてを「できる」と言い続けてきた彼の野望は、ここに来て少しずつほころびを見せ始めている。
テスラの販売台数は欧米で伸び悩み、中国ではBYDやシャオミといった地場ブランドに押され気味。バッテリー性能ではもはや追いつけず、かろうじて電費性能で生き残っている状態だ。自動運転においても、中国勢の猛追が始まっている。
だが、日本はそのテスラからさえ、さらに3周遅れという悲劇的な現実にいる。
本日、日本の大手経済紙に「政府主導で8大自動車メーカーがAI・SDV(ソフトウェア定義車両)化へ」という記事が掲載された。なんとも頼もしい響き…のはずが、最大メーカーの姿勢は「やる気ゼロ、金はある、でも投資はしない」という“ボンボン菌”に感染中。未来に向けた改革? それって美味しいんですか?
要するに、既得権とサプライチェーンという名の昭和遺産を守るために、変化を恐れて固まってしまったゾンビたちの集団。それが今の日本の大企業だ。改革は「検討中」、現場は「様子見」、国民は「置き去り」である。
一方でマスク氏は2025年6月、アメリカ・テキサス州オースティンで自動運転タクシーの試験運行を開始すると宣言。10台から始め、数ヶ月で1000台、2026年末には一気に100万台の無人ロボタクシーを走らせると息巻いている。既存のテスラ車もレベル4相当のGPUを搭載していればアップデートでロボタクシー化できるというのだから、まるでスマホのOSアップデートのような話だ。
まさかの未来が、彼にとっては「できる」前提で語られる。一方の日本はどうか? 「全固体電池は2028年に実用化」「自動運転は2030年代に」…って、誰かタイムマシン貸してくれませんかね?
この国では、行政も企業も「出る杭は抜かれたあげく研磨されて捨てられる」。変革より調和、効率より前例、リスクより責任回避。こんな土壌でAI時代のレースを走ろうというのは、草履でF1に出場するようなものである。
2025年末――AI技術はエマージェントアビリティと呼ばれる「いきなりの劇変進化」を始め、指数関数的な変化の時代に突入する。人間が意図していない能力がAIに“自然発生”する。進化ではなく“変異”に近い。もはや従来の知識や経験は通用せず、対応できるかどうかは「柔軟性」と「速度」にかかっている。
そのとき、最も遅れたAI後進国、日本に何が起こるのか?
・人間がつくる書類をAIが審査し
・人間が手書きする申請書をAIが自動で却下し
・FAXが止まらぬ中で、世界は無人ロボタクシーで移動している
…そんな未来が冗談に聞こえないのが、今のこの国の悲しさだ。
我々は“技術立国”だったはずだ。けれど今、立っているのは過去の栄光の上で、未来を見失った老人のような日本だ。体力はある、金もまだある、でも行き先がわからない。
少なくとも2026年末頃迄には世界のAIビークル産業の優勝劣敗が判明しそうな予感がする。その勝ち組に日本のメーカーは当然1社も入る事は出来ない事は今でも判断可能であるが・・
それでも「まだ間に合う」と言いたいがぁ〜・・。でも、それにはまず、自分たちがどれだけ遅れているかを自覚すること。プライドではなく危機感が、これからの日本に最も必要な資源だがぁ〜竜宮城で夢見る夢夫の浦島太郎君では心配である。
いまの日本の辞書に、必要なのは「変化」という言葉だ。
「不可能はない」と言う前に、「このままでは終わる」と気づく勇気が、未来への第一歩になるのだから。
その気付きは日本のあらゆる組織、あらゆる人に共通する大問題でもある。貴方は大丈夫AI時代に生き残れますかぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ふぅ〜